いきなり休みが取れたので、はやぶーさん誘って富士カートコースを走ってきた訳ですが。
薄曇り模様のお天気だったけど、まぁまぁ暑かった訳で、それでもそよ風吹けば標高が高めな事もあって気持ち良いんだが。
時折顔を出す太陽が照りつける陽射しはやっぱり走る気力を奪う訳で。
でも今日はGSX-Rが他に2台も居たのが嬉しい誤算で、同じくGSX-Rのトリトンブルーを駆るライダーさんにお声を掛けて頂いたんですが、なんと私のこのつたないブログを観て下さってる様で、感謝と恥ずかしさを覚えると同時に
「こりゃ転倒しようものなら恥ずかし過ぎてブログを打ち切りせなあかんな」
とも思った訳ですが。
僭越ながら40歳目前のオッサンが散財しまくって、あーでもないこーでもない的なGSX-Rネタが少しでも参考になれば幸いで御座います。
さて、今回はある物のテストだったんですが。
先ず↓
Frando ラジアルポンプマスター ポンプ径15mm
実はクラッチ側のマスターなんだけど、Frandoマスターは反転させればブレーキクラッチ共に使えるという優れもの。
Amazonでクラッチ側が約半額の9000円だったから、迷わず即買い。
横置き純正マスターでSBSのレース用ブレーキパッドだと、何せコントロールしにくいったらありゃしない。
レバーの握り始めから握りMAX迄の握り具合を数値化すると、0からいきなり100といった具合。
分かりやすく言えば、握った初期から殆どMAX近く効き始めて、奥まで握ってちょっとだけ制動力が上乗せする程度。
「これ、いつか握り転けすんじゃねーか?」と私は思った訳で、だったらラジポンしかねーだろ。
と導入したけれど、これが大正解。
以前にR25で使ったニッシンのラジポンより高級感あって、タンクも小さくて、何よりラジポン特有の握った分だけ効くという実感はニッシンよりFrandoの方が上だと思う。
とにかくコントロールしやすくてローターを右手で掴んでるかの様な感覚が充分に伝わって来る。
定価で買っても15000円程度だから、仮に車輌を変えてまたラジポン必要になったらFrando買うと思う。
それぐらいコスパが素晴らしい。
あと一点はこれ↓
RCB(レーシングボーイ)バックステップ。
正確なデータが無いから無責任な事言えないけど、恐らくベビーフェイスのステップのポジションに近いぐらいのup及びback量だと思う。
アジア産だから、色々言いたい事はあるけれど値段が驚きの14000円程。
決して文句は言っちゃいけない値段設定だと思うんだよねww
作りも悪くないし、質感もまあまあ。
と云うか、ステップやプレートの厚みが結構あって剛性感半端ない。(後にこの鬼の様な剛性感が悲劇をもたらす事を朝の時点で思っても見なかった。。)
ステップの肝心のインプレとしては、やはり理想のポジションになったお陰でバンクし易く、それに伴って上半身も落としやすくなった。
やっぱりポジションは大事ね。
ただ、タイムはそれに比例するとは限らず。
ベストのコンマ3落ちの結果に。。
でも、暑い夏に伴う集中力の欠如に車体のパワーダウン、路面温度の上昇。
ナイトロンのサスからノーマルサスに変更。
リアタイヤがスパコルからα13に変更。
以上を鑑みれば、妥当と自分は思ってる訳ですがどうなんでしょうね?
まぁ、乗ってて楽しかったからタイムは全く気にしてません。
で、例の悲劇の話なんだけど。
2本目を走ってる最中に、白のGSX-R125の方をパスしてその方をちょっと引っ張ってあげようと思った矢先、後ろで転倒されてたんですよね。
幸いお怪我は無かった様でピットに戻られてたので、自分はそのまま走行した後にピットに戻り、様子を見に行ったら「ブレーキレバーが逝ってしまった」と仰ってたので、余りの使う予定のないブレーキレバーがあったので差し上げに行ったんですわ。
そのまましばし談笑してたら、一人の方が「あれ?何か倒れてる!」と言うので「ん?」と振り向くと
「オレノGSX-Rタオレテル。。」
もうそれは死んだように綺麗に右に倒れてまして。。
すぐそばに居たはやぶーさんですら、倒れた音に気付かなかったぐらいそっと倒れやがった様で。。
慌てて向かうと、お隣のライダーさん達が起こしてくれまして。
すかさずダメージチェックをしたんですが、サイドカウルは無傷。
ブレーキレバー先端に小傷とステップ先端に若干の削れぐらいで幸い超軽症。
原因は簡易ステップだけで自立させてたのがいけなかった。。
しかも少し立ち気味の姿勢だった事もあり、そこに「静岡には時折意味不明な突風が吹く」(冒頭にお話したトリトンブルーのGSX-Rライダーさんの談)の御言葉通り、時たま吹く意味不明な突風が悪さをして倒れた模様。
まぁ仕方ないね。と直ぐに諦めたんだけどウォーマー巻こうとしたらリアタイヤがピクリとも回らない。。
あれ?ギア入ってる?と思うもニュートラルランプが光ってるから、ギアは入ってない。。
ん??とリアブレーキを手で押すと微動だにしない。
は??と焦ってステップをよく見ると、内側にひん曲がってる。
しかもステップじゃなく、ステップの受け側である車体側のフレームが曲がっとる!
そう!ステップの剛性が強すぎて、ステップに負けて車体のフレームが曲がってしまったのだ!!
テンパってたから写真撮るどころじゃ無かったけど、はやぶーさんに手伝って貰ったり部品貰ったりしながら何とか応急措置出来た。。(汗)
いや、マジでシャレならん。。
立ちゴケレベルでこのダメージなら、実際に走行で転倒したらどうなる事か。。
考えただけで恐ろしい。。
でも、今更前のステップに戻すのもシャクなのでこのまま逝くけどね(汗)