
だいぶ時間をかけてしまいましたが、このほどヘッドレストの交換が完了しましたので、その結果をご報告いたします。
まず最初に説明しなければならないのは、このヘッドレストはイグニス専用のものではないということです。
当然ながら専用設計ではありませんので、多少の不具合はあります。
それは頭の当たる位置が予想とは違っていたことです。
穴あき形状のヘッドレストですと、穴の中央部に後頭部が収まるイメージですが、実際にはヘッドレスト上部に頭が当たります。
シャフトと枕がななめに取り付けられているため、どうしても枕上部が後頭部に当たります。
実際には上の写真のようになります。
通常の運転中は枕に頭が当たることもなく、普通に運転できますが、イメージしていた穴の中央に後頭部という状態にはなりませんでした。
どうにか穴の中央に後頭部がくるように調整しようとしたのですが・・・
シート背もたれから、かなり高い位置に取り付けることになります。
ステンレスパイプを長めにすることで実現は可能ですが、デザイン的にアンバランスになります。
繰り返しになりますが、運転中にヘッドレストが頭に当たることはありませんので、多少の違和感はあっても問題ない範囲として、低い位置に設置しました。
次に当初の目的である左後方の視界についてです。
これは期待したほどではなかったものの、かなり改善されました。
この程度かと思われるかもしれませんが、自転車の接近確認や、右車線から左車線へ入る際の確認など、サイドミラーでも死角になる部分が見えるようになりました。
それとわずかな効果ではありますが、ルームライトによる後部座席を照らす際の障害物が少なくなり、後部座席が少しだけ明るくなりました。
スマホのカメラで暗い所を撮るとこうなってしまいますが、ドアハンドル右上の少し白くなっている部分はヘッドレストの穴から光が抜けた部分です。
その他にも枕が低くなった分、後部座席は若干明るくなりました。
さて、失敗した色の選択についてですが、どれほど差が出たか確認するため、今までのヘッドレストと並べて撮影したら・・・
あれ・・・大差ない!
これなら失敗のうちに入らないかな・・・と、自分に言い聞かせています。
ここまでヘッドレストの交換についていろいろと書いてまいりましたが、最後に重要な説明をさせていただきます。
現在ヘッドレストが大型化したのは、現行の保安基準に適合させるためで、今までの小型のものでは車検でひっかかるそうです。
そのため現行のヘッドレストは大事に保管しますが、今回のヘッドレスト交換は、厳密に言えば違法改造になってしまいます。
そういうわけで、今回ここに書いたことは㊙です。
内緒にしといてくださいね。
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Posted at
2018/02/07 16:09:40