
年末の合間に、Raspberry piを扱ってみる。
やりたいことはRaspberry piに制御スイッチや表示を付けること。しかしシェルスクリプトとかだといまいち美しくないので、Raspbeery piでは標準らしいPythonを使うのがよいだろう。
Pythonはスクリプト言語ですが、今風にオブジェクト指向言語でもあるわけで。
○ GPIOライブラリのインストール
他のWEB情報を参照して、
pi@volumio:~$ sudo vi /etc/apt/sources.list
で、
deb http://archive.raspberrypi.org/debian/ wheezy main
を追加する
pi@volumio:~$ sudo apt-get update
pi@volumio:~$ sudo apt-get -y install python-rpi.gpio
これでPython用のGPIOライブラリがインストールされます
○ GPIOライブラリの版数確認
pi@volumio:~$ sudo python
Python 2.7.8 (default, Sep 15 2014, 08:50:29)
[GCC 4.9.1] on linux2
Type "help", "copyright", "credits" or "license" for more information.
>>> import RPi.GPIO as g
>>> g.VERSION
'0.5.8'
>>>quit()
○ GPIOライブラリを使って設定する
- ピンの参照方法の指定
・Broadcomチップの信号名で設定モードに、もう一つの設定方法はBOARDパラメタを使う方法でコネクタのピン番号ですね
信号名で設定して置いたほうが、将来の互換性が保てそうです
>>> g.setmode(g.BCM)
- ピンの入出力モード設定
対象は汎用ピンのチャネル21を設定してみる
初期値は0V(テスターで測定、以下同様)のようである
>>> g.setup(21, g.OUT)
__main__:1: RunimeWarning: This channel is already in use, Continuing anyway. Use GPIO.setwarning(False)
が出たので、
>>> g.setwarning(False)
の後で、
>>> g.setup(21, g.OUT)
○ 出力値を設定
>>> g.output(21, True)
で、3.29V
>>> g.output(21, False)
で0V出力です
以上、最も基本的な設定ですが、千里の道も一歩からといいますから。
あとは普通にコードが記述できそうでスクリプトファイルをrc.localの起動スクリプトの最後に呼び出してやればよいでしょう。プログラムコードの前にはおまじない必要ですが。
やりたいことはREADYランプ表示とシャットダウンスイッチ機能です。リセット処理はハード処理なのでスクリプトは不要です。
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Posted at
2014/12/18 20:13:51