
そろそろ、5年使っている音楽サーバー(初代ラズパイB+ + Volumio)のアップデートをしておくことに。ハードはより低消費電力なラズパイゼロとDACの特性的に優位なallo製(オーディオ用クロックはシステムクロックではなく専用の音楽処理用クロック:マスターモードを持つタイプ)と組み合わせ。
<購入>
ネットでシステム(Volumio2)を焼き込んだSDカード含めたセット(ラズパイゼロ、alloDAC、volumio2書き込み済みSDカード、100〜200V対応ACアダプタ、ケース)で販売していたので、海外ネット通販で購入。オーダー後、およそ2週間で国際郵便で到着、課税対象外(商品と輸送費でおよそ1.66万円以下が目安で今回は$130ぐらい)の個人購入なので徴税はなし、エリパは税金取られた時あるけど。ACアダプタに海外エリア用の変換電源プラグ(2個)まで付属してたけど、これを使うことはないだろう。
到着時の様子は、
① DACとラズパイゼロのスペーサ留めてるネジが一個外れて、ケース内でコロコロ言ってる
② SDカードコネクタのシェルがケースに干渉し、パターン剥離して浮いている。その結果SDカードのコンタクトがコンタクトバネ圧で押されて浮き上がり、コンタクトが期待できない状態で、電源入れても立ち上がらない。コンタクト接圧の問題なので、指で抑えると立ち上がったので、シェルを洗濯バサミで抑えて起動させた。
まるで、ロータス並みの品質。
マニュアルは一切なしで、WEBがマニュアルだと言っている。
セットアップは初期状態ではVolumio2がHotSpotモードで立ち上がるので、そこにつないでWifi接続設定するとそのあとは同じWifi内のデバイスから設定できる。初代と違って、今時は普通にWifi搭載。初代の時はWifiドングル使い物にならず結局有線LAN接続してたけど。
消費電力はシステムで2ワット以下だから、ケースに収めても冷却考えなくとも良いから、オーディオ機器として優秀。
<ラズパイゼロ破損>
設定、動作確認終わったのでケースに入れようとしたけど、ケースとそもそも干渉している、間違いなく設計不良だよこれは。で、ケース内側のリブ削って納めたけど立ち上がらなくなった。
ラズパイゼロの基板をルーペで観察すると、miniHDMIコネクタ近くのCAPが破損して、CAP本体が割れて浮いた状態。
どこかと干渉する場所でもないので、最初からだったのかもしれないけど。部品の仕様もわからないし、そもそも0603サイズだとハンドリングできないので、代わりのラズパイゼロ購入。出荷元にクレームしてもやり取りの方が高くつくから自分でリカバリー。
<代替ラズパイゼロ>
国内ネット通販で購入。GPIOコネクタ有りと、無し二種類購入、一個は予備機か他の工作に使うかな。GPIOコネクタ無しはハンマーヘッダーを(要するに圧入してピンのバネ性で接圧確保するタイプのコネクタ、半田付けより素性良いと思う)、圧入ジグ(ラズパイ基盤にストレス与えないような構造)使ってハンマーでトントンとする。
<印象>
非常にコンパクト、SSDケースに完全に隠れるサイズ。
新旧比較。
車内にモバイルWifiルーター積んどけば、車用でも使えるだろう、先人もいると思う。暗電流と考えると、常時電源オンは無理そうだし、環境(温湿度)も問題だけど。検索すると先人はいるようだけど。
ラズパイゼロは初代ラズパイとメモリサイズは同じ512KBだけど、WEBラジオ再生時のCPUリソースは1/3ぐらい。CPUは同じはずなんだけどね。CPUは40nmルールと、おそらく数世代前の減価償却終わった設備使って安く作るビジネスモデルだね。とは言っても40nmでも、今話題のコロナウイルスの半分以下の配線ルール。
初代ラズパイ
ラズパイゼロ
Volumio2のブラウザデザインは洗練されたので、ブラウザベースの操作で問題はない。リブートしても、PlayQueueが保存されているのは地味に便利だし、そのほかにも沢山改善項目あるな。
フリーではない音楽配信、例えばSpotify、は有償ユーザーじゃないと使えないみたいだね。
<インジケータ>
・ラズパイゼロ:システムアクティブ表示
・alloDAC:電源表示、再生中表示
どちらもケース入れると見えなくなるんだけど。
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Posted at
2020/01/30 16:52:03