いよいよ次は自作アプリを実機で動かす手順になります。
その後AppStoreへの申請となります。
まずはDeveloperのmembercenterへログインします。
https://developer.apple.com/membercenter/index.action
1.デバイスの登録
実機で動作確認するiPhoneを登録します。最大で100個登録できるようですが
NDA契約(機密保持)をきっちりと結ぶ事を約束させられます。
iOS Provisioning Portalに入ります。
https://developer.apple.com/ios/manage/overview/index.action
左のメニューにDevicesを選んで出て来たメニューのManageタブからAdd Devicesで
登録します。
deviceの名前は自分が分かりやすいように付けましょう。私はiPhone4にしました。
idの確認はXcodeのOrganizerで確認できます。(40桁の英数文字)
2.証明書作成
開発用(実機確認)と公開用(App申請)がありますのでここを冷静に作成して
登録する必要があります。(私はかなりはまってしまいました (>_<))
なおこの作業は1回だけ行えば次からは不要です。
1)証明書の作成
お使いのmacのキーチェーンアクセスを立ち上げます。
キーチェーンアクセスメニューの証明書アシスタント→認証局に証明書を要求します。
ユーザのメールアドレスはmembercenterにログインするメルアドにします。
通称は任意なので自分の名前を入れました。
CAメールアドレスは不要
ディスクに保存をチェック
鍵ペア情報を指定をチェック
で続けて鍵を任意のフォルダへ保存します。
名前は開発用って分かるように頭にdev-を付けて
dev-CertificateSigningRequest.certSigningRequest
にしました。(なくても大丈夫だと思います。)
同じ手順で公開用も作成しておきます。やり方は同じで名前はdis-を付けて
dis-CertificateSigningRequest.certSigningRequest
にしました。
2)証明書のインストール
http://developer.apple.com/ios/manage/certificates/team/index.action
iOS Provisioning Portalの左側のメニューでCertificateを選択肢まずは開発用の証明書を
登録します。
Requestボタンを押してdev-CertificateSigningRequest.certSigningRequestファイルを選択して
アップロードします。一旦他のtabを開くとかした後に戻るとissedになっているはずです。
Downloadボタンを押してios_development.cerを保存してダブルクリックすると登録されます。
下の段にあるAppleWWDRCAもダウンロードして登録します。
次に公開用の証明書を登録します。
今度はDisributionタブで同じような作業をします。
Requestボタンを押してdis-CertificateSigningRequest.certSigningRequestファイルを選択して
アップロードします。一旦他のtabを開くとかした後に戻るとissedになっているはずです。
Downloadボタンを押してios_distribution.cerを保存してダブルクリックすると登録されます。
3.App IDsの登録
http://developer.apple.com/ios/manage/bundles/index.action
ここから慎重に作業しないと後ではまります (>_<)
App IDsを選択します。
AppごとにひとつのIdを作成するのでどんどんとゴミがたまります。
右上にあるNew App IDを押します。
Descriptionは自分で分かりやすいようにするラベルです。
アプリの名前にすることをお勧めします。
アプリのXcodeのプロジェクトファイル名がFuel.xcodeprojだとFuelにします。
Bundle Seed IDはGenerate Newを選択します。
そして最も重要なのは Bundle Identifierです。
申請するAppのIDになります。
個人で申請する場合には自分のID+App名をおすすめしておきます。
例えばhyperiwan.Fuelにします。
ドメインをお持ちの方はcom.apple.itunesconnect.Fuelみたいな感じにします。
XcodeのBundle Identiferと同じにしないとなりませんので.{プロジェクト名}を意識してください。
4.Provijoningの登録
https://developer.apple.com/ios/manage/provisioningprofiles/index.action
実機確認にはDevelopment、公開にはDistributionが必要です。
New profileをクリックして作成します。
Profile Nameには自分が分かりやすい名前をつけます。
Fuel.xcodeprojの場合はdev_Fuelかな?!
Certificatesは開発用の証明書を選択します。
APP IDは上記のAPP ID登録で登録したものを選択します。
Devicesは登録したiPhone/iPadなどのデバイスを選択します。
submitするとプロビジョニングファイルがDownloadできるようになります。
dev_Feel.mobileprovisionといった名前になるかと思います。
公開用も同様に作成、downloadします。
https://developer.apple.com/ios/manage/provisioningprofiles/viewDistributionProfiles.action
New profileをクリックして作成します。
Distribution MethodはApp Storeを選択します。
Profile Nameには自分が分かりやすい名前をつけます。
Fuel.xcodeprojの場合はdis_Fuelかな?!
Distribution Certificateは表示内容を確認します。
APP IDは上記のAPP ID登録で登録したものを選択します。
submitするとプロビジョニングファイルがDownloadできるようになります。
dis_Feel.mobileprovisionといった名前になるかと思います。
これらのdev_Feel.mobileprovisionやdis_Feel.mobileprovisionをダブルクリックすると
XcodeにProvisioningファイルが登録されて実機確認が可能になります。
公開もできるようになるはずです。
しかし公開する手順はまだまだ先が長いです (>_<)
今日はここまでにします。
続きはまた後日 (^з^)-☆!!