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2020年10月28日

300000km達成と、初エンジンオーバーホール その① 準備編(後日詳細に追記予定)

300000km達成と、初エンジンオーバーホール その① 準備編(後日詳細に追記予定)  
 
2020(令和2)年 9月 6日
我が車コンテ号は30万kmを達成。

新車購入から10年2ヶ月での30万km達成で、
達成場所は岡山県倉敷市内でした。





いつもならこれまで行ったところの風光明媚な写真をまとめて掲載するのですが、これは全く準備できていないので後日ということで、現在取り組んでいる我が人生初となるエンジンオーバーホールを取り上げたいと思います。

ただ現在作業進行中のため時間が取れず詳しくは書き込めないので、今は簡単に写真を掲載するだけにとどめ、後日になりますが撮影写真はRAW現像をし直し、文面も詳細に書き直したいと思います。



       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



オーバーホールに先立ち、日中の半日を使って先に交換したものがこれ、吸排気カムシャフト2本。
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赤矢印で示しているところ、緩和曲線が描かれているところが、見て分かるか分からないほどなのだが山折れ状態に摩耗していましたので、これは直しようが無く新品交換。まあ30万kmも走り、しかもカムシャフトにとって最も厳しいアイドリング状態が多かったのだから仕方ないところでしょうか。




  我が車に適合したKFシリンダーブロック、
      代替新11401-B2260

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10年も経てば当時のブロックは無く、当然品番変更されていました。またKFのアルミブロック(ライナー部分は鉄メッキ?)は意外と軽くて、12kgも無かったです。

ディーラーでの修理なら工賃が安く済む、組み立ての必要が無いショートブロックでの交換が多いようです。





   KF-DETの我が車に適合したピストンキット、
      04005-091B2 3本のセット品です。
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ピストンリングは今は無きリケンのリングが使われていました。3年ほど前の製造だったようで倉庫に眠っていたようです。





  そのほかに用意した主な純正部品類たち。
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このドライブプレートは、30万kmもの走行で歯が摩耗気味なのと、雪国へ行った際の融雪剤でかなり腐食しており、破損したり割れたりすると交換するにはCVTかエンジンを脱着しなければならず大変面倒なので、腰下更新に合わせてボルトも含めて丸ごと交換しておきます。

ドライブプレート部の融雪剤侵入防止の雪国対策は後日にて。





あとは大切なメタル類。
ヘッドもバラすのでスプリングシートやらスプリング。フルガスケットキットも。

ただしこのフルガスケットキットですが、不親切にも水温センサーの銅ワッシャーだけはなぜか挿入されてませんので、別途用意しなければなりませんでした。
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次にオーバーホールに必要な主な工具類たち。
ヘッドボルトの脱着に必要なダイハツ車専用のヘッドボルトレンチ、KTC製HBD35-8

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ピストン挿入に使う樹脂製のピストンスライダー。
TRY・BOXさんで造ってもらいました。こちらは表側。
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こちらは裏側になります。
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         これは演技撮影ですが、このように挿入します。
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プラケースとかは撮影してませんが、用意したものを寄せ集めればこんな感じです。コンプレッサーの代わりにスプレー式エアゾールを6本ほど、ビンに入っているのは灯油です。すり合わせ後の圧縮漏れがないかを確認するのに使います。
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初めてのエンジンオーバーホールなので、ほぼ何も揃っていなくて一からそろえなければならずけっこう手間暇を食いました。すでに何度も述べてますが普通ならリビルトではなく、純正のエンジンを丸ごと交換したほうが費用も手間暇もかからず、組み付けミスも起こらずこちらのほうが良かったです。でももう後の祭りですが。

まあ私の勉強と、知力と気力の向上にはなるでしょうけれども。


                                     つづく
  






ブログ一覧 | 車/コンテ/メカ 車検・整備 | クルマ
Posted at 2020/10/29 00:29:41

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この記事へのコメント

2020年10月29日 8:53
こんにちは^^

ピストントップ、綺麗ですね♪
カクシカおじさんさんの乗り方がいいのでしょうね
乗り方次第ではOH無しでも38万km到達できそう!

うちのムーヴはやっと15万km到達しましたが運転者の父がアクセル開けない運転ばかりしてるのでカーボンびっしりな予感がします^^;
来年には自分の車になると思うので機会があればカメラ買ってきてプラグホールから中をのぞいてみたいと思います。

今後のブログも楽しみにしております。
コメントへの返答
2020年10月29日 10:00
おはようございます。

事の発端はKFエンジンでよくトラブっていたピストンからのカタカタ音ですが、今年2020年4月頃各部に塗られている液体ガスケットの劣化が原因で、わずかにオイル漏れするようになり、

当整備手帳ですでに取り上げましたが、エンジン背面にあるベンチレーションバッフルプレートにはじまり、オイルパン、果てはタイミングチェーンカバーまで液ガスを塗り直して、やっとオイル漏れは完治しました。

たぶんこのままであと8万kmほどならいけるのではないかと安堵していたところ、タイミングチェーンカバーまで開けて直したのに、その後に冷間始動時に、僅かな間だけピストンからカタカタと音がするように。



これ過去に保証修理が多発した初期KFエンジンの持病でしたが、我が車は中期のエンジンに当たりますが、どうやらピストンリングの張力が落ちてきているようで(メタルの劣化も考えられますが)、

まあエンジン回転が高い軽自動車で30万kmも走れば、4気筒の普通車なら40万kmにも相当するということで、

しかもアイドリング音は異音はないものの、かなり大きくなりうるさいので、ピストンリングが完全に劣化する前に、面倒な腰下を交換してしまおうとのことです。

今日これからピストンを抜きクランク室を開けるのですが、親メタルと子メタルがどれだけ劣化しているのか見て撮影しておきます。夜にでも追記しておきます。



あとリヤーオイルシール(ミッション側)のリテーナーに塗られている液体ガスケットだけは、CVTと分離しないとできないので、半年前の整備時ではここだけ塗り直すことが出来ず、エンジンオイル漏れの一抹の不安要素として残っています。

この整備に失敗すれば中古&新品エンジンに載せ替えか、再修理するか、廃車になる危険性を伴うので、設備の乏しい青空整備なので慎重に作業しますが(再修理に備え予備のメタルガスケットとヘッドボルトは買っておきました)、

素人整備をやって吉と出るか凶と出るか、これから朝食を食べてから頑張ります。
2020年10月29日 9:54
こんにちは。
私には全く無理な作業ですが、
何故か、わくわくしてしまいます(笑)
それにしても普段のメンテのせいでしょうが
綺麗なものですね・・・
以前、ミラターボのOHをした時には、
6万km程度でしたが、もっともっと
カーボンが付着していました。

あと、スタッドレスですが、
未だに悩み、検討中です。
コメントへの返答
2020年10月29日 10:42
おはようございます。

やっている本人もかなりワクワクしています。なにせ人生初のエンジン分解作業なので。二輪でもやったことがないです。

なにも設備も無い砂利敷きの青空駐車場での整備なので、近所の人らがビックリしています。



今回新品のシリンダーとピストンだけは(腰下)、すでに当パーツレビュー等で再利用しない理由について触れていますが、

新品を早くに用意していたので、組めるところはあらかじめ組んでおいたのですが、クランクシャフトは再利用するつもりなので、部分的にしか作業できず、これは今からやっていきます。


始動時のくすぶり防止対策のため、ダイハツがプラグの番手を1番下げたのとチョイ乗りはほぼないので、カーボンは非常に少なかったのですが、燃焼室が全体的に真っ白で、プラグも真っ白に近く、全体的に焼け過ぎのきらいがありますね。

良質でマメなオイル交換のおかげかスラッジ等は見受けられず綺麗ですが、ピストンリング周辺はどうなのでしょうね。夜には写真を追記しておきます。



ちなみにターボ車用のプラグは現行の8番から過去の9番に戻したいところなれど、すでに部品がなくトラブったわけでもないので、このままILKR7D8でいくしかなさそうです。

なおプラグはNGK一択です。純正でもNGKとDENSOの2択となっていますが、私は絶対にNGKしか使用しません。



冬タイヤですが、私もコンテ購入当初は相当に悩みましたが、結局古いムーヴ(タント)のごっつい丈夫な14インチの純正中古ホイールを買って、これに155/65R14のBSのレボGZ(現在廃番)を履かせて雪国へ繰り出していました。

純正ホイールを選んだのはオフセットが同じなのでスペーサと専用のホイールナットが不用、しかもセンター出しをしなくてもいいので装着時と走行時の不安がないためです。

ただしホイールナットは純正ではメッキナットが無くて錆びるので、やりたくないのだがパーツレビューで取り上げている社外品のクロームメッキのナットに変換しました。

過去の純正ホイールは重いですけれども太くて、少々のヒットや脱輪では変形しにくいところがいいところでしょうか。

込み入ったデザインではホイールの掃除もしにくいので、少々やぼったいデザインですけれども良しとしてます。量販店のおまけオイールではヒットで変形しそうですし。



そして冬タイヤはある程度扁平率が高くないと雪道ではグリップしにくいのと、扁平率が低い物は異常に高いので、軽四の一般的な155/65R14サイズに。

コペンは知りませんが、グレードに14インチ車があるなら恐らく装着できると思います。当方の13インチベンチディスクに転換した車でも問題なく装着してます。

最初は雪道・乾燥路とも申し分ない性能だったBSのレボGZを履いていましたが、モデルチェンジで廃版になってしまったので、昨年からはヨコハマのアイスガード5に乗り換えました。最新の6は高すぎたので5プラスに。

今年の2月に遭遇した新潟・富山県内でのべちょ雪質の大雪内でも問題なく走破しましたが、乾燥路の走行性能はやはりレボGZのほうが良いようです。

プロフィール

「コンテのエンジンを載せ替えてから3年半、ようやくクーラントを全交換。 ラジエターの1.6L+ターボウォータパイプを外してエンジン部分の1.1Lも抜き9割が新液に。

ほぼ全量ということで今回プレミオに合わせて、ダイハツ純正からトヨタ純正クーラントに乗り換え。濃度は55%に設定。」
何シテル?   05/07 01:07
カクシカおじさんです。 ニックネームの由来は、我が愛馬コンテカスタムRSの別称、ダイハツの『カクカクシカジカ』と現在の年齢がおじさんになっているところから...
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