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カクシカおじさん(プレミオおじさん)のブログ一覧

2015年02月22日 イイね!

冬タイヤの用をなさないブリヂストン ブリザックVRX と 反対に優秀なREVO GZ (2016.5.5 さらに下部に追記)

冬タイヤの用をなさないブリヂストン ブリザックVRX と 反対に優秀なREVO GZ (2016.5.5 さらに下部に追記)いきなり過激なタイトルでございますが、

先日2015年 2月 8日~12日にかけて、
 ほぼ1年ぶりに真冬の東北へと行ってまいりました。

2月9日から約3日間に渡って、
 猛烈な低気圧が北陸と東北地方、特に日本海側を襲い、
南国育ちの我輩には、
 全く信じられないような大雪を体験しました。


 ちなみにここのタイトル写真は、東北へ向かう途中の北陸道内の下り高岡PAにて撮影したもの。



 我が人生では初体験となった驚くような大雪や、強風・雷や昼間でも氷点下の低温もさることながら、それよりも! それよりも! はるかに驚いたのが、昨年の秋の終盤に新調したブリヂストンの新型スタッドレスタイヤ ブリザック VRX の出来の悪さ=雪道でのグリップの無さ、だったのです。


 なお今回のブログは、当方のブログの中では相当に辛口表現となっていますが、
 これは別にブリヂストンを攻撃する意図というより、

   ひとえにブリヂストンという一流メーカーの名を信じて、

決して安くはない販売価格=結構高い冬タイヤを買おうとしている方々へ、少し時期はずれになったものの、その実態を知ってもらうべく筆をとりました。


   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


       ≪ 非常に長~い プロローグですが ≫
 冒頭のタイトル写真は、2015年 2月 9日 朝6:42に撮影した北陸自動車道の下り高岡PA内(富山県の西部)での一コマでしたが、ここから先、北陸道の富山県から新潟県の上越JCT区間にかけては、親不知・子不知などの山間部とトンネルが続く、かつ豪雪地帯を走ります。


 こちらの写真は新潟県に入ったところの親不知(おやしらず)インターです。
   北陸道起点の米原から299km地点に位置しています。

 高岡PAからここまで約85kmを走るのになんと2時間近くを要していました。
    平均時速40km/h台の高速道路ならぬ低速道路です。

      (新潟県の西端に位置する北陸道の親不知インター 8:39に通過)



 そして次の写真は、大雪の道路を除雪しているNEXCOの車両たち。

 ここから3枚の掲載写真の中で、この写真が唯一撮影場所が分かる写真でした。
 撮影場所は蓮台寺PA手前1km、調べてみると糸魚川インターの少し先でした。

     (新潟県糸魚川市にあるインター先の蓮台寺PA手前にて 8:54撮影)


そしてここから下2枚の写真は、あまりにも積雪がすごくて正確な撮影場所は特定できず。
能生(のう)あたりのような気がしますが、土地勘が無いので特定できなかったです。

      (あまりにも雪がすごくて正確な撮影場所は不明 撮影時刻は9:10)

            この写真も撮影場所が分からず。名立谷浜インター付近のようですが。
       
              (こちらの写真もすごい状態ですが、なんと抜かれました 9:32撮影)




 今回は予想外の大雪のため早朝に休息した高岡PAから、山間部を抜けて新潟県直江津市内に位置する頸城(くびき)PAに至る、この区間約150kmを3時間もかけてようやく切り抜け、やっとのことで到着し一息。

下3枚の写真は約3時間走ったあとの頸城PA内にて9:51頃に撮影したものです。
このPAのすぐそばには、はくたかが時速160km/h走行をしている(していた)、第三セクター鉄道のほくほく線の線路が北陸道の上をまたいでいます。


ここで我が車のリヤーの床下を何気に見てビックリ、
南国ではこんな状態になるのはめったにないことなので写真に撮っておきました。

  (北陸自動車道 下り頸城PA内にて、我がコンテ号 : 2015.2.9 9:51撮影)


こちらの2枚の写真は、昨晩の北陸道の起点にあたる滋賀県米原JCTあたりからずっと降り積もる雪の中を走行し、コンテのリヤーの床下に大量に付着した雪の塊。直江津市内は海のそばに位置しPA内の雪は幸い少な目だったので、つい撮影しちゃいました。       

       
        (北陸自動車道 下り頸城PA内にて我がコンテ号の床下 : 2015.2.9 9:51撮影)




それからずっと北陸道を新潟まで下っていき、そのまま日本海東北道へと流入し、村上の先からは一部一般道を走りながら山形県の遊佐町(ゆざちょう)へ。

本当は旅行初日に蔵王へ行って樹氷を見ながらスキーをして、あと余った時間で東北を回ろうとしていたのですが、あまりの大雪と強風で、どうやらスキー場のリフトは動いていない確率が高くスキーは断念。

とりあえずこの悪天候では見えなさそうでしたが鳥海山のふもとまで行くことに。その時にうっすらとふもとだけ拝見できた鳥海山の写真は、このブログのいちばん最後に掲載しました。



その後、あまりにも寒いこともあり遊佐町内でお風呂に入ってから、お隣の秋田県へと移動中に撮影したのが次の写真です。一面雪、雪、雪で相変わらずやむことなく雪が降り続けます。


       
       (2015.2.9 山形県遊佐町の鳥海山を訪ねた後、秋田県へと走る我がコンテ号より)



それから翌朝、足まで雪に埋もれながら秋田の太平山を見て撮影してから(写真は最後に掲載)、青森県へと行くべく移動。この写真のようにお空を見上げても薄暗い分厚い雲ばかりで、お天気になりそうな気配は全くありませんでした。

         (2015.2.10 秋田道 琴丘森岳本線料金所手前)



そして6年ぶりに訪れた岩木山神社でしたが、神社内も除雪は間に合わず参道はすごい雪で下半身が埋まるほどです。当然誰も参拝者はなくて神社を独り占めにはできましたが。

  ただ残念ながら未だ降りしきる雪のため、
  今回は津軽富士と呼ばれる岩木山を拝むことは叶わなかったです。


       
(2015.2.10 信じられないほどの大雪に見舞われた東北地方。
                                この写真は岩木山神社 鳥居 と 神社前バス停)

 

 ところで、
 今回の東北各県の、悪天候による昼間でも氷点下の低温に悩ませられたのがこれ。
 夏用ワイパーのままで東北地方へ行ったので、ワイパーゴムに付着し成長した氷の塊。

それこそ蔵王の樹氷のように氷がどんどん成長していき、そのうちワイパーが全く無用の長物に。



これ、結構危険です。特に高速を走っているとむやみに車を停められず、
しかも前も見えなくて、日中でも相当に怖い思いをしました。



 道中で冬用ワイパーを買えば良かったのかもしれませんが、そこまでは気が回らず、
 これに懲りて帰宅後、早速ウィンター用ブレードを左右1セット注文しました。

ちなみに上側のワイパーブレードは、比較撮影のための通常の夏用のデザインワイパーU45

  冬用ワイパーにつきましては、詳しくは当パーツレビューにてご紹介しています。
     https://minkara.carview.co.jp/userid/1144014/car/879006/6755157/parts.aspx


そしてダテにデアイサという装備は付いていないのですね。軽自動車初?と思われる、新型ムーヴのウォームパックに付属したというデアイサ、こういうときには大いに役立つのでしょうか?



   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


 で、長い前置きはここまでとしまして、ここからこのブログの本題に入っていきますが、

 私は今のコンテカスタムRS(2WD)を自分の車として買う時に、どこへ行くか分からないので当然寒冷地仕様車を注文し購入。そしてその予測どおりに、今までは行ったことのなかった豪雪地帯へと足を延ばしていくことになります。

(どこへ行くか分からないので、2WDの寒冷地仕様車を買った我がコンテ号。
                      この写真は2011.6.11 月山道路の月山湖PAにて)


 冬タイヤを装着して真冬にコンテ号で行った先はいろいろですが、
 縁結びで有名な島根の出雲大社、天橋立がある宮津の丹後半島、真冬の白川郷や高山市内、その延長としての平湯温泉や奥飛騨温泉郷、
 そのすぐ後には、栃木日光の奥にある中禅寺湖や戦場ヶ原、山形の蔵王や米沢、福島の磐梯山とかに遠征してきました。

   そして真冬にそれらの豪雪地帯へ行くには、
   当然冬タイヤ=スタッドレスタイヤのお世話を受けるわけです。


 

 新車を買って初めての冬(2010年当時)を迎えるにあたって、
 どのサイズの、どのタイヤの銘柄を選択したらよいのか、当時ずいぶん悩みましたが、

(私がコンテ用に初めて用意したスタッドレスタイヤ ブリヂストン ブリザック レボGZ)


 いろいろ情報を集めると、夏タイヤのコンテRSの純正サイズ 165/55R15のサイズに対して1インチダウンし、NAコンテの標準サイズ 155/65R14サイズのタイヤをチョイスすれば良い、ということが分かり、
 上の写真のように古いムーヴの中古ホイールを買って、冬タイヤは評判の高かった ブリザック レボGZ の155/65R14サイズをチョイスしました。

 その当時(2010年頃)最新の冬タイヤだったブリザック レボGZ、元来2WD車の我が車ですが、 私の運転ではどんなところへ行ってもまず滑ることもなく、安心して雪道走行することが出来ました。




この下の写真は冬タイヤの走行テストも兼ねて、長野市の奥地にあたる戸隠高原へ行く際に撮影したもので、お試しにタイヤチェーンも装着していますが、戸隠を降りる時にはもうノーチェーンで下山しました。

ちなみにこの2012年 冬の旅行の模様は、すでに過去のブログで詳しく取り上げましたが、
 (そのブログはこちら → https://minkara.carview.co.jp/userid/1144014/blog/25373804/
冬タイヤのテストも兼ねて戸隠や皆神山へと行きました。

(2012.1.28 標高が高く大雪だった戸隠高原へ行く長野県道76号と我がコンテ)



 戸隠高原のあとに行った
 同じ長野市内にある皆神山では、道中降り積もった雪がそのままでしたが、
 こんな下り坂もスローペースで運転していれば全く冬タイヤが滑ることはなかったです。
 



 唯一、2014年の3月に行った冬の東北旅行で、
 夕方から大雪になった山形県米沢市内から福島へ出る、
    国道13号線のヘアピンカーブが続く山越え区間で、
    夜半の板谷峠付近でリヤータイヤが少しふらついたぐらいでしょうか(下写真)。

 (2014.3.20 急に大雪が降ってしまった山形県米沢市 上杉神社の駐車場にて)

       
              (2014.3.20  夜半、国道13号線の板谷峠あたりの県境付近)



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そして今回、今まで履いていたブリザック レボGZがプラットホームが露出し磨耗したので、
新しい冬タイヤとして 最高級品!とされたブリザック VRX 
    165/65R14サイズをチョイスしたわけですが(下写真2枚)、


       
            (2014年 11月末ごろに、新たに装着したブリヂストン ブリザックVRX)




良く調べてから買わなかった私にもかなり非はあるものの、このブリヂストンの冬タイヤでは最高級品とされるVRX、2015年 2月初めの東北旅行の大雪の中を走った際、なんと信じられないことに
  まったくもって雪道走行においては劣悪な走行性能
                     
であることが思い知らされました。 
 


とにかく平坦な舗装路に積もった積雪路で、信号待ちなどから発進しようとすると、
   下写真のような何の変哲もない雪道でも、
   とにかくFFの前輪が空転し滑るのです。

ゆっくりと、じわっと回転を加えているのにもかかわらずです。


           (2015.2.10 秋田県大館市内の国道7号線より)



  しかもこのときの東北地方の外気温(山形・秋田・青森の各県内)、
  昼間にもかかわらずとても寒くて -3 ~ -6℃前後。    
     低温注意報だか警報だかも出ていたくらいなので、
     道路の雪はシャーベット状にもなっていない条件でも滑ります。

  (2015.2.10 太平山の遥拝の帰りに通った、雪に埋もれた秋田県道15号線)


    (2015.4.5 太平山の遥拝の帰りに通った、雪のない秋田県道15号線)


       
              (2015.2.10 秋田県能代市の国道7号線 二ツ井高架橋より)


こんなこと今までのブリザック レボGZの時には全く体験しませんでした。




それどころか2014年 3月 10日に行った岐阜県高山市から、乗鞍や標高1000m前後の平湯トンネルまでの国道158号線、安房峠道路へも通じるきつい坂道が続く冬場は難所のところですが、大雪警報も出ているさなかの道で、積雪も30cmぐらいは積もっていましたが全く問題なく走れました。

 相当な山奥にある奥飛騨温泉郷まで問題なくたどり着けたぐらいです。

(この写真は2014.3.10 高山市内の古い街並の一角にあった木製ベンチ。積雪30cm位です)



   翌朝、奥飛騨の温泉に浸かってから新穂高ロープウェイ駅へと向かいました。

(2014.3.11早朝 奥飛騨温泉郷にある新穂高ロープウェイ駅への道中。岐阜県道475号線)

       
    (優秀なブリザック レボGZのおかげで、新穂高ロープウェイ駅まで何事もなく無事到着です)





(2014.3.11 新穂高ロープウェイ山頂駅到着直前と、絶景に恵まれた西穂高岳の写真)



 それがブリザックVRXに変更したとたん、変哲もない雪道走行ですら簡単に滑ってしまうので、開いた口が塞がりませんでしたが、後で頂きました情報によりますとこのVRX、サイドウォールが柔らかすぎなんだとか。 

 さらに履きなれた時点で私が触った感じでは、冬タイヤにしてはトレッド面も硬すぎるようです。よって、
凍結路はいいのだが雪道走行は今ひとつ、とのことでした。

 ブリヂストンの現場の営業さんは、これらのことは良く把握しているらしいです。
 
   私はこれらのことを前もって知っていれば、
  迷わず レボGZ をチョイスしていました … ちと残念。
 



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  青森県弘前(ひろさき)市内にある弘前南部広域農道、
                      通称「アップルロード」



このアップルロード、2009年の青森ツーリングの際に、
  初めて訪れた岩木山神社へと行くのに通った道だったのですが、

東北道の大鰐弘前(おおわにひろさき)インターから岩木山神社へ行く近道だからと、
雪道走行が不得手のVRXで、この山すその道を選択した私がそもそもアホなのかもしれません。
  でも冬タイヤの性能テストには本当にもってこいの状態でした。

(この信号の先からアップルロードになります。ここから岩木山神社までまだ19kmもあります)



 が、下写真ような少し険しい雪道になってくると、
    ブリザックVRXは滑って空転しまくりで坂道をなかなか登らず、
 危うく非常用に用意していたタイヤチェーンのお世話になる寸前でした。




上や下の写真の道を、他の車は普通に登り降りしながらに走っているというのに。
VRXは本当に雪道=積雪路でのグリップがありません。
                   少なくとも私の場合はそうでした。



       
               (2015.2.10 青森県弘前市内にあるアップルロードから3枚)



   これぐらいの雪道ぐらいは走破出来なければ、
   とてもとても、さらに気象条件の厳しい北海道では
              使い物になりませんです … ハイ。


 ともあれかなり時間がかかったが、なんとか16時前に岩木山神社に到着。
 到着が大幅に遅れたせいで、本殿はちょうど時間が来て閉門されちゃいました。

     (2015.2.10 岩木山神社の入口鳥居がある脇の駐車場にて撮影)




 こんな冬タイヤの雪道走破性では、
 ブリチストンの冬タイヤのカタログに表記されている(表記されていた)、

 ブリザックVRXは 
   “ブリザック史上ダントツ性能” “冬こそブリザック”
    
などとはとても言えませんね。悪く言ってしまうと詐欺に近いですよ。


 そしてVRX、あえて言うなら1万km近く走行して私の使った感じから判断すれば、
乾燥路と雨天路の走行性能と燃費性能だけなら、今までの冬タイヤ=スタッドレスタイヤとは比較にならないほど良好な性能を示していると思います。

 VRXの装着後、走り出すと全く冬タイヤとは思えないほどで最初は感動すらしましたよ。


 でも逆に言えば、この乾燥路・雨天路の走行性能確保のために積雪路の走行性能が犠牲になったのでは、と思えるぐらいです。

 よってここではっきり言ってしまうと、
冬タイヤとは言えずに “全天候型タイヤのレベル” に相応していますね。


 そのせいなのか、カー用品店でもなぜか新型のVRXの展示品はとても少なくて、旧来からのブリザック レボGZの展示品ばかりが目立っているのにようやく合点がいきました。やはり販売価格の差だけではなかったのですね。



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  ということで、ここへ来られた皆様方、
  乗用車向けに販売されているブリヂストンの2種類の冬タイヤ、


  雪道走行を重視されるなら、
 迷わず旧来からの 『ブリザック レボGZ』 をチョイスすることを、
        減りは早いかもしれないが、私はお勧めいたします。


現実に昨年の秋口に、私は諭吉さんを何枚もはたいて買ってしまったVRXですが、
まともな雪道走行には不安がつきまとうので、もったいないのだが来年の真冬、東北へ再度行く直前ごろに ブリザック レボGZ への転換を考えている次第です。




 それにしても最近のブリヂストン、プレイズを廃版にしてしまって、走行性能のはるかに劣るエコピアPZ-XやPZ-XCに鞍替えしてしまったり、普通ならブリザック レボGZ よりさらに進化しているはずのVRXが、積雪路で全く使い物にならないなど、

   ・研究開発体制が劣化しているのか
   ・テスト走行が不十分で見切り発車的に発売してしまったのか
   ・社内の意思疎通が不十分なのか

 どちらにしてもこんなブリザックVRXを、BSの冬タイヤの最高級品として販売しているブリヂストンの経営陣たち、車を知らないのか、はたまた現場を知らないアホなのか、自己保身ばかりしていて役員が劣化しているのか、私には全く知る由もないけれど、

 最近のこの会社、あまりにも市場シェアを独占しすぎて、相当に変になっていることには間違いないですね。 俗に言う大企業病なのでしょうね。


 雪道ドライバーのために、他タイヤメーカーさん、
   頑張ってブリヂストンを追い越すぐらいになってください。
 ブリヂストンも、
   REVO GZをさらに超えるようなタイヤを作ってください。
 






       【2016.5.5 追記】 …写真は後日掲載予定です
 2016年 2月に、VRXを履いている知人のスバル レヴォーグ 1.6Lの4WD車で走行テストをしようということで、
 豪雪地帯の鳥取県 辰巳峠あたりから岡山県 蒜山高原周辺あたりまで出向き、しかもうまい具合に現地で大雪が降りしきる中で、長区間に渡り走行テストをしてみました。


 その結果、レヴォーグは車重もある大き目の普通車ということと、さらに4駆ということで、コンテのFF車のVRXほど空転とかひどくなく、ごく普通に走れました。

 ただそれでも積雪状態の下り坂では挙動が怪しくなる時もあり、やはりVRXはレボGZよりは雪道走行性能は劣っているように見受けられましたが。

 まあ軽自動車は、車重が軽く、ホイールベースも短く、しかもドレッド幅も狭いということで、この冬タイヤに限らず普通車とは比較にならないほどタイヤの影響をモロに受けるようです。



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     【2015.11.9 追記 : 新たにレボGZを購入しました】

 実は今年2015年の4月初めのお出かけ中の夜間に、大きな事故現場をそろりと通り過ぎた際、どうやら建築用の大きな傘クギとネジをVRXタイヤへと食い込ませてしまったようで、一挙に2本もパンクさせてしまいました。



しかもこれに気が付いたのが100km以上も走行してからだったのでもうどうすることもできず、まあ自宅までなんとか空気圧が持ちこたえ無事帰宅したものの、パンク修理はあえてせずに放置。

 昨年2014年 11月に新品のブリザック VRXを購入したが、ちょうどひと冬で15000kmも走行して溝が3mm摩耗し、プラットホームまで残り1mmに、まあ少しもったいなのだが、もう役立たずなので破棄することに。

 本来なら来年2016年の1月半ばごろに新品のブリザック レボGZに交換してから、少し馴らしをしたうえで冬の東北旅行へと行くつもりだった予定が、パンクのせいで早々に新品レボGZへと交換することと相成りました。



 当方の居住地、10年に1~2回ほどは11月に急な降雪になることがあり、そうなれば冬タイヤやタイヤチェーンが、あーっという間に無くなります。

そういったこともあり、まだ冬タイヤは装着しないものの、新品のブリザック レボGZを購入し、手持ちの冬タイヤ用ホイールに装着ししばらく保管しておくことにしました。



 ちなみにBSの165/65R14の新品冬タイヤは、測るとプラットホームまで溝の深さが4mm、
                             溝の底までは9mmありました。


       (新品ブリザック 165/65R14サイズの溝の深さは9mmです)
   

    (新品ブリザック 165/65R14サイズのプラットホームの深さは4mmです)



そして新たに購入した新品ブリザック レボGZのパーツレビューはこちらに掲載いたしました。
     BRIDGESTONE BLIZZAK REVO GZ 165/65R14
 → https://minkara.carview.co.jp/userid/1144014/car/879006/7292312/parts.aspx



 今回チョイスしたのはこれ、
    ブリザック レボGZ 165/65R14 サイズ新品4本です。
 今年2015年の25週目(6月半ば)と32週目(8月初め)の
                              製造品でした。

(新品のブリザックGZ 165/65R14のタイヤ。右側には今まで履いていた同タイヤサイズのVRX)



  以前にご指摘をいただきましたが、
『VRXはサイドウォールが柔らかすぎで、雪への食いつきが悪い』
                     
と聞き及んでいたので、


 今回新品の冬タイヤを購入するにあたり、
 量販店の店頭に平行して並んでいた扁平率が65程度の大き目の、
     同じタイヤサイズのブリヂストン レボGZ と VRX のタイヤの
     サイドウォールの硬さを触りながら比べると、
 VRXのほうがGZの約半分ぐらいの硬さのように感じました。
 
   これを3種類ぐらいのタイヤサイズで比較してみましたが、
       どれも同じ結果でした。

 

   でもいちおう念のため、東北旅行へ行く前の今年12月か来年1月ぐらいに、
   近所で雪道走行テストを実地する予定です。
    →2016年 1月にテストしました。やはり雪道走行はレボGZのほうが断然よかったです。
  

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  結局、今年2015年 2月の真冬の東北旅行は、
  爆弾低気圧のおかげでなぜか冬タイヤの走行テストになってしまったが、

    青森からの帰宅時に東北道 上り岩手山SAで買った、
    ご当地品の “りんごバウム” とても美味しかったです。
 
(2015.2.11 深夜の岩手山SA。大雪の中での走行で疲れてしまったのでここで仮眠)



   岩手山SA内で販売されている “りんごバウム” 

2009年に行った青森ツーリングの際にも、確かこれを買って美味しかったと記憶していて、
たぶんこのおみやげだろうと思って買ってみました。


       


  作っているところはここでした。私が忘れないようにここに掲載します。
  【追 記】 残念ながら2016年現在、
        どうやら製造会社が廃業したためにもうこの洋菓子はなくなったようです。






この大雪に遭遇した東北旅行の様子、当ページ内の「何シテル」にはすでにアップしたものの、出先用のパソコンを私は今のところ所持していないためデジカメのRAWデータの現像ができず、

  「何シテル」に掲載した旅行写真はガラケー写真となり画質が良くないので、
  ここにシグマのデジカメで撮影した写真を、慌てて現像しいくつか掲載しました。


    この下写真はその遊佐町丸子付近から撮影した鳥海山の写真で、
    日没直前の17:04に撮影したもの。

この時は20mくらいの強風も吹いていて三脚が立てられず、仕方なく手持ちでの撮影のため露出時間が取れずノイズが盛大に。最も手振れの少なかった写真をチョイス。後で考えれば車内からフロントガラス越しに撮影しておけばよかったと思いました。

(2015.2.9 17:04 悪天候なのにうっすらとふもとだけ遥拝できた、東北の名峰 鳥海山)

       
             (2015.4.4 ほぼ同じ場所で撮影した雲一つない晴天の鳥海山)






(翌日の2015.2.10 8:08 相変わらず雪の降るなか、秋田市にある太平山を撮影)

       
        (2015.6.2 夕刻だったけれど、やっと晴天となりリベンジで撮影した秋田太平山)



 
(2015.2.12 17:19 帰宅時に表富士側から見えた、美しかった夕方の淡い紅富士)


  本当は、真冬の八甲田や十和田湖あたりも見に行くつもりだったが、
      この予想外の悪天候による大雪と、頼りない冬タイヤのおかげで断念。

  これらは来年以降の真冬へと持ち越しになりましたが、
      万全の準備をして次回の真冬に再挑戦したいと思います。




 そして、この時の訪問時は大雪で撮影できなかったので、
 2015.4.4の晴天の日に再度訪れて撮影した鳥海山から3枚。


       


晴天の鳥海山をこのとき初めて拝見できる幸運に見舞われました。
関西からでは遠すぎで鳥海山までは簡単に行けませんので。片道1000km圏近いです。
2012年12月08日 イイね!

我がコンテ号、急遽冬支度です(2013.1.27 追記)

我がコンテ号、急遽冬支度です(2013.1.27 追記)急に寒くなった今日このごろですが、カクシカおじさんのページへご訪問の皆様、いかがお過ごしでしょうか。
 急遽ブログの順番を変更しまして冬タイヤのお話です。

 昨日の朝、我がコンテ号に取り付けてあるカシムラの外気温計、普段は温暖な我が居住地ですが、まだ12月の初めだというのになんと外気温-4℃でした。
 (このときの写真は撮り損ねたため、後日のものを掲載)
 
 
ということで不安になり急遽夏タイヤから冬用タイヤへ履き替えました。



 今回は前タイヤが2シーズン=おおよそ8ヶ月装着してちょうど20000km走って、プラットホームまで磨耗したためタイヤごと新品交換です。

以前の当ブログ
「2011年3月16日の鳥取自動車道の急な大雪遭遇と、スタッドレスタイヤの寿命ほか」
    で→当時のブログはこちら、詳しく掲載しましたが再度取り上げたいと思います。


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 この下写真は我がコンテ号に履いていました前のスタットレスタイヤを撮影したものですが、赤矢印で示した突起が、冬タイヤとしても使用限界を示す独特な「プラットホーム」と呼ばれるものです。
 鉄道の駅のホームみたいに線路から浮き上がっていて平になっているからなのか、そんな名前で呼ばれています。


 で、下の写真は前シーズンの2012年の2月に撮影したものですが、だいぶんプラットホーム近くまでタイヤが磨耗していますね。その後所用により仙台まで行ったりしたので完全に磨耗してしまってプラットホームとトレッド面が同一になってしまったので、先日タイヤ交換をしました。


          (赤矢印のところが、スタッドレスタイヤ専用のプラットホーム)


           (こちらは、新品のスタッドレスタイヤ専用のプラットホーム)


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チョイスしたタイヤは、前回と同様今回もブリジストンのブリザック レボGZです。
サイズは1インチダウンの155/65R14のサイズ、
  NAのコンテが履いている標準サイズでございます。
 


 価格が高いタイヤですが、今年2012年の1月に長野県や山梨県へ行ったとき、冬タイヤの性能を十分確認しましたが私としては申し分なかったのと、どこへ行くか分からないこともあり寒冷地仕様車とともに、あえてタイヤ銘柄を変更せずにそのまま同じタイヤにしました。


     【追記】
 今日午後から外出したのですが、スピードメーターが異常に高い値を示しているのでビックリ。
    慌ててタイヤを見るとなんと 165/55R14 のスタッドレスタイヤが。
 155/65R14のサイズを注文していたのに、
    どうやら交換をお願いしていたお店がタイヤサイズを間違えたようです。

 扁平率が低いので乾燥路のカーブ走行時とかの安定性は良くなったんだけど、見た目は最悪に!
 まあ、私はあまり見た目は気にしないほうなのでいいけれど、純正仕様で15mmローダウンしているRSなのに、タイヤハウスのスキマがいっぱい空いているという矛盾した仕様に。


     【さらに追記です】
 やはり予測していた通りですが、雪道を走ってみると雪への食いつきは65扁平タイヤより幾分か悪いようです。別に走れないほどひどくはありませんが、タイヤの値段も高くなるのでもったいないだけです。
 ここのページを見られたみなさま、冬タイヤは絶対に扁平率の高いタイヤを選びましょうね!

 サイズ間違えで取り付けられた我がコンテRSの冬タイヤは、激安にしてもらったこともあってもう仕方ないのでこのまま使うつもりですが、よりいっそう慎重に運転することにいたしましょう。


   ----------------------------------


  また、大雪の長野県へ行った当時の写真をこちらにも再度掲載しました。

      (大雪に覆われた長野県道76号線の様子 : 2012.1.28筆者撮影)


        (皆神山山頂からの大雪の下り道 : 2012.1.28筆者撮影)


 こんな大雪の中でも運転に不安を覚えるようなことはなかったですが、
 当然“急”の付く動作=急加速・急ハンドル・急ブレーキ、はもちろん厳禁なのはいうまでもありません。
2012年05月16日 イイね!

ブリヂストン プレイズPZ-XCて廃盤なの? (2016.1.15 レグノとポテンザ登場&プレイズ復活の記事もいちばん下に追記)

ブリヂストン  プレイズPZ-XCて廃盤なの? (2016.1.15 レグノとポテンザ登場&プレイズ復活の記事もいちばん下に追記)日本(世界)最大のタイヤメーカーが出していた、軽自動車・コンパクトカー向けの高級とまではいえないかもしれないが、プレイズ Playz PZ-XCのタイヤが、どうやら廃盤になったみたいなのです。

 ここの冒頭のタイトル写真は、このカービューで掲載されていました、新エコピアPZシリーズの写真です。いちばん右が軽四用のエコピア ECOPIA PZ-XC用ですが、どうやら今年(2012年)の2月頃に登場したようです。



 で、今日(2012年 5月初頭)、たまたま行った自動後退で、そろそろ磨耗してきた我がコンテRS号の純正タイヤ165/55R15サイズのタイヤを交換するのに、4本でいくらぐらいするのか展示品を見てもプレイズはなくて、「エコピアPZ-XC」なる商品が展示されていたのでビックリ。とりあえずお店でブリヂストンのカタログをもらって来ました。


 近所しか走らないチョイ乗りならいざしらず、当方のコンテRS号は、普通車顔負けの長距離走行・高速道路走行も時々しますので、正直転がり性能を良くするためウェット性能を犠牲にし、タイヤのトレッド面のコンパウンド(ゴム)が硬めなのに対し、サイドウォールが極端に柔らかいエコタイヤは筆者は全く好きではなく、特に雨天時のグリップ性能の高いタイヤがいいと思っていました。

 しかも軽四向けの165/55R15のタイヤサイズはあまりタイヤの種類も多くなく、純正OEMのダンロップ SP SPORT 300が磨耗すれば、一番いいと思われたプレイズPZ-XCに履き替えるつもりでした。
 


     下の写真2枚は比較のため、
   大きさをおおよそそろえて掲載してみました。

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               (旧製品のPlayz PZ-Xのタイヤトレッド面)

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             (新製品のECOPIA PZ-XCのタイヤトレッド面)



 で、フルモデルチェンジ?した新商品なる同社のエコピアPZ-XCですが、
 カタログ上では転がり性能とタイヤ寿命は、プレイズPZ-XCよりもダントツに良くなっているグラフが掲載されていましたが、ウェット性能だけはプレイズPZ-XCとの比較は全くなく、なぜか同じエコピアシリーズのEP100と比較されていました。

 販売メーカーの意図は分かりかねますが、単純に考えてしまうとプレイズPZ-XCとの比較がない、ということは試験台上でのウェット性能は、旧製品のプレイズPZ-XCより劣っている、と勘ぐりたくなりますね (追記 : 2014年度のカタログでは、ここの部分のグラフは削除されていました)。


 タイヤのトレッド面の写真を見ますと、外観では旧プレイズPZ-XCはたて溝4本、新エコピアPZ-XCはたて溝3本という点が大幅に違っています。その代わりよこ溝はふえていますけど。
 たて溝を1本減らすと製造コストが安くなるのでしょうか?


 そして、たて溝を減らした理由は不明ですが
 【追記】 → 比較した写真をご覧になると良く分かりますが、
   タイヤの角(両脇)を削り落として、 トレッド幅を狭めるためなのか?

 2009年初頭に登場した旧製品のプレイズPZ-XCから約3年が経過し、ご時勢に合わせてフルモデルチェンジということでしょうが、ネーミングがエコっぽい名前の新製品で登場してまだ間がないので、詳しいことは正直筆者には分かりません。

 まあ、お店の方のお話によると、「エコピアのPZ-XCはプレイズPZ-XCの改良版なので、雨天時のグリップ性能は良くなっているはずだ」 とのご指摘で、あとプレイズより若干柔らかめの味付けになっていて、少し運動性能より乗り心地と騒音重視の方へと振っている、というお話でした。


 もしひとつだけいうならば、タイヤのエコラベルのAA性能を獲得するためだけに、冷えている雨天路や高速道路上でのグリップ性能が、旧製品のプレイズPZ-XCより劣っていないとぜひ信じたい?ですね。エコカー減税とともにいろいろなエコ制度も、あまり行き過ぎるといびつなものになるのは本当に困ったものです。


   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


      【2012.7.2 エコピア PZ-XC着用後の追記】

 更なる追記としまして実際ECOPIA(エコピア)のPZ-XCを使用してみますと、とにかく良く転がり雨天時のグリップは意外とあるようですが、タイヤのサイド側がかなり柔らかくて、店頭の展示品を手にとって触ると分かるように、腰がなくフニャフニャなため完全に乗り心地優先のセッティングでして、とにかくフワフワした乗り心地なのです。

 しかも高速道路の路面がデコボコした区間を走ると、車体全体が上下にフワフワとバウンドするような感じです。しかもサイドウォールが極端に柔らかすぎて腰が全くないため踏ん張りが効かず、とにかく高速道路のR300~400mクラスのカーブを走るとかなり怖さを感じます。


 同社にはすでにエコピアEX10という商品があるので、ポテンザの流れを汲んでいたプレイズの後継なら、エコピアPZ-XCもエコタイヤ仕様だとしても正直もっと旋回性能も追及したスポーティなタイヤにして欲しかったですね。

 あまりにも乗り心地を重視したセッティングなので、フワフワしすぎでカーブの旋回性能は確実に落ちています。純正OEMタイヤのSP SPORT 300よりも旋回性能はかなり劣っている印象を受けました。


 新しく出ましたエコピアPZ-XCは軽四・コンバクトカー専用タイヤなので、もちろんポテンザまでスポーティにしなくても良いのですが、普通の遠出でもちと不安な感じが無きにしも非ず(特に高速道路のS字カーブ部分)
  …以下の文面もすべて含めて、
     これはあくまでも私個人の印象ですが
…  です。


   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


       【2014.9.13 さらに追記】

 2014年 6月末ごろ、大嫌いだったエコピアがとうとう変磨耗して走行中に後ろがぶれるので、
    急遽ファルケン(旧オーツタイヤ → 現ダンロップ) から出ている、
    ZIEX(ジークス) ZE912 165/55R15 の新品タイヤ4本と交換しました。

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       (ファルケン ZIEX ZE912 165/55R15 75Vの新品タイヤ)



 このタイヤ、現時点でほぼ唯一? トーヨーにたぶん1品種残っていたような気もするが、エコタイヤでない旧来設計のタイヤだったので、これを選択。発売が古いせいなのか単価もかなり安かったです。 詳しくは こちら 、パーツレビューにて
   → https://minkara.carview.co.jp/userid/1144014/car/879006/6282652/parts.aspx



 タイヤの角(両脇)が削り取られて実質接地面積が狭められていたエコピアのたて溝3本から、普通の4本になって、建設の古い高速道路によく見られるわだちの水たまりには幾分強くなったようです。

 トレッド面がエコタイヤみたいに極端に硬くしていないためロードノイズは静かめで、あくまで街乗りレベルではグリップもそこそこにあり、カーブでの踏ん張りもある程度効きます。


あくまで私個人的な主観では、今までのエコピアPZ-XCなんかよりはずっと良かったです。
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   ということで、我がコンテカスタムRS号との相性が良かったこのタイヤですが、
   2014年 8月頃になんと6年ぶりにフルモデルチェンジし、
      とうとうこのタイヤも “エコタイヤ” になっちゃいました

 せっかく私は わざわざエコタイヤでないタイヤ!を選んだのに、
 そういう銘柄が一つぐらいあっても良さそうなのに、とうとうなくなっちゃいました。



 よって私は慌てて、しかもモデルチェンジしたジークスZE914のカタログには、165/55R15のタイヤサイズは記載されていないので、仕方なくこの旧来の新品タイヤ4本をストックとして入手しました。製造年月日は2114=2014年の第21週目の製造品だったです。今年の5月末ごろのお品だったです。

 まあ私は走行距離がべらぼうに多いことから長期保存とならないので、しばらくは紫外線の当たらない自宅内保管でも大丈夫だろうと睨んでのことですが。
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         (ファルケン ジークス ZE914 : Car Watchの記事より)


 それと新しくなったジークス ZE914 ですが、まだ現物は見てないので正直なんとも言えないのですが、 カタログの写真を見る限りは、たて溝は同じ4本のままですが、タイヤパターンはかなり変更されていて旧来のほうが溝の数自体は多そうですね。タイヤの角は写真を見る限り幾分削り落とされている感じを受けました。


       【2015.2.22 さらに追加で追記】
最新のダンロップのタイヤカタログ 2015年 Vol.1 を拝見すると、165/55R15のこのサイズ、2015年の2月から発売されるそうです。もちろんこのジークスZE914の現物は未だ見たことがないので、どこかで見てどんなタイヤになったのか、またチェックしたいと思います。

 過去のエコピアPZ-XCと今回ブリザックVRXで非常に懲りたので、タイヤの銘柄変更は慎重にならざろう得ないのですが、まあ実際に装着して使ってみないと本当のところは分からないものの、また現物を拝見することといたしましょう。





また2014年度 Vol.2 のブリヂストンのカタログを見ますと、
   “ECOPIA EX20C TYPE H” なる名の、
軽ハイト系向けの専用タイヤ 165/55R15155/65R14 の2サイズだけの新製品タイヤが紹介されていました。 つい最近発売されたようです。
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        (ECOPIA EX20C TYPE H : Car Watchの記事より)

同カタログには 「タイヤのサイド部分を強化しました」 と書かれてありますが、果たしてどの程度の強化なのか? そのうち展示品を触って見てみることにいたしましょう。


   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


       【2016.1.15 さらにさらに追記です】

 今年は非常に雪が少ないのでわざわざ今日、鳥取県の最奥地(国道482号線の辰巳峠:標高790m)まで出向き、ブリザック レボGZの雪道走行テストをしましたが(後日その模様を写真付きでレポートします)、

 その走行テスト終了後、とあるタイヤ館へ立ち寄り話を聞きますと、どうやら今年2016年 2~3月頃に、軽自動車用向けの新タイヤ

   レグノ  REGNO GR-Leggera
         http://www.bridgestone.co.jp/corporate/news/2015120401.html
         http://tire.bridgestone.co.jp/regno/product/gr-leggera/index.html

   プレイズ  Playz PX-C  
         http://www.bridgestone.co.jp/corporate/news/2016010803.html
         http://tire.bridgestone.co.jp/playz/px-c/

   ポテンザ  POTENZA Adrenalin  RE003
         http://www.bridgestone.co.jp/corporate/news/2015010901.html
         http://tire.bridgestone.co.jp/potenza/re003/

の、一挙に3種類もの新たなタイヤが発売されるようです。

 新カタログはまだ発行部数が少なくて頂けなかったので、  参考にリンクを貼りましたが、現物はまだ出ていませんので何とも言えませんが、店頭に並んでいるのを見つけたら、じっくりと見てみたいと思います。



 また今回新たに発売されるこの軽自動車用のレグノ等ですが、トーヨータイヤのTRANPATH LuK(トランパス・エルユーケー)の焼き直しだとのネット情報がありましたが、

    トランパス・エルユーケーの開発秘話 前編・後編
         前編 → http://toyotires.jp/project/project_38.html
         後編 → http://toyotires.jp/project/project_39.html
         製品情報 → http://toyotires.jp/catalog/taluk.html

        alt
 どちらにしても今まではとにかく軽自動車向けのタイヤと言えばエコタイヤ一辺倒でしたが、やっと選択股が増えてきまして遠出の多い当方としましては嬉しいかぎりです。


 軽自動車は車体が軽くトレッド幅も狭いせいもあり、後の2015年のブリザックVRXのブログで詳しく触れておりますが、普通車よりもタイヤの影響を非常に受けやすいようなので、タイヤの選択股が増えるのは非常に良いことです。

 また上記タイヤの「エコピア EX20C TYPE H 」はこれで廃版かと思ったのだけど、聞くところによりますと併売されるそうですよ。 






          【2018.6.17 追記】
 摩耗してスリップライン近くまで減ってきました今までのジークスの代わりに、新しい夏タイヤの装着が必要となってきましたが、いろいろと熟考した結果、久しぶりにブリヂストンの夏タイヤ、POTENZA Adrenalin RE003 165/55R15を装着することに。
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 2018.6.2の日に装着しまして、詳しくはこちらのパーツレビューに記載しましたが、
     → https://minkara.carview.co.jp/userid/1144014/car/879006/9247893/parts.aspx



このポテンザのアドレナリン、かなりコンフォート寄りな乗り心地なものの、エコタイヤのいまいちなグリップ感とは全く違っていて、タイヤがしっかりと路面に吸い付いているという感じがしました。かといってレース用のタイヤではないので騒音も乗り心地もある程度考慮されているようで、上品なコンフォートタイヤのような印象を受けました。
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  (当方のコンテRSに装着直後のポテンザ アドレナリン RE003 のトレッド面)


装着後すぐに北海道旅行をしまして北海道内を2000km以上も走り、しかも途中で季節外の台風が北海道にまでやってきて、大雨のなか多数のわだちがある北海道内の道路を走行しましたが、もちろん過信は禁物ですが、一度もスピンすることもなく無事走破することができました。

とても軽自動車用のタイヤとは思えないほどの大きな排水溝が役立ったようです。またハンドルが安定していてハンドルの修正がほとんどなくて安定した走行で、特に高速道路の運転が大幅に楽になったため、当方の遠出の多いお出かけ用にピッタリの性能を持つタイヤでした。


   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


 またネットを徘徊中に、タイヤの製造工程を動く図で紹介しているサイトがありました。関連情報URLにそのサイトを載せていますので、興味のある方はぜひ見てみてください。

プロフィール

「我がコンテ号、325327kmにて初めてCVTオイルパンを開封(写真)。

CVTは3~4万kmでのフルード交換ぐらいしかメンテはしてませんでしたが、左端の円形のマグネットにヘドロがこびりついている以外はきれいでした。

当然、新品のストレーナ・マグネット・ガスケットへと交換。」
何シテル?   10/26 21:55
カクシカおじさんです。 ニックネームの由来は、我が愛馬コンテカスタムRSの別称、ダイハツの『カクカクシカジカ』と現在の年齢がおじさんになっているところから...
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