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カクシカおじさん(プレミオおじさん)のブログ一覧

2012年09月02日 イイね!

2012年 夏の旅行/その① プロローグと新東名走行で富士宮へ

2012年 夏の旅行/その① プロローグと新東名走行で富士宮へ


      《プロローグ》
日本一高いお山といえば誰もが知っている富士山ですが、

我が人生45年経つも、未だこの日本一高くて美しいプロポーションを有する霊峰富士には一度も登ったことがなく、かねがね富士登山に挑戦してみたいとずっと思っていました。

 

 そして今年2012年 8月の20日~23日まで幸い4連休となりまして、お盆の間はずっと仕事でしたので遅いお盆休みみたいなものですが、今年のお盆期間中はあいにく天候が悪かったので、これ幸いとばかりに急遽富士登山を決行することにしました。

 そしてネットや今年真冬に行った静岡の道の駅で買った富士山の本を見ながら(読みながら)予備知識を仕入れ、また慌てて登山用のストックを通販で買ったりして、出発前日までにすべての用意をして我が愛車のコンテRS号に荷物を積み込んでおきました。




    アマゾンとかで3000円ほどで売られている登山用ストック(下写真)。
    VAXPOT(バックスポット) トレッキングポール 2本1セットを急遽購入。
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 事前情報では富士宮口の登山道は、
    登山距離が短い代わりに岩場も多く傾斜も急だということで、
    安物ですが2本1組の登山用ストックを買ってきました。
 逆にスバッツは、富士宮口からの登山では不要だとの情報があったので買わなかったです。


 そして、8/19の日曜日の仕事を定時で終え、ガソリンを満タンにして帰宅。荷物の積み忘れがないかもう一度チェックをしてしばし休息しました。

 上り中国道の宝塚付近の渋滞を避けるべく、真夜中近くなった夜10:30過ぎに自宅を出発。
 平日にまたぐものの土日と深夜割引のETC半額を効かせながら、順調に行けば翌朝には富士宮に到着して、朝の8:00か9:00頃から富士登山を始めるつもりでした。


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 が、しかし世の中、そうはうまくいかないもので、道中に渋滞や事故こそなかったものの、40半ばのおじさんがフルタイムの仕事をした後、わずかな休憩でしかも一人だけで真夜中の高速道路を何時間も運転できるわけがなく (出来る方もおられるだろうが)、心配したとおり案の定睡魔に襲われて何度もSAで寝てしまいました。

 特に出始め直後の中国道の西宮名塩SAで3時間以上熟睡し、さらに新名神内の土山SAでも2時間以上?だったか熟睡して、目が覚めればもう夜明けを迎えていました。
 無理に走り事故を起こすと元も子もないし、疲労で寝てしまったものは仕方がないので、気を取り直して明るくなった高速道路をひたすら東へ向けて運転です。


 中国道→名神→新名神→東名阪→伊勢湾岸→東名と各高速道路を乗り継ぎ、時間に余裕があれば早朝の浜名湖も見るつもりだったけど大幅に遅れたのでこれは次の機会にして、開通したての新東名へと入ります。
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          (東名高速の三ヶ日ジャンクション : 2012.8.20撮影)

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            (浜松いなさジャンクション : 2012.8.20撮影)



関西地区ではすでに2008年 2月に超高規格な新名神の本線(草津田上~亀山間)が開通していたので、新東名も同じようなもので馴れたものでしたが、初めて通った方ならこの高規格ぶりにはさぞかし驚かれると思います。

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           (部分的に片側3車線の新東名 : 2012.8.20撮影)
  


 ただし最高速度は、ほぼ50年前に名神高速が開通して以来の時速100キロのままで、
 これはどう考えても
    青キップの罰金が交通安全協会などへの収入となる、
    変な制度の警察利権のせい?
                   で未だに改訂されないままですね。

 本来の設計速度の時速140キロ制限では高すぎると思うものの、流れている車の速度と軽自動車でもなんとか走れそうな時速120キロぐらいまでは緩和すべきでしょう (2017年 11月より一部区間で日本初の110km/hに引き上げられました。なお大型車は従来通り)。






           【 追  記 】
 後日聞くところによりますと、高速道路の最高速度のアップはどうやら主に日本の自動車メーカーが難色を示しているとの話を聞きました。もちろん表立って各メーカーがそう言っているわけではありませんが。車の全般的な出来に対し、相対的に骨格となるフレームと足回りが貧弱なのが日本車なのでしょうが、ここにコストを掛けたくない各メーカーの姿勢が表れているように思えます。


 我がムーヴコンテカスタムRSでも、ショックアブソーバーをカヤバのニューSRに交換しただけで、走りのしっかりさは大幅に良くなりました(リヤーサスの径は39mmにもなります。ちなみに純正は32mm径)。背高ワゴンのスズキソリオなんて最新型でも未だにリヤーサスが28mm径のものを使っており、コストダウンのやりすぎには非常に驚かされますが、この28mmという直径はスズキの一般的な軽自動車と同レベルです。背高な普通車でありながら高速走行中に横風を受けたらかなり怖いのでは? と思えます。





 また新東名・新名神高速道路はトラックが多く、 しかも決してマナーがいい運転とは言えない、
    追い越し車線を長時間ふさぐ大型トラックがとても多く!  
 全線3車線化は必須です。

 そして最高速度を120km/hにする時には、
 全線片側3車線化とともに、全線に渡ってアウトバーンのように
    大型車は追い越し車線への進入禁止の措置も必要です。



 しかも残り区間の片側3車線化はわずかな追加資金で出来るはずなのに、政治的なアプローチがあるのか非常に迷惑な話だが、新東名・新名神の片側完全3車線化と、新名神の未だ未開通の滋賀~京都~大阪府区間は無駄だと言った猪瀬直樹らのせいで、現在は中途半端なまま開通しているのがとても残念です。
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 この上の写真は2chにアップされていたのをここにも掲載しましたが、最初は片側3車線で造られていたものを、わざわざ余計な費用までかけて!2車線にしています。

 ちなみにこのうっとうしい車線規制のための赤いポールは 「猪瀬ポール」 と呼ばれていて、すでに出来上がったものを新たに車線規制するという、本当に訳の分からないバカげた政策ですが、こういう政治家たちは深夜とかに東名や名神高速道路を自ら運転することがないのでしょうね。




 それと交通反則金、どういういきさつで交通安全協会へと流れるようになったのかは分かりませんが、反則金である以上はもう全額国庫に納めるべきで、任意団体の交通安全協会にお金が流れること自体がそもそもおかしいです。

 とある公安委員長が言ったように、そのために反則金目当ての取締りばかりしている(暴走車・暴走トラック・暴走族など、悪質な者を取り締まるのが本来の目的でしょう)、異常に低い幹線道路や高速道路の制限速度などおかしなことばかりになってますね。

 こんな警察の天下り団体ともいえる役にも立たない協会、もう解体してしまったほうがいいです。 こんな逃げ道があるから冤罪もなくならないのでしょう。


 交通反則金は全て道路の改良に使うのが本来の道筋です!
 

 国道2号線の岡山バイバスで行われたように、特に幹線道路の大交差点のアンダーパス化・開かずの踏切の解消のための鉄道の立体化などに使って、交差点と信号や踏切の数を減らせば交通事故も減らせずはずで、反則金を交通安全協会の人間を養うのに使うのは筋違いで間違っていますよ!


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 ちなみにもう50年近く前になりますが、(旧)名神高速道路とほぼ同時期に作られた東海道新幹線も、開業当時は世界の三大バカとか言われて世間の理解が得られず、予算の獲得が十分でなかったため線路規格が低くなり、現在の東海道新幹線の高速化を大きく阻害しています。

 特に半径2500mのカーブを多数作ったこと、さらに熱海駅前後などはいろいろとあって通過駅なのにもっとひどくて、さらに急カーブとなっており現在でも大幅な減速を余儀なくされています。

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  (小田原駅を通過する初代0系新幹線 : 1989.5.6撮影 ウィキペディアより)



 そこでまだ国鉄が元気だった頃に、将来のスピードアップに備えて次の山陽新幹線建設ではカーブ半径を4000mとかなり緩和したが、それでも徳山駅構内などでは熱海と同様な規格外の半径1600mの急カーブが出来てしまった。

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 (新幹線規格外の急カーブとなってしまった山陽新幹線の徳山駅 : ウィキペディア)


 熱海も徳山も開業当初は最高速度210km/h(巡航速度は200km/h)だったので、減速は40km/hほどで済んでいたが(160km/hで通過)、最高速度300km/hとなった現在では130km/hもの大きな減速(170km/hで通過)を強いられるようになりました。



 しかもこの山陽新幹線の線路規格ももう30年以上も前の規格なのに、東海道・山陽新幹線開業当初では考えられなかった時速300キロ走行超となった現代でも、前例主義にならいその新幹線規格を全く変えようとしない役人たち、頭がかなり悪いです。

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  (最高速度320km/hの設計だったJR西日本500系新幹線:ウィキペディアより)


 現代の新幹線はカーブ半径6000m・トンネル断面100㎥が世界の常識で、この規格だと350km/h程度までいけるし、もちろん乗り心地も良くなります。

 ちなみに狭軌の在来線の半径1400mという湖西線の規格ももう時代遅れですが、近年造られた常磐新線=つくばエクスプレスも160km/h走行も考慮して狭軌線での最大カント量105mmを設定しているが、この狭軌線でのカーブ半径1400mという湖西線規格での160km/h走行はちょっと厳しいですね。

 
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 とにかくもそうこうするうちに掛川SAに到着、
 ここで朝食と登山時のためのスポーツドリンクのアクエリアスと板チョコを買っておきました。
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           (新東名の掛川サービスエリア : 2012.8.20撮影)


まだ出来たてのSAなので中はとてもきれいでしたが、このテナントの中に吉野家の牛丼店があったので、朝食は高山病にも効くらしい炭水化物を多く含み、カロリーも高そうな牛丼にしました。



 そして掛川まで来ると目的の下車インターの新富士ICまではもうわずかで、
      富士に近づくと東名ほどではないにせよ富士山も見えてきました。
      雲も少なくとてもいい天気そうで登山日和なお天気のようです。
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           (新東名から見た晴天の富士山 : 2012.8.20撮影)


 そうして、まもなく新富士インターに到着。あいにく撮影写真はないので、
 ウィキペディアから未開通前の料金所の写真を拝借したのを代わりに掲載です。
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       (7の番号が振られた新東名の新富士料金所 : ウィキペディアより)



 新東名の新富士ICを降りますと通行料が無料となった西富士道路へ直結していましたが、
 北の終点のところで渋滞しており停車中に撮影したのが下写真です。
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           (西富士道路から見た富士山 : 2012.8.20撮影)


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  2012年 夏の旅行/その① プロローグと新東名走行で富士宮へ、はこれで終了です。
  この旅行の模様は、訪ねた順に13連投の予定で今後連続投稿する予定です。

                     次はその② 富士山本宮浅間大社参拝編へと続きます。

Posted at 2012/09/02 01:05:26 | コメント(1) | トラックバック(0) | 2012年 夏旅行/富士登山ほか | 旅行/地域
2012年08月12日 イイね!

こんなのが出るようです(ピボットDXB) 2012.8.26イベント会場での装着を追記

こんなのが出るようです(ピボットDXB) 2012.8.26イベント会場での装着を追記ここのタイトル写真は、
ピボット(PIVOT)という会社が出しているCAN通信のお車に対応した、社外品のX2Cという水温計です。

この水温計は昨年の夏場、すでに私のコンテRS号に取り付けているところの写真(この写真当時は仮設置)ですが、社外品の水温計のため、純正の水温センサーが感知している実温度をそのまま表示しています。



 で、水温計の詳しいお話は以前のブログ (2011.07.262011.08.102011.08.18) で詳しく取り上げたので今回は簡単にですが、

 ダイハツのKFエンジンは燃費の向上と排ガス規制のためなのかエンジンブロックの温度も高めとなっていて、以前の常識より冷却水温が10℃以上は高めとなっているようです。コンテ(KFエンジン全般?)は、なにせサーモスタットの全開温度が97℃ですから、冷却水温100℃越えも普通です。


よってこのメーター、現代の時代に合わず肝心な100℃以上の部分が大幅に荒きざみな! 目盛りとなっているのが非常に残念なところですね。

 
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 ところで最近のお車はオーバーヒートしにくくなったためなのか、単にコストダウンのためなのか、メーターの電飾や燃費計にお金がかかるためなのか、一昔前までは純正で針式の水温計がついているのが普通でしたが、いまやこれは少数派になりつつありますね。


(コンテに乗る前に乗っていた我が家のアトレーワゴンの燃料計と純正水温計)

       
                     (ネットで見かけた車の水温計)





       
            (2021年 3月に購入したプレミオの水温計と、プレミオの通常水温)




 ところが日本車の純正の針式水温計、これ水温が適正温度の時には針は真ん中を指したまま全く動かないように設定されていまして、水温計の針がHにいってしまったときには、時すでに遅しということらしいのです。

   水温計の針が動き回ると不安を覚えるドライバーの苦情を恐れての?
   あるいはわざといいかげんにしている?水温計でも


やはり実温度を表示する水温計が搭載されていれば、ウォータポンプの故障や、配管やゴムチューブからの冷却水漏れ、サーモスタットやラジエターキャップの不具合やパッキンの劣化等、万一のオーバーヒートぐらいは判別できるのでやはり安心感は違いますね。




 ちなみにコンテの冷水温の警告灯は水温50℃前後で消灯するのはすでに判別できたのですが、もちろんまだオーバーヒートは全く体験したことはないので、コンテの高水温警告灯がいったい何度になると点滅・点灯するのかは全く不明です。取説にも整備書にも書いていないです。
 ちなみに車によっては120℃前後で点灯するのもあるそうな (ホンダのバモスらしいが、これではあまりにも高すぎる)。


 参考になったのはコンテの修理書に水温センサーの特性が記載されていまして、これによりますと20℃と80℃と110℃の抵抗値が記載されていますので、ラジエターキャップの刻印も1.1であることもあり110℃ぐらいまでは大丈夫?なのかなぁ、と思います。少なくとも105℃では高水温警告灯が点灯しなかったのは確認しました。


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 で、2012年の9月頃に新発売となるらしい製品がこれ↓で、「デュアルゲージ」というそうです。

 これの発売はパソコンで見る場合ですが、みんカラの右上のバナー広告に掲載されていたものをなにげなく見ていて知りました。

       (もうすぐ発売予定のピボットDXB = ブースト計+水温計/電圧計)



 メーター盤面はDXとDSシリーズとも共通らしいのですが、DXシリーズのメーターは故障診断コネクター直付けのタイプ、DXシリーズのメーターは後付センサー接続タイプのようです。
 センサー後付のメーターならすでにデフィーあたりからも出ているので、あまりうまみはなさそうですね。

 もちろん私の場合はX2Cの水温計と同様に、配管に無加工のDXシリーズのほうを好むのは当然ですが、今回はターボ車向けのブースト計、もしくはNA車向けのバキューム計が針式のアナログ表示で、水温計と電圧計がボタン切り替え式の赤色のデジタル表示となっているようです。



    (我がコンテRSの故障診断コネクターに接続しているX2C用の接続コード)


  (我がコンテに取り付けている、100℃以上の目盛りがかなり荒刻みなX2C水温計)


 ちなみに100℃以上の水温が大幅な荒刻みになっているX2Cの水温計なら、針式表示が好みの私もあえてこちらのデジタル表示のほうがいいかもしれません。




 NAのノンターボ車なら瞬間燃費計のバーを見ればバキューム圧はある程度予測がつきますが、我がコンテ号はRSのターボ車だし、さらに最近のターボ車はどのあたりでブーストがかかっているか分かりにくくなっていることもあり、正直ブースト計も欲しかったです。

 これがあれば水温計がデジタル表示になってしまうのは残念ですが (恐らくX2Cとの両刃使いは不可だろうと思います)、純正センサーが把握しているバキューム・ブースト圧が把握できますね。


 ただしメーカーサイトを見ると、新型ムーヴカスタムは動作確認が済んでいるみたいですが、コンテ系統はまだのようで新型ムーヴで動くならコンテも動作しそうですが、さすがに実売2万円以上?する商品を人柱する勇気は私にはないので、しばらく様子見ですね。

 
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      【ここからは、2012.8.27 追記です】
 2012.8.26(日)の日、名古屋市内にある「スーパーオートバックス ナゴヤベイ」で、このピボットDXB = ブースト計+水温計/電圧計の装着イベントが開催されるとのことで、つい先日富士山や埼玉・山梨にも行ってきたにもかかわらず、舌も乾かぬうちに名古屋へGoしてきました。

 そして午前10:00過ぎにお店(イベント会場)に到着です。


          (イベント会場に置かれていた、ピポットのゲージたち)



 そして、ターボ車の我がコンテRS号に早速ピボットDXBを故障診断ソケットに装着、メーターが動作するかどうか見てみました。そしてどうやら問題なく動作しているようでした。




 上の写真は店内駐車場内を走行中に助手席の知人に撮影してもらった写真で、低速走行のためブースト圧は-0.65付近を針が指しており、アイドリングとそんなに変わらない値ですね。ちなみに水温は92℃です。
 
 残念ながら撮影写真はありませんが、あまり良くないことですが空ぶかしでエンジンを回してみますとブースト圧が+0.5を指したりしていましたので、どうやらこのピボットDXBはコンテRSではとりあえず動作するようです。

 
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下の↓関連情報URLは、ビボットのDXシリーズの製品案内ページです。
 
2012年08月11日 イイね!

また再びの 奈良県・十津川村の「谷瀬のつり橋」への訪問

また再びの 奈良県・十津川村の「谷瀬のつり橋」への訪問 以前に、みん友さんのえりちゃあさんがとても吊橋に興味深々とのことだったので、当ブログにこの「谷瀬のつり橋」を取り上げたことがありました。
 その2011.07.29付けのブログは → こちら です。

 そのときに掲載した写真は2009.2.6の平日に何気なしに立ち寄った時のものを掲載していまして、夕方の4時すぎに訪れたこともあって撮った写真は5枚ほどしか撮っていませんでした。

 先のブログの鹿児島の開聞岳(かいもんだけ)のところでも触れましたが、そのときに撮影した写真は携帯写真で画質も良くなかったため、シグマの旧機種SD15を買った友人を引き連れて、2012(H24).5.22の人が少なそうな火曜日の平日、再度ここへ訪問しました。ただ残念なことに今回は晴天には恵まれずあいにくの曇り空でしたが。



      《前回のブログより》
 十津川(とつがわ)といえば、まず渡瀬恒彦さん主演のTVドラマ(十津川警部) がすぐに思い浮かぶのですが、こちらのほうは奈良県の村の名前で、険しい山ばかり続き国道もところどころ改良されているものの、かなりの区間は極道でバイクなら問題ないものの、車なら対向車をかわすのに難儀するところがたくさんあります(2009年当時)。

 その後、大水害にも襲われて大変だった地域でもありますね。


   (残念ながらあいにくの曇り空だった谷瀬のつり橋 : 2012.5.22 筆者撮影)


   (前回訪れたときに携帯カメラで撮影した谷瀬のつり橋 : 2009.2.6 筆者撮影)


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 冒頭のタイトル写真のように国道168号線を走ると、上野地トンネルが掘られ国道が改良された区間がありますが、あえて旧道のほうを行くと 「谷瀬の吊橋」 に出会います。つり橋の長さは297m・川からの高さが54mにもなる歩行専用の橋です。

    (国道168線沿いの遠くから見た谷瀬のつり橋 : 2012.5.22 筆者撮影)


   つり橋全体をカメラに収めるため遠方から撮影しましたが、
   パソコン用の大型画面でないとつり橋が見えにくいのでは思います。

   九州の九重橋と違い下は丸見えで、
   途中に橋脚がない正真正銘の長さ297m・渡り板までの高さも54mある、
       高所恐怖所の方はまず渡れないであろう、つり橋ですね。

               (対岸にある、谷瀬吊り橋周辺マップ)



        (谷瀬のつり橋より少し下流にある、狭いけど車も通れる谷瀬橋)

       
                 (谷瀬のつり橋の説明看板 : 2009.2.6 筆者撮影)


           (谷瀬のつり橋の銘板 : 2012.5.22 筆者撮影)


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     ではさっそく、この谷瀬のつり橋をご紹介していきます。

                (国道側から見た谷瀬のつり橋) 


              (対岸の谷瀬側から見た谷瀬のつり橋)






 こちら2枚の写真は下の十津川(熊野川)の下から見上げた写真です。
 高さ54mといえば香住の余部鉄橋よりもさらに13mも高く、
 古代の出雲神殿の48mよりもさらに高いですね。DP1xのカメラにはとても収まらないです。



  ではつり橋を渡っていきますが、
  風が吹けばかなりぐらぐらとゆれるような吊り橋なので、
  一度にたくさんの人が渡ることができませんで、
  橋の入口にはこのような注意看板(写真は谷瀬側のもの)が建てられています。




     国道側からの入口です。


       





     橋の中間地点とワイヤーを留めている金具等です。




       





     つり橋の途中地点から下を覗いてみました。




       





  今度はつり橋を渡りきった対岸の谷瀬側から撮影した写真です。
  ちなみにつり橋の渡り板は細いのが四枚だけなのでスリル満点ですが、
                     ハイヒールでは渡らないようにしましょう。


       


     谷瀬側にあるお店に掲げられいてました看板です。



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     ここからの写真3枚は対岸の谷瀬側を少し北へ歩くとありました。



       




 太平記の世のころ、後醍醐天皇の皇子の一人で、大塔宮・護良親王 (「もりながしんのう」とも「もりよししんのう」とも呼ぶ、どちらが正しい呼び名なのか現在でも不明) が、鎌倉幕府倒幕のためどうやら赤坂城から高野山を経てこんな山奥へと移動して御所を建てていたようです。

 
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下の関連情報URLは 「十津川村観光協会」 のサイトをご案内しています。
Posted at 2012/08/11 02:20:34 | コメント(1) | トラックバック(0) | 建造物・構造物 | 旅行/地域
2012年08月01日 イイね!

鹿児島の名勝散策(後編) 池田湖・牧聞神社・開聞岳への訪問

鹿児島の名勝散策(後編) 池田湖・牧聞神社・開聞岳への訪問 
    《プロローグ》
 鹿児島へ、我が愛馬のコンテとともに行った
 鹿児島旅行の第三弾 「鹿児島の名所散策」、
     前編は噴煙をあげていた桜島、
     中篇は砂州を渡り歩いた知林ヶ島、
     そしてただ今からの後編ですが、

 今回はその鹿児島旅行の最後となります、池田湖(いけだこ)・牧聞神社(ひらききじんじゃ)と、そのご神体山といわれる独特な円錐形をした開聞岳(かいもんだけ)をご紹介していきたいと思います。

 なお、ここのタイトル写真はウィキペディアに掲載されています、太平洋から見た開聞岳の写真を選びました。


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 まず九州でいちばん大きい湖である池田湖(いけだこ)ですが、直径が約3.5km、周囲約15km、湖面の標高が66mで最大水深が233mあります。よって湖の最深部は海抜-167mとなる、そして湖底には高さ150mの火山がある、ちょっと面白い仕様の湖ですね。


      (池田湖と開聞岳 : 2012.5.6 レイクグリーンパークにて筆者撮影)


 フリー百科事典のウィキペディアの記事によりますと、

 「1929年(昭和4年)の観測では透明度26.8mと当時世界第7位であったが、その後、生活排水や工業廃水の流入などによって汚染が進み、1983年(昭和58年)には赤潮が発生するに至った。このため「池田湖ブルー化計画」が策定され水質改善の活動が進められている。」
                                             と書かれています。

 ここの掲載写真でも実際この目で見ましても、標高の高いところにあります霧島連山の不動池や六観音御池みたいに美しい色や透明度を讃えているわけではなく、少し濁った感じがいたしますね。
 まあ、開発が進む前の戦前までは、霧島連山の池と同じように美しい湖だったのでしょう。



 ちなみに私がここを訪れたときは上の写真のように、なんか空気がもやっとしていて、せっかく池田湖と開聞岳のツーショットを撮影スポット?から撮ったのだけど、独特な円錐形をした開聞岳はかすんでいて、残念ながらぼんやりとしか写っていませんね。

 ほぼ同じ場所から撮影されたと思われます、もやもなくきれいに写されている開聞岳の写真がウィキペディアに掲載されていましたので、あわせて下に掲載しました。


         (池田湖と開聞岳 : 2005.7.17撮影 ウィキペディアより)





              (池田湖湖畔より2枚 : 2012.6 筆者撮影)


 それから鹿児島県道28号線沿いにある池田湖パラダイスには、ネッシーならぬ「イッシー」の模型が駐車場の奥に展示されていました。




          (池田湖パラダイスのイッシーの像 : 2012.6 筆者撮影)



      (おおうなぎ : ウィキペディアより)

 まあ、恐竜を思わせるようなイッシーはともかく、池田湖はオオウナギが住んでいることでも有名で、大きいものは体長2mにも達するとか。


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 池田湖を散策した後は、そこからごく近くにある薩摩国一宮の 「牧聞神社(ひらききじんじゃ)」 へと行くべく南へと下っていきました。
 そうしますと、池田湖あたりではそんなに大きく見えなかった標高924mの開聞岳が、だんだん大きく見えるようになり電柱と電線のないところで撮影です。




              (晴天の開聞岳 : 2012.5.6 筆者撮影)


 そしてシグマのコンデジDP1xのカメラは手振れ補正がないので、念のため同じ場所で2枚目を撮影しようとシャッターを切ったとたん、カメラの内部でネジみたいな物が外れて、カメラを振るとカチカチと音が…。

 そして撮影時には飛び出してくるレンズが逆に元に戻らなくなり、DP1xカメラは4302枚目を撮影した時点で故障しました。その故障したときに撮影した写真が丸い黒い筒が写っている下写真になります。

 この手の故障は私の手持ちの固体だけの問題なのか、あるいは撮影レンズが沈胴式を採用するDPシリーズの全体的な問題なのか分かりかねますが、
 レンズ駆動部分の故障ですが私のDP1xのカメラではこれがもう2回目でして、前回も5000枚ほど撮影したところで故障したので、わずか5000枚ぐらいの撮影枚数で壊れるのも構造に問題があるのか、5年保障に入っていてもちょっと耐久性がなさ杉ですよね。



    (シグマDP1xカメラのレンズのAF駆動部分が故障?したときの撮影写真)




(コンパクトデジカメながら画質をとことん追求したデジカメ、シグマDP1xの外観)


(フォビオンの画素が3倍になり一層画質に磨きがかかったとされる、シグマDP2 Merrillの外観)


 しかも今のところ私には予備のコンデジや一眼レフがないので、虎の子が出先で故障すると全くのお手上げなので、もう1台一眼レフかDP1xの後継機種のDP1メリルを買ってこれをメインにし、今のDP1xを予備にするしかなさそうです。
 DP1xの後継機種となるDP1メリルは、すでに発売となったDP2メリル(上写真)と同様に、どうやら問題の多いらしい? レンズ収納式(沈胴式)はやめて、上写真のようにリングフォーカス式になるそうです。


 まあ、鹿児島旅行の本当に終盤の終盤で思わぬトラブルに遭遇してしまったけれども、故障してしまったのは仕方ないので電池を抜き取って専用ポーチに入れてしまい、代わりに手持ちのガラパゴス携帯のドコモ-松下P-01Aの内蔵カメラで撮影したのが下の写真です。

 ここへ掲載するにあたり極力修正したけれど、元が良くないのであくまで携帯の小型画面程度なら美しく見れるレベルみたいです。


         (晴天の開聞岳 : 2012.5.6 筆者の携帯カメラにて撮影)


 上の掲載写真は本当にお天気が晴天で美しかったのに、あとせめて5枚ほどDP1xで撮影してから故障すればまだ良かったのだけど、お天気が絶好だっただけに、かえすがえすも悔いが残った写真になりました。

 パソコンの大きなモニターで閲覧されておられる方でしたら一目瞭然ですが、やはり私の手持ちの携帯カメラでは、コンデジのシグマDP1x撮影写真とでは全く太刀打ちできないですね。

 そしてこのときは、ここ鹿児島の薩摩半島の南端である開聞岳を最後に帰宅の途に着きました。


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 ここから先は、後日に所用のためもう一度鹿児島へ行く機会に恵まれまして、4連休だったGW中とは違って時間はあまり取れなかったけど、せっかく鹿児島へ来たのとカメラも修理を終えていたので撮影したのが下のいくつかの写真です。
 残念ながら、このときは天候に恵まれず雲が頂上を覆っています。




             (2012.6  あいにく雲で覆われた開聞岳)





   (独特な円錐形をした山 開聞岳 : 鹿児島県 環境林務部のホームページより)


          (上空から見た開聞岳 : 2010.5.5撮影 ウィキペディアより)




    (国道226号線長崎鼻入口交差点にある、ふれあいパーク山川の案内看板)


         (上空から見た阿多カルデラ : 2008.2撮影 ウィキペディアより)


 鹿児島の薩摩半島(さつまはんとう)のいちばん南の先端には、ここの3枚の写真のように標高0m地帯のところに、一峰だけがとんがり山のように突き出たなんともいえない独特な形状をしているのが、開聞岳ですね。


 標高は924mながら登山口からの高低差が900mほどありますので、登山はけっこう大変かもしれませんね。でも次回ここを訪問したときには時間を取ってこのお山にもぜひ登ってみたいです。
 ちなみに頂上には、牧聞神社の末社である御嶽神社(みたけじんじゃ)が祀られているそうです。

 またここの周囲には他に高い山はないので、お天気が良ければ開聞岳の頂上からは360度パノラマ景色を堪能できるそうですよ。カメラ持参は必須ですね。


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 その開聞岳をしばし見たあと、その薩摩富士とよばれている開聞岳を遥拝しご神体山にもなっている、開聞岳のふもとにあります牧聞神社(ひらききじんじゃ)へと参拝してから、自宅へと帰宅の途につきました。


                      (牧聞神社 看板)


                    (牧聞神社 駐車場入口)

 鳥居の奥に小さく写っていますが、この白い車が我がコンテ号です。



                      (牧聞神社 ご由緒板)


 そして赤塗りの社殿の中へと入っていきます。




                     (牧聞神社 拝殿)

 あいにくのお天気のため、普段は背後にそびえる開聞岳は全く見えず、
 たんに白い雲しか写っていなかったです。





                     (牧聞神社 本殿)
 
Posted at 2012/08/01 10:29:28 | コメント(0) | トラックバック(0) | 旅行記 九州・沖縄 | 旅行/地域
2012年07月29日 イイね!

鹿児島の名勝散策(中編) 知林ヶ島への砂州渡り

鹿児島の名勝散策(中編) 知林ヶ島への砂州渡り 
    《プロローグ》 
 さて桜島を1周したあともう一度元に戻って、垂水市→霧島市→姶良市(あいらし)→鹿児島市→指宿市(いぶすきし)と、
 陸続きにぐるっと鹿児島湾=錦江湾(きんこうわん)を半周して指宿へ行くのは、時間とガソリン代の無駄なので、桜島の西の端から海で短絡してフェリーで鹿児島市内へ一気に出ました。

 軽四のフェリー代は1070円、乗車時間は30分にも満たなかったと思います。大隅半島はほとんど高速はないので2時間以上節約できたことでしょう。

 実は5月のゴールデンウィーク時と、諸般の事情により後日にもう一度鹿児島を訪れたので、ここからの中篇と後編の掲載写真はいろいろな空模様の写真が入り混じっておりますが、ここのブログでは一体として扱っています。


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 ところで今回、鹿児島の風景を写真に収めながら改めて思ったことですが、
 日本のいたるところで同様なのが、
   とにかく殺風景な電柱と電線が林立して見苦しいこと。
   とにかくこれだけは腹が立って腹が立って仕方なかったですよ。



 日本を観光立国にする…とか、政府のお偉いさんたちが雄叫びを上げているけれど、霧島にしても桜島にしても、これからご紹介していく開聞岳(かいもんだけ)にしても、とにかくどこへ行っても見苦しいのがこの電柱と電線です。

 しかも政治家も票にならない電線の地中化など見向きもせず力も入れない人ばかりで、ダムとか箱物とかばかりに力を入れる前に、地震の時には危険でもあるし、
    せめて観光地の電線ぐらいは地中化しろよ
                           
と叫びたくなりますね。


 どうも戦後の弊害のひとつである公害は、社会運動が功を奏して高度成長期と比べてかなり改善されたけれども、電線の地中化は人体に直接影響しないことがたたって、先進国では恥ずかしいかな、日本ではごく一部を除き未だ改善されないままですね。

 政府も発電と送電の分離などの検討することなんかより、まず先に景気対策も兼ねて日銀にお金を刷らせてもよいから、これをまずなんとかしろよ… と言いたくなります。


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 で、話は元へ戻りまして桜島フェリーの鹿児島港を降りて、今回の最も行きたいところの一つであった薩摩半島の南端の指宿市(いぶすきし)にある 「知林ヶ島」 へと車のハンドルを向けました。


  (知林ヶ島の航空写真 : ウィキペディアに掲載の1974年撮影 国土航空写真より)


  (砂州のつながった状態の知林ヶ島 : 鹿児島県 環境林務部のホームページより)


 下記関連情報URLにも載せていますが、
 知林ヶ島(ちりんがしま)は、普通は薩摩半島から沖合800mにある周囲3kmの小さな無人島なのですが、一定の条件が重なると上の写真のように砂州(読み:さす,砂の道)が現れて、本土から歩いて島へ渡れるという、なんとも摩訶不思議な地形を持った島なのです。

 ちなみに、ここの冒頭の小さなタイトル写真のほうは、まだ砂州がつなかっていない状態の普通の知林ヶ島の写真です。
 今回は砂州の出現時間(春から秋時の干潮時刻)に合わせて、まずそこから行くことにしました。


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 鹿児島港でフェリーを降りて地元の方の車の流れをみますと、道路事情のあまり良くない鹿児島市内の国道225号線よりも、多数車線もある道幅の広い鹿児島県道の217&219号線の産業道路を皆さん走られているようです。
 こういう場合私はあまりナビを当てにせずに、持参していたライトマップル鹿児島県道路地図帳で念のため確認しながら、海岸沿いの広い産業道路をずっと南下、広い道が終わったところで国道226号線に合流です。

 海岸線に沿って国道226号線をひたすら南下していき、JR九州の指宿枕崎線(いぶすき まくらざきせん)の前之浜駅(まえのはまえき)の少し先にあるPスペースまで来ますと、ようやく知林ヶ島がはっきりと見えるようになり、まず写真撮影しました。


(沖合いに見える2つの島のうち大きなほうが知林ヶ島です。ちいさなほうは「小島」です)



 そしてここは錦江湾と崖に挟まれた狭いところに国道と線路の両方が通っているところで、知林ヶ島を撮影中に踏切の鳴る音がしたので、急いで国道をまたいで速攻でカメラを線路のほうへ向けました。そうするとまもなくJR九州の新型気動車キハ200形 2両がやって来て通過していきました。




              (JR九州設計の新型気動車 キハ200形)





                 (旧国鉄設計の気動車 キハ47系)

 どうやらここ前之浜駅で上下列車が行違いをしたようなのですが、JRの時刻表までは持参しておらず、ここで行違いするとは分からなかったので、慌てて撮影した下り列車のキハ47系のほうはあまりうまく撮影できなかったです。


 それとここへ写真を掲載するべく編集していたときに初めて気が付いたのですが、鉄道の気動車(ディーゼルカー)の写真の3枚目に写っています、ホンダの黒色の箱バンのバモスワゴンらしき車の運転席の窓から、後ろ向きにピースサインをしている人の手が写っているではありませんか。

 いちおうここへ記載するにあたり読み取れる範囲の車のナンバーはすべて消しましたが、なんともナウイことをする人もいるものだと、今頃になって気が付きました。


   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


 そして知林ヶ島へと近づくべく国道226号、南薩摩路を南下。宮ヶ浜駅(みやがはまえき)の少し先にある何の変哲もない、案内看板すらなかった?大園原交差点を左折します。実は少し行き過ぎまして速攻でUターンしたことはナイショです。

 鹿児島市方面から知林ヶ島へ行くにはこの鹿児島県道238号線を走ります。






 しばらく走ると鹿児島湾(錦江湾)が見えてきますが、ここで写真を1枚パシャと撮りました。




   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


  そしていよいよ待ちに待った知林ヶ島へと到着しました。
  ここへ来ただけでも鹿児島へ来た甲斐があったというものですが、
  慌てずまず手前の魚見港の防波堤の先端から知林ヶ島を撮影です。



 このとき写真をみても分かりますがすごい白波が立っていますけれども、
 この時のこの場所だけ!ものすごい風が吹いてきてとても面白かったのと、
 強烈な風がかえって気持ちよかったですね。



  それから我がコンテ号を駐車場に移動して、
  防水長靴に履き替えたりして渡島の用意をし、早速知林ヶ島へと渡り始めました。


                    (知林ヶ島の説明看板)


  砂州は全長800mほどだそうですが早速歩き始めます。
  下の写真へ行くほど徐々に知林ヶ島へと近づいてきます。













  やっとこさ陸続きになっていた知林ヶ島へと自らの足で渡ることができ、無事上陸です。







  でも時間の都合上、今回は長時間の滞在はかなわず、
  島の灯台とかにも全く行く余裕もないため周りを撮影していましたが、
  そうしているうちにうちに潮が満ち始めてきたので、速攻で薩摩半島側へと戻ります。


   (満潮になりかけ、砂州が徐々に消滅しかかっている知林ヶ島の砂のかけはし)



  最後の写真ですが右側に知林ヶ島、左側の沖に写っています高い山が桜島になります。


 なお、この日は天候が安定せず晴れたり曇ったりの不安定な天気のせいで、知林ヶ島の往復時の撮影写真の色相が合わず、ここへの掲載にあたって修正で極力合わせようとしたものの、それでもなお色がズレているのは、もう素人写真のせいだと思って下さいね。


   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


  これで、「鹿児島の名勝散策(中編) 知林ヶ島への砂州渡り」は終了です。
  次は、いよいよ鹿児島旅行の終盤
    「鹿児島の名勝散策(後編) 薩摩富士と呼ばれる開聞岳・牧聞神社・池田湖への訪問」です。


なお、下記関連情報URLには、指宿市役所 産業振興部 観光課のホームページ
       「砂州ってこんな感じだよ!」 をご案内しております。
また同ホームページ内には、砂州出現情報として
       潮の干潮時刻とともに渡島の適否と砂州出現予測時間も掲示しています。
Posted at 2012/07/29 23:51:08 | コメント(0) | トラックバック(0) | 旅行記 九州・沖縄 | 旅行/地域

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「我がコンテ号、325327kmにて初めてCVTオイルパンを開封(写真)。

CVTは3~4万kmでのフルード交換ぐらいしかメンテはしてませんでしたが、左端の円形のマグネットにヘドロがこびりついている以外はきれいでした。

当然、新品のストレーナ・マグネット・ガスケットへと交換。」
何シテル?   10/26 21:55
カクシカおじさんです。 ニックネームの由来は、我が愛馬コンテカスタムRSの別称、ダイハツの『カクカクシカジカ』と現在の年齢がおじさんになっているところから...
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