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カクシカおじさん(プレミオおじさん)のブログ一覧

2013年07月10日 イイね!

SIGMA DP1xの部屋 (2015.5.1更新)

SIGMA DP1xの部屋 (2015.5.1更新)
 現在はフルモデルチェンジした
   シグマ DPメリルシリーズをメインに使っていますが、

 それまでは、私が初めて買った本格的なカメラ、
   シグマのコンデジ DP1xにて
   旅行の道中写真を撮影していました。




 このカメラを私が購入した2011年 9月以来、最初は非常に悪戦苦闘しながら
 DP1メリルを2012年 11月に購入するまでの1年2ヶ月の間、メインに使ってきました。
   …実は本当のことを言うと、これ1台しか持っていませんでした(笑)。


 我がコンテ号とともに、
 南は鹿児島・指宿から、2012年に初登頂した富士登山に至るまで、
    さまざまな風景や道中写真、車両とかを撮影してきました。
 特に2012年の富士登山では、一生の思い出となる鮮明な写真をたくさん撮ることが出来ました。

 もちろんここにすべての写真は載せられませんので、それは各ブログを見ていただくこととして、すでに旧式となったものの、私のプログ作成の大きな原動力となった携帯性に優れた愛すべき1台のカメラです。



 ここから以下の写真は、
 主に当ページのブログやフォトギャラリーに掲載のDP1xで撮影した写真の中から
    ピックアップした写真を掲載しました。


 まずミニツーリングで行った広島県福山市にある鞆の浦(とものうら)での撮影写真が、
 DP1xを初めて使って撮影した写真になります。



      (昭和の雰囲気を今も伝える鞆の浦から2枚 : 2011.9.8 撮影)




                (2011.9.16 山中湖にて撮影)


                 (2011.9.16 西湖にて撮影)

 
                (2011.9.16 JR清里駅にて撮影)






            (2011.9.23 北近畿タンゴ鉄道 天橋立駅にて)






                (2011.12.14 銀閣寺にて撮影)




                (2012.1.28 皆神山にて撮影)


                 (2012.1.29 本栖湖にて撮影)


                (2012.1.29 朝霧高原にて撮影)


              (2012.1.29 西湖・樹氷まつりにて撮影)




                 (2012.1.30 山中湖にて撮影)




          (2012.3.8 岡山県にある蒜山(ひるぜん)高原を望む)






            (2012.4.16 奈良・法隆寺の五重塔と夢殿)




               (2012.5.5 霧島・不動池にて撮影)


              (2012.5.5 霧島・六観音御池にて撮影)


          (2012.5.6 わずかに噴煙をあげる鹿児島の桜島)


            (2012.6 砂州渡りで有名な指宿・知林ヶ島)




              (2012.5.22 谷瀬のつり橋にて撮影)




    (2012.6.1 18:52 出雲日御碕の沖にある経島(ふみしま)での夕日)






           (2012.7.22 佐用町のひまわり祭りにて撮影)




              (2012.8.20 新東名トンネル内にて)


           (2012.8.20 富士登山中に見た大きな影富士)




     04. 4:41 14″


     07. 4:43 04″     


     09. 4:46 52″


     11. 4:48 58″


     13. 4:51 59″


     15. 4:55 23″


     20. 5:01 34″
             (2012.8.21 富士山頂からの御来光7枚)



            (2012.8.22 5:06 07″山中湖にて撮影)


       (2012.8.22 6:52 富士河口湖町の船津付近?にて撮影)




       (2012.8.22 草津 白根山の湯釜 : トリミングにより大幅拡大)




      (ボートの上から撮影した榛名富士の一枚 : 2012.8.22筆者撮影)


     (御姿岩の中にご神体がある独特な榛名神社 : 2012.8.22筆者撮影)




        (2012.8.23 秩父鉄道三峰口駅前にある日本家屋風商店)






             (2012.8.23 秩父鉄道三峰口駅より3枚)






           (2012.8.23 静岡県島田市にある蓬莱橋より2枚)




  (2012.10.17 長野市 戸隠神社奥社より戸隠山を撮影 : トリミングにて拡大)






    (2012.10.27~28 岩国市にある300年の歴史を誇る錦帯橋から2枚)






(国鉄初の高速機関車EF66 1号機  2012.10.28 広島のJR貨物フェスティバルより)



    このJR貨物フェスティバルの各車両を撮影後、
    撮影機材を新型のDP1メリルにバトンタッチし、このDP1xは予備機となりました。

    フルモデルチェンジした 「SIGMA DP1メリルの部屋」 へと続きます。 


   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


 DP1メリルのF2.8の1500万画素×3層に比べて、450万画素×3層構成の旧来のDP1xは、F4という暗いレンズを採用していて撮影場所を選びますが、等倍で細かなところを見るのでなければ、画素ピッチが大きいと思われる? このカメラのほうが色彩感がより豊かに感じます。

 よって最近、絶景は両方の広角カメラを使って撮影しています。


 少なくともみんカラブログ内からの直接掲載では、最大160万画素前後の写真に圧縮されちゃいますので、撮影写真をトリミングしてから掲載するのでなければ、ブログ画像写真の解像度はDP1xもDP1メリルもそんなに差はなさそうな感じです。

 ただ自宅のパソコンモニター上で等倍拡大し比較すればかなりの差がありますね。



   ということで、旧来のDP1xで撮影した晴天の蔵王山のお釜(御釜)から1枚。

(2014.9.22 宮城蔵王に位置するエメラルドグリーン色を讃えた蔵王のお釜、又は御釜)


   こちらの写真はその翌年2015年 4月に撮影した雲一つなかった鳥海山より。

          (2015.4.4 山形県遊佐町から見た晴天の鳥海山)
2013年07月09日 イイね!

キャッシュバックに釣られて、シグマ DP3 Merrillを買っちゃいました (2014.2.11追記)

キャッシュバックに釣られて、シグマ DP3 Merrillを買っちゃいました (2014.2.11追記)元は貧弱な携帯カメラ
  …未だにガラケーのドコモP-01Aを使っている…
  で撮影していた我が旅行の写真ですが、

パソコンの大きな画面で見るようになり
  ブログも作成するようになると
  当然ガラパゴス携帯の写真では限界もあるので、
  画角が広い本格的な広角カメラを1台買いました。


明るい場面での風景撮影が素晴らしいといわれていたが、
  その反面非常に扱いにくいジャジャ馬カメラのシグマDP1xです。


  そのカメラのインプレは→ こちら
  https://minkara.carview.co.jp/userid/1144014/blog/23977819/ にアップしています。



 初めて買った本格的カメラでしたが、コンパクトにするために採用したと思われる沈胴式レンズが災いして、私のは製品に不具合があったようで出先で鏡筒が何度も外れてしまう泣き目にあいました。

 そこでこのDP1xは故障の再発防止のため、シグマに引き取られて精密に調べられることになったのですが、虎の子のカメラ1台ではなんとも心もとないので、DP1xがフルモデルチェンジして間もない、新型のDP1メリルを昨年(2012年)の11月に購入しました。
 


   ちなみにDP1 Merrill(メリル)の購入ブログは → こちら です。
   https://minkara.carview.co.jp/userid/1144014/blog/28627662/

 ここにリンクを貼った 「DP1メリル購入」 のブログには、この一連のメリルシリーズの簡単な構造の説明やら、この手のカメラを使いこなすのに必要な物・用品などを、一通り詳しくご紹介しています。


   (超コンパクトにまとめられた、風景撮影用の初代広角のDP1xカメラ)



  (フルモデルチェンジされて二代目となった、やはり広角レンズ採用のDP1メリル)




 ここまではカメラの購入ブログにも、時折の旅行ブログにも触れてきましたが、良い意味でも悪い意味でも尖がった性能を持つこのジャジャ馬カメラのシグマ DPメリルシリーズですが、

 2013年7月31日購入分までは、製造メーカーによるキャッシュバックキャンペーンをやっていまして(下写真)、ついこれに釣られて私は今まで全く使ったことのない、望遠タイプ&マクロ(接写)用の75mm画角のDP3メリルを買っちゃいました。


 キャッシュバックのキャンペーン内容は、
 下記関連情報のURLに記載の、シグマのホームページを見ていただくとしまして、

 最初は買うつもりは無かったものの、当初のキャンペーン終了期間が7月31日まで延長されたので無事コンテの車検も済んだこともあり買っちゃいましたが、DP1メリル持ちの私の場合は3万円のキャッシュバックになりますが、各DPメリルシリーズは現在実売7万円台後半(2013年の半ば)なので、実質購入価格は4万何千円といったところでしょうか。


そしてDPメリルシリーズのように、ズームの効かない、画角が変えられない焦点が単一のレンズ、またはそのレンズを採用したカメラのことを単焦点レンズ・単焦点カメラといいますが、その特徴として、

     レンズが固定されているので、レンズ設計がシビアにできる(高精細なレンズにできる)
     レンズのコンパクト化が可能
     明るいレンズが作りやすい
     焦点が固定されているので
        レンズと撮像素子とのマッチングが取り易い

ということもあって、
シグマが発売したコンデジは、今のところすべて単焦点カメラばかりですね。


 ミラーレスを含む一眼レフなら、広角・標準・望遠と撮影レンズをそれぞれに交換するか、超ズームが効くレンズにして撮影するところなれど、このDPメリルシリーズでは画角を変えるためにはボディごと交換する交換カメラといったところでしょうか。

 ちなみに私は広い範囲を写せる広角カメラのDP1メリルはすでに持っているので、今回は標準画角のDP2メリルは買わずに、あえて望遠タイプのDP3メリルを選択しました。でもネットを徘徊しますと3台ともご購入されたつわものもおられるようですね。



     (販売価格が安く設定されている純正のリチウムイオン電池 BP-41)

 そしてDP1メリル購入当時のブログで触れていますが、
 DP1メリル購入時に買った、実売価格1200~1300円/本と販売価格を安く設定してくれているシグマの純正電池10本と、同じく充電器4個もそのまま流用できるので、今回はカメラ本体とわずかな付属品の購入だけで済みました。




    新たに我がカメラのラインナップに加わった、DP3メリルの外箱

    DP1メリルよりレンズが長くなったぶん、箱の横幅が長いです
 


  DP3メリル本体です。ボディー自体は先行のDP1メリルやDP2メリルと同一です。





       
           ズームが効かない単焦点レンズながら、
              35mmカメラ換算画角による75mm相当の望遠レンズタイプなので、
              レンズ部がボディーからかなり飛び出しています。




    広角用のDP1メリルとのコンボ
    左側がDP3メリルになります



           手前側がDP3メリルです
       



     こちらはDP3メリル用の純正フード
     かなり長いです   


            純正フードを装着したところ
       


   この純正フード、逆さまにするとレンズ部分に格納できるようになりました。
        ちゃんと専用の溝が切られていて、クリックして固定できます。
   ただしこれだとリングフォーカスによるマニュアルのピント合わせはできなくなりますね。





     それから純正のレンズキャップ 
     このカメラはフィルター溝が52mm径になります。




  いままで使っていたDP1メリルには、コンデジ撮影の機動性を生かすため、
  当時出たばかりのケンコーの「フリップキャップ 49mm」を購入して使っていました。

  このフリップキャップの全長は長めでレンズフードも兼ねているし、
  幸い広角のDP1メリルでもケラレもなくボタンプッシュ一つで即撮影に入れるので、
     結構重宝していました。


  ただし現在製品化されているのは49mmと58mm径です。
  ここの写真では小さいほうが49mm用で、大きいほうが58mmです。



  DP3メリルはフィルター溝が52mmと大きくなったので、49mmのものはそのまま使えず、
  58mmのフリップキャップを新たに注文。そしてステップアップリングも同時に注文です。
  

   
           (ケンコー フリップキャップ 58mm DRYパネル版)



   

   
            (ハクバ ステップアップリング 52mm → 58mm)


   ケンコーのフリップキャップをDP3メリルに装着しました。
   さすがにケラレは無かったです。


       
           ステップアップリングを使って52mm → 58mmに変更している部分
           ちょっとマクロ的に撮影


   このワンタッチで開閉できるレンズカバーを取り付けたおかげで、
     撮影時の機動性とレンズの保護も兼ねられてちょうど良いです。

   そしてDP1メリル装着のフリップキャップと同じように回転するリング部分を接着剤で固定して、
     開閉用のプッシュボタンが真上に来るように固定しました。




 あとは、DP1メリルのところでも詳しく触れました、手持ちグリップがない件。
   今回も高いけれども、やはり「リチャード・フラニエック DPメリル用のカスタムグリップ」を、
   日本発売元のオリエンタルホビーから購入。早速DP3メリルに取り付けました。



 それからDP1メリルの時にも貼りましたが、
 背面の液晶面に貼るケンコーの液晶保護フィルムの貼り付け。

 


 あとはコンデジとはいえカメラが増えてきたので、カメラの保護用に3000円ほどで売られていた、
 ハクバのカメラバックM(SPL-BSM-BK)を合わせて購入。車などに積載時の保護用です。

 夜間の室内で旧型のDP1xで撮影したため、きれいに撮れませんでしたが、
 中の間仕切りが強力なマジックテープになっていて自在に動かせるので、
    DPメリル2台+メリル用電池と外付けフラッシュ or DP1xが、このバックに入ります。



 このブログ、帰宅後慌てて写真を撮影し現像したため、一部はフラッシュのTTL機能を使ったものの、あまりきれいに撮れていない写真もありますね。後日晴天の日中に撮影した写真とすり替えする予定です。本当はバウンズ撮影できるような大型フラッシュがあればよいのかもしれません。

 最後のカメラバック以外の不鮮明写真はすでに差し替えました(2013.7.11)。



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       【2014.2.11追記です】

    (現DP2メリルの後継となるdp2 Quattro : シグマのホームページより)


この写真、昨日だかシグマから発表された、DP各メリルの後継機種だそうです。
dp Quattro(クワトロ)と言うそうですが、とにかく形状がすごく~細長くてインパクトが強いです。

そして今まで何度も指摘してきたことですが、これでやっとグリップ部分は改善されました。


当DP1メリルのブログでは、ページの容量の限度で簡単に触れるしかありませんでしたが、今までの単純に青・緑・赤のセンサーを垂直に1画素ずつ3層に組み込んでいた撮像素子方式から、

    (現DPメリルシリーズのフォビオンセンサー : シグマのホームページより)



       (新しい方式のフォビオンセンサー : シグマのホームページより)


今回搭載される新型のフォビオンセンサー、表層の輝度情報と1層目にあたる青色の色情報は2000万画素、下層にあたる緑色と赤色の色情報はそれぞれ各490万画素になる、つまり緑色と赤色センサーは今までよりかなり画素が減って、ベイヤー方式みたいに補間をする方式になる???ようで、これには早くも賛否両論が渦巻いていますね。

今まではフィルムみたいに単純にBGR各色の1500万画素×3層だったので、どうなるのでしょう。



 新型カメラもDPメリルシリーズと同様に、広角・標準・中望遠の単焦点による3機種の画角が発売されるようですが、この中で最初に発売されそうなのが標準画角のdp2 Quattroになるようです (発売時期・販売価格等は現時点では未定)。実際に撮影された写真を見るのが楽しみですね。

 でも私は比較的新しいDP1と3メリルの2台持ちなので、致命的な故障をしない限り現カメラを使い続けるつもりです。



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 そしてせっかくのおにゅーのカメラなのに、撮影した写真をなにもここに掲載していないのは、
    せっかくここへご訪問くださった方々に申し訳ないので、
    とりあえず自宅の簡単な花壇の一部を撮影してみました(2013.7.13)。


 まあDP3メリルも発売から半年ぐらい経っているので、ネットを徘徊すればもうたくさんの撮影写真がアップされていますので、今更とりたてて撮影写真の掲載は必要ないかとも思いましたが、今回の購入で2台持ちになったので比較のため両機種で、ほぼ同じ位置からシャッターを切ってみました。

  ただ今回は日中ですし撮影を簡単に済ますため三脚は使わず、すべて手持ちにて撮影。
  SPPのRAW現像も、すべてのパラメーターを標準設定(ゼロ)のままです。

  参考までにDP1メリルのファームウェアは、最新のもの(1.04)にしました。
     DP3メリルのファームウェアは、最新のもの(1.02)になっていました。



  まず、これ、何の花?か私には分からないのですが、とにかくDP3メリルで撮影。
 
   これの撮影時に、なぜかAFがなかなか合わず悪戦苦闘し何枚も撮影。
   おかげで少し離れてからの撮影になり、よってこの写真のみトリミングしました。
 
   →これは、後日フォーカスモードを、
         「花マークのマクロ」     → 0.226m ~ 1.0m
         「人マークのポートレート」 → 0.35m ~ ∞(無限大)
         「人&山マークの風景」  → 約1.0m ~ ∞(無限大)
         「Cマークのカスタム」    → 0.226mから∞(無限大)まで任意に設定可能

   と言うふうに、フォーカスボタンでピントを合わせる範囲を簡単に
           変更できることを取扱説明書を見て知りました。
   これを最適値にセットするとAFが短時間で合いやすくなります。  




  次にミニトマトを写してみました。手前のトマトに焦点を合わせてみました。
  両機種ともトリミングは一切せずに、撮影した写真を現像しそのまま掲載しています。

          ( DP3メリルにて撮影 : ISO100 F4.0 250/1秒 )


          ( DP1メリルにて撮影 : ISO100 F4.5 250/1秒 )

   広角レンズのDP1メリルでしかもF4.5でも、
   被写体に大接近すれば背景はまあまあボケますね。



    今度は赤色のトマトにAFを合わせて撮影。

          ( DP3メリルにて撮影 : ISO100 F2.8 250/1秒 )


          ( DP1メリルにて撮影 : ISO100 F4.5 160/1秒 )


    こちらは黄色のトマトにAFを合わせて撮影。
    茎から生えている毛(これ専門用語で何て言うのか分かりません)も、
       非常に鮮明に写っています。

          ( DP3メリルにて撮影 : ISO100 F2.8 250/1秒 )


          ( DP1メリルにて撮影 : ISO100 F4.0 200/1秒 )




       【2013.7.24 追記】
 2013.7.22の日、ご本殿が修復された出雲大社へ行くのに、
   その道中にある鳥取県三朝の三徳寺投入堂へと寄って、
   DP3メリルにて、こて試しにふもとから投入堂を撮影してみました。

 まずこの写真はDP3メリルによるノー トリミングの撮影写真です。
   みんカラブログでの写真掲載はブログの仕様上、
   Jepgの2MB以内かつ最大1280×1280=160万画素前後です。

 この写真はアップした時点で、1280×853ピクセル=109万画素に圧縮されていました。  

 撮影は手振れを恐れて三脚は使ったけれど、75mm画角のDP3メリルをもってしても、
   山の中腹にある投入堂、当然と言えば当然ですが小さくしか写っていませんでした。
   元の撮影写真は、4704×3136ピクセル=1475万画素です。
 
 やはりふもとからこの手の写真を撮るには、大きな200mmぐらいのレンズが必要そうです。


   とりあえず、お堂を切り抜くため4分の1ほどのサイズにトリミングしました。
   1050×800ピクセル=84万画素に切り抜きです。


   さらに試しに思い切ってトリミングし、650×500ピクセル=32万5千画素へ。

 さすがにDP3メリルをもってしても、ここまでトリミングすると解像度は不足気味です。


 それよりもまあ、こんな険しい山の中、どうやってこんなお堂を建てたのでしょうね。
 その摩訶不思議さから、修験者の祖、役小角(えんのおづね)が法力をもって 「お堂を投げ入れた」 という故事から、“投入堂(なげいれどう)”という名がついたようです。国宝です。

   このお堂へ行くのに道中があまりにも険しすぎて、
   時たま滑落してお亡くなりになる方もおられるようですよ。




         《次のブログの予定は》
   まだ下書きのままの当コンテRSの車検ブログ、
   意外と文章作成に悪戦苦闘していまして、これを次にアップする予定です。
     
   その次は、こちらも何ヶ月も延び延びになっていて未だ下書きのままの、
   西宮にある甲山に行った散策ブログを取り上げたいと思います。


   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
   

   そして、今までDP Merrill(DPメリル)シリーズで撮影した各種写真、
     ここに掲載していましたがプログページの容量の都合で、
     ブログカテゴリー内にある 「DPメリルの部屋」 へ移転しました。

     DP3メリルの部屋は こちら になります。
     https://minkara.carview.co.jp/userid/1144014/blog/31228327/
   
2013年06月02日 イイね!

パソコンのOS用ハードディスク(HDD)が破損、最新SSDへと乗り換えです

パソコンのOS用ハードディスク(HDD)が破損、最新SSDへと乗り換えです
もうだいぶん日にちが経ってしまったのだけど、

今年2013年の2月初頭、
以前から時々起動に失敗していた自作パソコン、
とうとうOS用ドライブが不調になったのか
  全く起動しなくなり、
  みんカラもできなくなりました。



 なお今回のブログは、お車の話題も旅行の話題も全くなく、難解な?パソコンの設定やバックアップのお話が主体で、しかも専門用語も多数登場したりするので、ご興味のない方は読み飛ばしてくださいね


   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


        《プロローグ》
 私が最初にパソコンを買ったのは2004年頃で、その購入の理由がもうS-VHSのビデオデッキとかカセットデッキが廃れてきて、機材の購入と維持が出来なくなってきたためです。

 現在も我が家のS-VHSビデオデッキやカセットデッキはまだ健在ですが、たまに稼動させて維持させているだけで、過去のアナログのデジタル化の送出機として活用しています。


 爆発的人気を誇ったWindows 95や98の頃は、つまり1990年代はまだまだパソコンのハードの性能は低く、当時全盛だったS-VHSデッキやカセットデッキ、もしくはDATデッキの代わりになるほどのものではなかったし、パソコンの販売価格も超高価な代物で、ものめずらしさで買うものではなかったですね。


(ウィキペディアに掲載のS-VHSビデオデッキ,後日自宅のデッキ写真に差替え予定)


 その状況が一変したのが2000年代に入ってから登場したWindows XP & ペンティアム4の頃で、この頃になるとパソコンでCDやDVDが普通に焼けるようになり、動画編集や音声の波形編集も専用のソフト・ハードを用意すれば、家庭用のパソコンでもこれら編集もできるようになりました。


 そこで思い切って、当時最新のパソコンを買ってテレビ録画と音楽編集をする決意をし、アナログからデジタルへと乗り換えることにしました(DATは元々からデジタル録音機でしたが)。

 ただ当時パソコンの知識がゼロの私、職場の同僚の中の詳しい人に教えてもらいながら、付属ソフト(バンドルソフト)の少ない、ハードがカスタマイズできるデルのパソコンを購入することにしました。それでも購入価格は19インチの液晶モニター込みで30万ぐらいもしました。

 購入したのはデメンション8400という機種で、これは現在非常用の予備機としていちおう手元に置いていますが、もう古いので動作が遅くほとんど電源も入れることもなくなりました。


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 でもそのうちパソコンが使いこなせてくるようになると、やはりメーカー製のパソコンでは拡張性に限界があり、今から3年半前の2009年の終わりごろ当時最新のパソコンを自作しました。

 以前のブログ、「自宅パソコンの構成」にて、この自作パソコンをご紹介したことがありましたが(そのブログはこちら)、当時まだSSDは信頼性に乏しくしかも高価だったので、OS駆動用も含めてすべてHDD(ハードディスク)で構成しました。

 そしてCドライブ専用のOS駆動用には、
 ウェスタンデジタルから出ている、下写真のようなラプターという名の10000rpmという高速回転のHDD(ハードディスク)を選択しました。

  (1万回転の高速2.5インチディスクを採用したHDD WD3000GLFS)


 そしてうわさにたがわず、この最新の高密度記録&高速回転のHDDをWindows XP の起動用に使ったおかげで、OS起動はかなり早く起動時間は1分以内でした。

 この高速回転のHDD、垂直記録を採用した製品なので2.5インチディスクにもかかわらず容量は300GBもありますが、OS起動専用として使うので100GBだけフォーマットし、他は未使用の空き領域としていました。

 で、毎日毎日長時間パソコンを使用し、みんカラをやるようになってからは、さらにブログの文面作成とか撮影写真の現像とかでずっとパソコンを使いぱなしでしたが、それでも3年ほどは何のトラブルもなく使えていました。
 


 最初はマザーボード(ギガバイトのEP45-UD3R)が、起動時にCドライブを時々認識しないだけでしたが、徐々にその頻度が上昇、ついには何回再起動させても認識しなくなり、2013年の2月にはとうとう沈黙。ウィンドウズをクリーンインストールしてもダメなので、もうラプターHDDのCドライブの使用を断念。

 やはり10000回転の高速HDDを使用頻度の高いCドライブで使うと、エアーフローが十分な我が自作パソコンでも丸3年しか持たなかったです。

 またその何ヶ月か前にはファンが2つも付いていたオウルテックの高級電源のM12の700Wの電源も破損。パソコンが突然動かなくなりました。しっかりした電源だったためなのか、保護回路は働いたようで? HDDとかに異常電圧はかかることはなくデータ自体は守られました。 
     
        (エアーフローが良好だった、オウルテックのSS-700HM電源)


 パソコンのハードの故障は、いちばん多いのが電源ユニット?、次にハードディスク(HDD)?といったところでしょうか。


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 すでに予備機になっている最初に買ったデルのパソコン、現在となっては超遅くもう重たい作業には使えないので、お亡くなりになったラプターHDDの代わりに、パソコン屋にSSDを即買いに行きました。そして選んだのがタイトル写真のこれ、インテル製の330シリーズのSSDです。



 タイトル写真の外箱の中身を出すと、この上写真のように3.5インチ用のマウントが取り付けられたSSDが付属品とともに入っています。よってパソコンケースのHDDマウントにポン付けしました。

 実際に買ったのは容量が60GBのSSDでしたが、本当はCドライブ専用として余裕のある120GBの物を買おうとしました。ところがお店の定員さんが「Windows XP では、SSDは認識しないかもしれないよ……」と言われ、今のところXP以降のOSを持ち合わせていない私は、とりあえず不安になり最安・最小の60GBのものをチョイス。
 
 SSDをインテル製にしたのは自作のマイパソコンが、インテルのCPU Q9650 と P45+ICH10R のチップセットで組んであったので、同じインテル製とし極力トラブルを避けたいための選択です。



 そしてそれに合わせて何年かぶりにデータ用のHDDも買おうとしたのだけど、
 ディスクの回転速度の低い=発熱の少ない、下写真右側のウエスタンデジタルの2TB(TBはテラバイトの略、1TB=1000GB)のHDDをチョイスしようとすると、


 (左側が旧来からのフォーマットのHDD、右側が新しいAFTフォーマット採用のHDD)


   「HDDも、この2年ほどの間にフォーマット形式が変わってしまい、
   現在はアドバンスト・フォーマット(Advanced Format Technology、略してAFT)になっていて、
   旧来のXPでも使えないことはないが、速度が大幅に落ちるよ…
           旧来のフォーマットの分は500GBならあるが……」 

  と、これもパソコンパーツ屋の定員に言われたが、今更500GBなんて小さなものはいらないし、
  とりあえずなんとかなるさ~っ、


 SSD、XPのOSで動かなければ超重たいシグマのデジカメ専用RAW現像ソフトの作業領域か、新OS導入までちと間寝かしておけばいいやと、データ用の2TBHDDは少しぐらい遅くてもいいと、思い切ってSSDと2TBのHDDを買って帰りました。
 
 HDDはより大容量の2.5TBや3.0TBのも売ってあったが、Windows XP ではOSの仕様で2TB弱までしか使えないので、今回は2.0TBを選択せざろうせませんでした。


 そういえば大昔のXPが出始めの頃、ビックドライブ問題というのがあり、137GBを超えるHDDは使えませんでしたね。
 XPのSP1a、もしくはXP SP2が出て(SPはサービスパックの略)、このビックドライブ問題は解決しましたが(それでも2.0TB弱まで)、XPのいちばん最初のインストールディスク所有の方がOSの再インストールをするときには、未だに要注意です。


   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


 さて、ここからが今回のブログの本題になるのですが、Windows XP、2001年の10~11月に登場して12年が経ち、来年2014年 4月 8日をもってマイクロソフトのサポートが終了することとなっています。

 ところが世の中、そこらじゅうにXPのパソコンがあるし、OSのサポートが終了といっても、今まで使ってきたアプリや付属機器のドライバーはどうなるのか? これが提供されなければおいそれと新OSに乗り換えることができないですよね。


 で、我輩は当面まだXPを使いつつ、年内に新OS用のパソコンを1台作らざろう得なさそうですが、とりあえず今回は新たにCドライブ用にSSDを買ってきて、安全を期してネットからパソコンを完全に遮断してから、HDDからSSDへとCドライブのハードを変更したので、手間隙がかかりますがOSをクリーンインストールすることにしました。


     (2009年末に初自作した、現在メインのパソコン  2012年の7月撮影)


 私はこういうときのために、データ用に5台搭載しているHDDのひとつに、昔OS用に使用していた2007年から使っている76GBのHDDがあり、これはプラッターが1枚なので発熱は超少なく、HDDの診断ソフトでも劣化が見られないこのHDDに、

     シリアルATA(略してS-ATA)用のドライバー
     チップセットを含む各種ドライバー
     ソフトのアップデータ・アプリ本体・解凍ソフト
     ウィルス対策ソフトの本体(プログラム)
     ユーザー辞書やメールアドレス・年賀状ソフトの住所データ
     お気に入りデータなど、

クリーンインストールに必要なすべての物をバックアップとして保管してあります。


 あとあらかじめマイクロソフトから、Windows XP SP3のパッチをダウンロードしたCD-ROMを作成しておきます。ダウンロードよりCD-ROMからの直接インストールの方が圧倒的に速いです。

 その理由はSP3の適用データはデータサイズが大きくて、サイトからダウンロードしてパッチを適用するのに非常に時間がかかるのと、ダウンロードとパッチ適用中にウイルスにやられる危険性があるので(筆者はこれに一度やられて再度OSのクリーンインストールをし直したことがある)、あらかじめCD-ROMを作成しておいて、ネットに接続することなくSP3まで一挙にアップグレードするためです。


   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


 そして上写真のマイパソコンの4台並んだHDDのいちばん上の故障したHDDを取り外して、インテル330シリーズのSSDへと取り替えます。この製品には3.5インチ用マウンターが付属しているのですぐに差し替えが完了。S-ATAケーブルと電源ケーブルはそのまま流用できます。

 あわせて500GBのHDDも抜き取って、新たに買った2TBのHDDへと差し替えました。ついでにハソコンケース内もきれいに掃除、放熱の妨げとなるゴミはきれいに吹き飛ばしました。


 そしてOSのクリーンインストールを開始、新作のパソコンならまず最小の構成で起動させ、バイオスの設定やら、mentest86+でメモリー空間の異常がないか十分チェックしてからOSインストールに入るが、今回は取り替えたSSD以外はそのまま流用するのでハードのテストは省略。念のためデータ用HDDへの接続ケーブルはすべて取り外しておきます。

 旧来のXPなので、インストール開始直後に表示が下部に出た時点でF6キーを連打して、しばらくしてS-ATAのドライバーを要求された時点で、あらかじめ用意してあるS-ATAのドライバーが入ったフロッピーを挿入、必要なドライバー(マイパソコンはRAID構成ではないので、普通のICH10RのS-ATAを選択)を読み込ませてから、インストールを続行。

       
      (フロッピー搭載の自作パソコン 現在はフロッピーのみ取り付け)

 SSDは激速なのであっという間にOSインストール完了ですが、XPはこのS-ATAのドライバーを別途読ませるためだけに、すでに過去のものとなったフロッピディスクを必要とします。まあ、ちょっとしたデータ保管には便利ですが。

 ちなみにこの上写真はフロッピーディスク兼カードリーダを取り付けていますが、現在はUSB3.0の外付けカードリーダーを別途取り付けたので(理由はシグマDP1メリル購入ブログに記載)、現在は普通のフロッピー専用の物に戻しています。ここまでなら事は簡単ですね。



 それから立て続けにSP3へとアップグレードをし、ここからが一番時間も手間隙も取られ、しかもやっかいなドライバーやアプリの適用となります。

 まず始めにチップセット(マザーボード)のドライバーを各種必要分だけ選択し適用していきます。
 次にビデオカードのドライバー、その次にサウンドカードのドライバーを適用しますが、もちろんバイオスでオンボードのサウンド機能はオフにしておきます。これで最低限の機能は使えるようになります。


   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


 ここまで来た時点で、Cドライブを丸ごとバックアップして不慮のトラブルに対処できるようにしようと思いましたが、今まで使ってきたこの手のソフトは、もう何年も前に買った 「Image Backup 7」 という、MBR(マスター ブート レコード)も含む、Cドライブも含めてイメージファイル形式でも保存できるソフトです。

 昔買ったデルパソコンなら付属CDからパソコンを起動させて、別途HDD保存してあるCドライブのイメージから10分ほどで元に戻せたのですが、構成の新しい自作パソコンでは古いImage Backup 7だと、付属CD起動からの読み込みはHDDが認識せず、Windows XPの起動上からでは何とかといったレベルでした。


 これではいざというときに役立たないので、近くの電器店に最新のハードに対応したバックアップツールを買いに行ったところ、唯一AOSの「ファイナル丸ごとバックアップ 5」というソフトのみが1個だけ置いてあって4000円台だったので、とりあえず購入して使ってみることにしました。
     
 ところがこのソフトをインストールし起動させようとしてもソフトが起動しないのです。


 実は今回、マザーボードのドライバーをインストール後のここからの処理が大変だったのですが、なぜこのソフトが起動しないのかなかなか分からなかったんです。

 ハードも簡単な構成だし、ソフトもまだほとんど入っていない状態なので、トラブルが起こりそうにはなさそうなのですが、仕事からの帰宅後いろいろとやってみたけど解決せず、ここで2~3日はとうに過ぎました。


 仕方ないのでいったんネットに繋ぎ、ソフトメーカーのホームページにあるトラブルシューティングをくまなくチェックすると、参考になる記事を発見。FAQの項目の中に「起動時にフリーズする」という項目がありこれを読むと、

   “ Intel ハードディスクコントロールドライバーに古いものが使われています。
              ドライバーをアップデートしてください。
    (例)インテル® ラピッド・ストレージ・テクノロジー ドライバーを
              インストールして再起動してください。 ”  ……との記載が。

 ああ、HDD関連のドライバーが古いんだ……との事で、

 念のためマザーボードのメーカーサイトへ行き、最新のラピッド・ストレージ・テクノロジー ドライバーを入手し保存。このドライバーを ディスクトップ上で実行し アップデートすると、やっとこのバックアップソフトが無事起動。これらは仕事終了後に取り組んだのでここまでで1週間近くが経過しちゃいました。



 さらに次に出てきたトラブルですが、デバイスマネージャーをチェックしていた時に、USBコントローラーのところで黄色のマークが。まだ何か不具合があるようです。よく見ると 「CP2102 USB to UART Bridge Controller」 との表示が。

 これもいろいろ調べてやっと 「CP210x_VCP_Win2K_XP_S2K3」 を導入し、黄色の?マークが消えました。USBドライバー関連がちゃんとインストールされていなかったのでしょうか??

 これでやっとトラブルが解決したので、念のためネットを切断してからもう一度初めからクリーンインストールし直おすことに。OSインストール後に再び最小限のドライバーをインストールして、例のラピッド・ストレージ・テクノロジー ドライバーなども適用しました。




 それから私自身のカスタマイズを行います。このカスタマイズはレジストリーを触ったりしているのであくまで自己責任で。

     ・Windows XP の内蔵時計の時刻合わせの設定を変更します
         なぜか604800秒/1回=7日間に一回だけ合わせるという途方もない初期設定を、
         レジストリーを触って10800秒/1回程度の時刻合わせに短縮
     ・時刻の合わせ先(同期先)を、time.windows.com. から、日本の ntp.nict.jp へと変更

     ・タスクバーの時刻表示を標準のものから、「T Clock Light」(下写真)という
      年月日と秒まで表示するフリーソフトへ変更。これはスタートアップへと登録
      

     ・反応しないソフトを自動終了するようにレジストリーを変更

     ・自動デフラグをしないようレジストリーを修正
         これは私は パーフェクトディスク 7.0 という専用のデフラグソフトを導入していて、
            このソフトはXP標準のデフラグソフトとは違って、
         使用頻度の少ないファイルから順番に隙間なく並べていく優れものソフトです
            ファイルの断片化を極力防げるようになっています

     ・さらにファイルの断片化を防ぐため、ページリングファイルのサイズの固定化をします
         ページリングファイルを0MBにしてもいいのだけど、
            ソフトによっては物理メモリーが十分でも
            ページリングファイルが必要な時もあるので、
         我がPCの場合では、4GBの物理メモリーに対し、
            最小と最大とも、どちらも2048MB(2GB)になるよう設定します

     ・リソースのヒープ領域を、
         レジストリー値を変更して元の3072Kバイトから512Kバイトほど追加拡大します

     ・次にOutlook Expressで勝手に改行してしまったり改行が無視されるのを、
         設定を変更し勝手に改行しないように設定(Quoted Rrintable)

     ・アイコンサイズの変更
     ・「ハードウェアーの安全な取り外しアイコン」をディスクトップ上に作成
     ・英数キーを直接押すと全角英数が入力できるように設定を変更
     ・ディスクアクセス状態通知プログラム DiskState を、スタートアップに登録
    

 このようなカスタマイズをしてから
 ファイナル丸ごとバックアップ 5 を使ってイメージ形式のバックアップを作成、
 試しに付属CDでPCを起動させてCドライブを戻してみましたところうまく行きました。

 バックアップイメージ戻すのに所要時間もわずか5分ぐらいだったと記憶しています。



 無事Cドライブのバックアップ作成とイメージの復活が出来るようになったのを確認してから、次にプリンターやスキャナーのドライバー、キャプチャカードのドライバー、その他もろもろのドライバーを適用、ユーザー辞書、メールアドレス設定なども行いここで2度目のバックアップを作成。

 それから各ソフトを必要分インストール。動作確認もしました。
 ここでいったんネットに繋ぎWindows XP や オフィスソフトの残るアップデートを行い、
    ここで3度目のバックアップ。


 ここまできてやっとあらかじめダウンロードしておいたウイルス対策ソフトをインストール。
 これはもし将来ウイルス対策ソフトを変更することがあった際、トラブルが発生して解決不能になった場合、いつでも元の状態に戻せるよう配慮しておきました。もちろんパックアップファイルにウイルスが無いのはチェック済みです。

 ウイルス対策ソフト、アンインストール時に残骸が残り意外とトラブルになるので、ウイルス対策ソフト導入直前にいつでも戻せるようにしました。


   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


 これでなんとかパソコンが元通り復旧し、復旧用のバックアップのイメージもいくつかの種類を作成したので、やっと一安心かと思われたが、もうひとつ新たな問題が。

 このブログの冒頭に触れた
 SSDと2TBのHDDのAFTフォーマットの件が片付いていなかった…orz


 このままXPばかりでHDDを使い続けるなら、4Kバイトの書き込み・読み込みが遅いだけで済むかもしれませんが、将来別のOS搭載のパソコンで写真データの受け渡しをしたりする際にトラブルが発生しないか不安になったのと、XP自体が終焉に近く新しいHDDはAFTフォーマットが主流になってきたのでなんだかの対策をします。



 いままでのHDDとかのフォーマットは、512バイトを1セクター(区画)として物理的にデータを記録していました。そのためもう12年前に世に出たXPでは、もちろんこの規格でOSやハードウェアーが対応しています。
 ところがつい近年、このフォーマットの拡大が行われ、1セクターが8倍のサイズに当たる4096バイトに拡大されました。これがアドバンストフォーマット(Advanced Format Technology、略してAFT)と呼ばれているものです。


 物理的には単なる8倍ちょうどに拡大しただけなのでなんの不都合もなさそうに見えますが、じつはXPの場合、ディスクの管理からHDDをフォーマットしパーティションを作成すると、63番目という中途半端なセクター位置からパーティションが作成されます。

 OSが新しいVista以降のOSでは、2048番目からパーティションが作成されるので境界(区画)ズレが発生しないようになっています。

 これ以上詳しいことは検索してくださると、図入りでのサイトがたくさんヒットします。

 で、早く言ってしまえば、この新しいAFTディスクをXPでも区画ずれがなく使えるように修正するのを「アライン調整」とか「アライメント調整」とかいいます。XPのパーティションの開始場所をずらす作業です。車でも前輪のアライメント調整とかありますね。



 まず最初にやったのが定番の「WD Align」ですが、これはウエスタンデジタル社製HDDのアラインを調整するソフトで、ウエスタンデジタルのサイトからダウンロードし実行(無料)。無事アライン調整が済んだとのマークが。

 そしてそれを確認するため、「ファイル名を指定して実行」→「msinfo32」→「コンポーネント」→「記憶域」→「ディスク」で、パーティション開始オフセットを調べると、32256バイトの表示が。

  あれれ! 旧来のままです??  修正されていないのか??
  何度もアライン調整をやってみたけどWD Alignのソフトは、きちんと調整済です…との表示が。
      修正されたのか分からず気味悪くなってきました。


    そこでいろいろネットで調べると、次のようなソフトを発見。
    Paragon社のAlignment Tool 3.0 というソフトです。
     
    このソフト、ブログ掲載のためパッケージ版を載せましたが、
    日本ではダウンロード販売かOEM/バンドル版しかない?ようです。


 私はこれの日本サイトからダウンロード版を購入(そのサイトは → こちら)、少しぐらい高くても分かりやすい日本語表示版です。念のためさらに少し余分に支払って専用CD-ROMも買いました。しばらくすると私の名前入りのCD-ROMが外国から送られてきました。

 このソフトを実行すると、不安で今までデータを入れていなかった2TBのHDDを即座に修正、OS用に使用しているSSDも同じくウィンドウズを起動している状態で即座に修正してくれました。
 ただしネットを徘徊したところ、PC環境によってはうまくいかなかった事例もあるようなので、完璧ではないようです。


 そしてパーティション開始オフセットを調べると、2097152バイトの表示 が。
 わずかにHDD容量が減りましたが、普通の2048番目の1048576バイトの、ちょうど2倍の位置での開始位置に調整されたようです。


   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


 ここでやっとすべての作業が終了、完全な復旧 兼 AFTディスク・SSD導入+アライメント調整作業終了日時は2013.4.7となっていまして、Cドライブが故障してから実に2ヶ月も要していました。

 しかし何年も前のパソコン設定のままだと日進月歩のパソコンの世界、新しくハードを追加したときにはいろいろと規格が変わっていたりして、それに適合させるのにも一苦労した一件でした。
Posted at 2013/06/02 16:06:49 | コメント(1) | トラックバック(0) | パソコン/カーナビ | パソコン/インターネット
2013年05月25日 イイね!

柔軟剤ソフターを車内でこぼしました(泣) 床カーペット貼替えです!

柔軟剤ソフターを車内でこぼしました(泣) 床カーペット貼替えです!
先日といいましても、もう1ヶ月ぐらい前になりますが、
何気なしに後部座席に積んでいた
  柔軟剤のハミング特大が倒れてしまって、
我が愛馬コンテ号の後席がびちょびちょに。
 
まあ、自分の不注意と言ってしまえばそれまでですが、
  その後の代償はとんでもないことになっちゃいました
  …というのが、今回のお話です。



 ついこないだ、信号待ちの停車中に後ろからおかまされ、やっと車がきれいに直ってきたのもつかの間、とある日に買い物で買ったソフター(下写真)を、何も考えずに後席のベンチシートに乗せたのが、事の発端です。

 自分でも何を考えていたのか未だに分からないけれど、母が買ってきたソフターを後席に乗せていたのに気づかずそのまま走ってしまい、口が微妙に緩んでいたのか強烈な香料の臭いで気づき後ろを見ると、ソフターの原液ですでにコンテの後席はベトベトの洪水状態に。


 このソフター(花王のハミング 2500ml)は濃縮タイプでないものの、
 それでも水60Lに対して60ml ほど使用するので1000倍に希釈といったところですが、灯油をこぼすよりはまだましというものの、ソフターのねちっこい原液が1L以上も後席シートと床カーペット下にぶちまかれて、強烈なソフターの香料の臭いとともにシートもべとべとになっちゃいました。


 しかも事件は夕方に発生、もう暗くなりかけなうえ、最悪なことに雨も降ってきたので、とにかくリヤーシートを大急ぎで取り外して、床カーペットをめくり床板に敷いてある遮音材も取り出すと、床板に1Lほどの青色の液体が。
 作業がもし夜でなかったら写真も撮っておいたけれど、ソフター水没写真はございません。

 このときはありったけの雑巾10枚ほどを用意して、とにかく床板のソフター原液をきれいに吸い取らせ、シートに付着してしまったソフターもふき取って、シートと床カーペットはコードレスアイロンで見た目は乾かしました。


 でもソフターって元々の原料の臭いを隠すために香料を加えている?ようで、この原液を大量にこぼしたのだから、いくら見かけ上乾燥させたとはいえ、すすいでもいないのだから当然密閉された車内には化学臭たる香料の強烈な臭いが残っており、翌朝車を運転するとこの香料の臭いで頭がクラクラに。
 
 香料ってかすかに臭うのならいい香りだけれど、強烈すぎるとかえってクラクラになりますね。



 で、仕方ないので後日の仕事休みのときに、床カーペットは取替えしてシートは洗浄することに。

 とりあえずネットで調べると、車専門のクリーニング業者などもいて、灯油をこぼしたり嘔吐したときには、床カーペットはクリーニングではなく交換が多いみたいだが、どうやら高価なシートなどは洗浄しているようなので、専門の道具はないけれどとりあえず挑戦してみることに。

 結局、これら不始末の後処理は当初の予想とはうらはらに、後席シート座面の乾燥に相当手間取り、仕事休みの日に作業をしたのでひと月近くも要してしまいましたが、なにしろこのような車内に大量のこぼし物をしたのは、私の場合は免許習得以来初めてで、最大の難関だったソフターの香料の臭いを取り除くのに大変な目に遭いました。


   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 
   まずいつもの手持ちの「コンテ修理書C巻」を片手に、
   最初にリヤーシートの背もたれ部分の取り外しにかかりました。
        これは簡単にはずれましたね。


       

   背座面が取り外れました。



  背もたれの部分を外すと、
  次に大量にソフター原液を吸い込んだ後席のシート座面を取り外しにかかります。
  座面の手前部分にツメが2箇所、この爪の辺りを慎重に持ち上げて取り外します。



  後席シートをすべて取り外すとこのようにシートの固定するバーのみになります。
  チャイルドシート固定用の枠がきちんと溶接されているのが分かりますね。



 実はここまで作業をして後席シートは軽く!水ですすいだのだけど、床カーペットはアイロンで乾かしただけなので当然なのかもしれませんが、なかなかソフターの香料の化学臭の強烈なにおいは消えず、毎日頭がクラクラしながら通勤運転をしていました。もしこぼしたのが水やお茶やアクエリアスなどでしたら、この時点で問題は解決していたことでしょう。

 試しにファブリ○○など、いくつかの種類の消臭剤もやってみたけれど、消臭剤って調べるてみると糊みたいな成分が入っていて、臭いの周囲を樹脂で固めて臭いを抑えるようなので? 使いすぎるとベトベトになるよ、というカークリーニング業者さんの指摘もありました。

 しかもこれら消臭剤は化学臭にはあまり効かないようで、さらに私のコンテ号、90000km近く走るもまだ購入してから3年もたっていないし、廃車にするにはまだまだ先なので根本的に対策することにしました。


   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


 結局、コードレスアイロンで乾かした際、底に貼り付けてある防水用のビニールシートを傷めてしまい、さらに洗浄が難しそうで交換にも時間のかかりそうな床カーペットは新品交換し、特に臭いが消えないままの後席の座面シートは、取り外しは簡単なことから時間をかけて徹底的に水ですすぐことにしました。
 
 結論から言いますとこれは失敗だったようで、すすぎと乾燥の難しかった厚みのあるコンテの後席の座面シートのクッションのほうを新品にしたほうが良かったようです。


 ともあれ、とりあえずコンテの床カーペットと、大量にソフターを吸い込んでしまった床板の上に敷くリヤーサイレンサーと、リヤークッションを固定する2箇所のクリップを発注。部品がそろった後の仕事休みの日に早速作業開始です。

       (これは当方の2WDの寒冷地仕様車専用の床カーペットASSY)

       
                   (コンテ2WD専用のリヤーサイレンサーパット左右)


                   (固定用クリップ類 各種)

固定クリップは、リヤーシート座面固定用の72693-97202と、床カーペット固定用の90044-68046-B2の2種類しか使わなかったですね。どちらのクリップも取り外すときに破損しましたので。

       【各々のパーツレビューページのURLです】
ダイハツ(純正) フロアーカーペットASSY(2WD寒冷地仕様車 専用品) 
   → https://minkara.carview.co.jp/userid/1144014/car/879006/5384826/parts.aspx

ダイハツ(純正) リヤーフロアーサイレンサーパット(左右各1)
   https://minkara.carview.co.jp/userid/1144014/car/879006/5384776/parts.aspx



 メガネレンチやソケットレンチなど各種工具を使って前席シートを取り外していき、フロントのセンターコンソールも取り外しておきます。特に電動シートを一人で持ち出すのは重たかった。
 また左右の前席シートベルトの取り付け部のボルト2箇所と、同じところにあるピラーの内側カバーも外しておきます。

              (取り外したコンテカスタムRSのシート各種)


   すべてのシートを取り外し、フロントコンソールも取り外した状態です。
   ここまできてやっと新品カーペットに交換できそうです。




 うちの2WDのコンテカスタム号はどこへ行くかわからないこともあり、
 新車購入時にメーカーオプションとなる寒冷地仕様を選択、
    これは以前に当ブログ内でとりあげたことがありました → こちら です。

   そのブログに貼り付けたコンテのリヤーヒーターダクトのイラスト図



   そしてこの際なのでついでに、
   いつもはフロントシートと床カーペットの下に隠れている、
        寒冷地仕様車独特のリヤーヒータダクトも撮影

コンテ・コンテカスタムではフロントシートの下にリヤーヒーターダクトの排出口があります

          そして排出口を近撮
          小石やゴミも写ってしまってお見苦しいですが 。
       
          この写真を撮ってから、今までの床カーペットを剥がしていきます


   
   せっかく床カーペットまで取り外したので、
   寒冷地仕様車独特のリヤーヒーターダクトも撮影

 
       

    リヤーヒーターダクトの根元部分も撮影



 その後ソフターがこぼれて固まっていたところすべてを、つまようじなどを使って徹底的に取り除きました。特に前席の助手席シート後部を固定する金具の溶接した付け根の内部に、固まった状態で多量にソフターの残骸が残っていました。

 もちろんこれら臭いの元となるものは一切残らずきれいに取り除き、それから床板全体に車用のワックスをかけてから新カーペットの敷設にかかりました。


   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


 そして今回新たに購入したサイレンサーパットと新カーペットを車内に敷き詰めていきます
    まずはリヤーサイレンサパットを後席の左右の足元へと置きます。
    パットには当然ながら左右があります

   このサイレンサーパットを取り付けていないと、
     燃料タンクからガソリンを吸い上げる音やら、
   ガソリンタンク内の燃料が走行中に揺れてパチャパチャと音がするのが聞こえてきます。
     サイレンサーパット、やはりダテではなかったです。


   このサイレンサーパットを忘れずに敷き詰めたあと
     (実は忘れていて慌てて挿入したのはナイショです)、
   新カーペットを前部から穴にはめ込みながら敷いていきます


       


   カーペットはこれで敷設完了です。



   この後忘れてはならない作業に
     運転席フロアーマットを固定するプラ製の金具の装着があります。
   新品のカーペットには切り取りやすくするために、あらかじめ切れ目が入れてあります
   コンテの4WD車にはマットの固定金具はなぜかないらしいです?


        2WD車はフロントシートを取り付ける前に、
        必ずカッタナイフ等で下写真のように切り取り、マット固定棒を装着しておきます。       


      ≪追 記≫
2011年 5月度のマイナーチェンジ車から、
運転席マットの固定方法が変更となり、この丸穴を開ける必要は無くなりました。


  以下の写真のように、2つのバーでもっと手前側から固定するようになっています。





   次に、我がコンテ号に搭載しているカロツェリアの楽ナビは、
     発売時期の関係から地デジチューナーが別体になっています。
   新車納入時には電装屋さんが、
     下写真のようにカーペットの下からたくさんの配線を通していました。



   今回、床カーペットを交換するにあたり、現在故障中のこの地デジチューナー、
     次にナビを買い換えたときには、恐らくこのチューナーは不要となるので、
     接続コードは上から少し無理やりに通して出すことにしました。

 ちなみに右横に写っていますソケットは、
 夏場のクーリングシートと冬場の電熱シートの電源取り出し口として用意しているものです



 このあと各シートや目隠し用のプラカバーなどを取り付ければ作業終了となりますが、これの作業だけなら掃除を兼ねてどんなに丁寧に作業しても、私の場合は丸半日もあれば作業は終了しました。

 が、後席のシートを簡単に丸洗いして取り付けただけでは、ソフターの強烈な臭いは消えていなかったのでした(ガックリ)。 カーペットの交換と床板の清掃で3分の2ぐらいは臭いが無くなった感じでしたが、やはり後席シートに大量にこぼれた部分から臭いが漏れ出ていて、密閉状態の車内ではまだかなり臭ってきます。


   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


 実はここからの作業が大変だったのですが、今思えば12000円ほど出してリヤーシート座面の新品を買っておけば良かったです。ただ車検が近づいていて物入りなので、とりあえず洗浄でしのぐことに。

 まずは中のウレタン?スポンジまで、なにもすることなしにアクセスできる後席の背面シート部分については、めんどうなシートカバーも外さすそのまま徹底的に洗ってはすすいでを繰り返し、これを30分やって背シートの中に棒を挿入して通気を良くした上で、何日も乾かしてやっと臭いは消えました。



 問題だったのは座り心地を重視してあるリヤーシートの座面のスポンジのほうで、こちらも30分以上徹底的にすすいでは素足でシートに乗ってすすぎ水を搾り出しました。
 これで臭いはほぼ消滅し、仕事休みの時には日中に天日干ししまして表面は乾いたかに見えかけましたが、シートに座って体重をかけるとシート座面が徐々に湿ってくるのです。

 仕方ないので再度後席シートを取り外し、バスタオル2枚と家中のタオルをかき集めて、シート座面上を強烈にトランポリンすると、水がジャカジャカと出てきます。いったいどれだけの水を吸ったのか検討も付きませんが、バスタオル2枚とタオル20枚を使って吸い取らせても、まだ水が出てきます。


 よって3日ほど仕事から帰宅後に、このトランポリン作業をやって疲れ果てましたが、ようやく水が出てこなくなってきたので半日天日干ししましたが、トランポリンをするとまだわずかにシート座面が濡れてきます。



 正直これには参りまして、もう万策尽きてシートカバーを取り外して分解することにしました。どうにもならなければもう新品座面を購入するつもりでしたので。

 いままでシートカバーの分解(取り外し)を躊躇していたのは、
 シートカバーが座面のスポンジに下写真のようなリング ホグで38箇所も固定されていたためで、これを取り外すのは大変なのと、新品の硬い鉄製のリング ホグを、単なる手持ちのプライヤーできれいな輪っかにして再結束できるか不安だったためです。

(コンテのリヤーシートカバーを固定するリング ホグ、写真はすでに壊して取り外した物)



 とりあえず仕事が休みの日の前の晩に、ラジオペンチやプライヤー、-ドライバーなどを使って裏面に38箇所もあるリング ホグを1つずつ丁寧に取り外していきます。やっと取り外せたと思ったら表にさらに6箇所のリング ホグが。

 下写真の4番目のシート縫い代に連結されている固定用の生地と、5番目のシート座面の溝の中を通っている針金みたいな棒に、リング ホグを使って左右それぞれ3箇所ずつ固定されていました。


   こちらの写真は翌日再度洗って乾燥中のシートカバーの写真です


          そのシートカバーの裏側を撮影
       


   表面の縫い代のある部分を拡大撮影


          その縫い代の裏側も拡大撮影       

          座面シート側の縫い代の固定部分の凹みと固定用の針金       

 つまりシートカバーの縫い代をシート内の溝の中に通している金属の棒に固定する、という非常に凝った設計になっていました。むろん修理書にはその旨記載がありましたが、そんなところまでは私は気にも留めていませんでしたよ。

 どおりでいくら絞っても絞っても水が出てきて、シート座面が乾燥しないわけですね。
 細い溝の中のウレタン部分が全然乾いていなかったです。


 ここに吸い取りきれない水分がたまっていたのでしょうね。おかげでシートの内部に通されている針金みたいな金属の棒も錆びちゃいました。最初からシートカバーを取り外して処置しておけばこんな苦労はしなくても済んだようですが、
     シートカバーの良い固定方法がなかなか浮かばず
かなり動力と時間を無駄に消費してしまいました。


そして上の写真のように細い凹みの溝部分には、洗濯ばさみを逆さまにして差込み天日干ししたうえで、さらに溝の中にドライヤーの熱風を当ててやっとこさ乾かしました。



   さて今度こそ完全に乾かしたものの、シートカバーの固定方法ですが、
     純正部品のリング ホグを再度取り寄せて固定するのもいいが、
   これでは座面の交換時とかにはまた大変な思いをするので、
     考えた末下写真のようにしました。


       


 シートカバーの固定には結束バンドの100mm長のものを使いました。


ホムセンの電気コーナーとかで格安で売っている結束バンドではなくて、エーモンから出ている自動車用の結束バンドを使用しました(トリミングした下写真)。ちなみにエーモンの結束バンドですが、
      使用温度が -40℃~+105℃まで となっており、
シート座面に使うならまず大丈夫だろうとの考えです(あくまで自己責任ですが)。




 恐らく電動ポンプへ電気を供給している配線が熱を持つせいなのか、シート座面の裏側を見ると熱で茶色に変色している?ところがあり、意外と熱が加わるようなので、手間隙のかかる金属製のリングを使ってシートカバーを固定しているのではなかろうかとも思われ、耐熱温度が何℃か分からない結束バンドを使えば、もし最悪熱で結束バンドが溶けると非常にやっかいなことになるので、ここにはとても格安の結束バンドなどは使えないですね。


 また今回シート座面に大量に残っていたすすぎの水を吐き出させるのに、トランボリンをしたりしてスポンジをかなりへたらせてしまったので(シートベルトのバックル辺り)、後日車検終了後にシート座面のスポンジは交換する予定です。結束バンド固定ならすぐに交換できますね。

 ちなみにシートカバーとセットになった座面ASSYはない?ようです。よってシートカバーは破けてもいないのと、単価23000円ほどもするのでもちろん再利用します。


   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


   ここへ見に来られました皆様、
     私が単にどんくさかっただけかもしれませんが、
  灯油も含めて車内でのこぼし物には
     気をつけるようにしましょう。

 

また追突された事故処理と、このシート洗浄作業にかなり時間も動力も取られたせいで、昨年末以来のお出かけブログはずっとお預けのままとなっています。かなり季節はずれの内容になるものもありますが、今後徐々にアップしていく予定です。
Posted at 2013/05/25 17:24:53 | コメント(2) | トラックバック(0) | 車/コンテ/メカ その他 | クルマ
2013年04月23日 イイね!

我がコンテ号 二度目のCVTフルード交換(2014.12.12 下部に追記です)

我がコンテ号 二度目のCVTフルード交換(2014.12.12 下部に追記です)
今日、午前0時を過ぎたのでもう昨日かな、
我がコンテカスタムRS号、
  85000kmに達しましたが、

先日お願いしていました
  CVTフルード交換の用意が出来ました
  との連絡があり、
  さっそく車屋さんへとGO!してきました。



 前回初めてCVTフルード交換したのは、
 ブログを見ると2011(H23)年 11月 02日で約43700kmでした。

 それからおおよそ1年半で41300kmも走りましたが、CVTはけっこうデリケートなようなので
 メンテナンスノートに記載の50000kmを待たずに、新品フルードへと交換しました。

  

 我がコンテ号はすぐに5000kmぐらいは走ってしまうので、
   もうキリ番のアップは1万kmごととすることにし、あえて85000kmは撮影せず、
   下写真のオドメーターの数字はCVTフルード交換直前の記録です。   

   初回の車検(今年6月)もまだなのに、すでに85042kmも走行しています。
   今までガソリン代、いくら使ったのでしょうね。



 そしていつもの整備工場に到着後、さっそく我がコンテ号ドック入りし
   床下にあるドレンボルトから、劣化したCVTフルードを抜き取っていきます。
   私は興味深々なので今回はその様子を見せてもらいました。




 抜け切ったところで↓写真の、ダイハツ純正のCVTフルードを挿入していきます。

 ムーヴコンテ用のダイハツ純正CVTフルード 08700-K9000 4L


 いつもコンテの整備をお願いしているところは、ディーラーにあるような自動でのCVTフルード交換機はないので、当然ですが人力で交換していきます。

 もちろん交換のやり方もご紹介しようと思えば出来ますが、この手の交換はやはり車屋さんでしたほうが良いと思い、あえて掲載は見送っています。しかもCVTミッション内にゴミや砂など異物を入れるのは厳禁ですので、しかるべき所でするほうが良いように思えます。

 私はエンジンオイルはターボ車ということもあって10000kmに3回、約3500km前後で自力交換していますが、CVTフルード交換は40000km前後で1回なのと、自宅は足場も悪くもちろん昇降装置などはないので、工賃4000円ほどを払ったほうが安くつきます。



    そして今回は、40000km弱走って劣化したCVTフルード(左側)と、
    純正の新品フルード(右側)とを並べてみました。

 CVTフルードは、エンジンオイルみたいに常時超高熱がかかるとこるではないですが、
   プーリーと金属ベルトとの摩擦などにより、やはり圧力と熱もそれなりにかかるので、
 40000kmも走ると新品の鮮やかなワイン色のしたフルードが、真っ黒になっていますね。

 前回のレポートでも指摘しましたが、当然出だしも良くなりミッションが滑る感じもなくなりました。
 


 また二輪のスクーターのベルトとプーリーは乾式で、主に単純にゴムとも言えないようなベルトのメンテナンスとベルトかすの清掃に気を払っておれば何とかなりそうですが、
 四輪の無段階変速機は車自体の重量がかなりあるので当然スクーターのようにはいかず、駆動伝達には金属ベルトを使っているせいなのか、作動油たるCVTフルードも必要なようです。

   すみません、
   いただきましたコメントの返事がいつにもまして長文になっています。




     【そして追記です】
 ところで、ダイハツやムーヴコンテのCVTのお話ではございませんが、

日産自動車のホームページを見ますと、CVTのリコールが出ていました → こちら です。
パソコンからの閲覧なら簡単にリンクをたどれますが、いちおう本文の一部分を貼り付けておきます。


   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


 “2011/08/27 旧型セレナ他14車種の無段断変速機(CVT)に関する修理のご案内について”

RE0F06A型無段変速機(CVT)において、6万Km毎にCVTフルードの交換が必要となりますが、長期間の使用によってCVTフルードが徐々に劣化することにより、CVT内部の油圧が低下して、ベルトやクラッチの滑りが発生し、異音や加速不良が発生する場合があります。そのため、当該車両については、下記のとおり無償にて修理対応させていただきます。

    【従来の保証期間】
       新車登録から5年間。ただし、その期間内でも走行距離10万kmまで
       ↓
    【無償修理対応期間】
       平成25年8月末日まで

          (中略)

    【お客さまへのお願い】
 当該CVTは、6万Km毎にCVTフルードの交換が必要となりますので、
   適切な時期に交換していただきますようお願い申し上げます。
  (下線は筆者が挿入。この6万km交換は日産の普通車の場合です。)


 日産のCVTはジヤトコ製?だと思いますが、旧来のATトルコンに比べどこのメーカーのCVT機構も、金属ベルトとプーリーとの摩擦力を伝達するのにフルードが使われていてけっこうシビアな動作をしているみたいですね。もちろんフルードもほぼ純正品一択のようです。

 以前ホンダのフィットの初期CVTでも、独自設計だったためなのかいろいろあったようで、
結局延長保障されていましたね。 こちらのメーカーの延長保障のページは → こちら


   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


      ≪2014.12.12 追記≫
 たまたまネットを徘徊していると、この日産の、特にセレナ(TC24・PC24・PNC24,PC25あたり)のCVTの不具合情報を見つけました。

   なんと巡航中に勝手に突然1速(Lモード)に落ちる! というものです。


 私は整備屋ではないので詳しくは分からず、あくまでネットで見かけた情報を総合すると、CVTフルードの冷却容量不足?により、特に高速道路などで過負荷で走行しCVTフルードの油温が上がりすぎると、フルードの粘度が低下して粘着が保てないらしい? というものです。

    しかも驚いたことに、あの大きなミニバンの車体を動かすのに
              CVTフルードの容量が なんと4Lだけ だとか。

 我が車のコンテでもフルードは6Lなのに、と思うとかなりビックリです。出始め初期のフルード代は高かったのかもしれませんが、それをケチったのだろうか? とも受け取れますね。まあコンテの6Lは少し過剰気味かもしれませんが、現在の軽四車のCVTフルードは標準で4Lくらいなので、ミニバンなら最低でも6Lぐらいは必要でしょう。

 よってセレナのラジエターには、CVTフルードを冷却するためのオイルクーラーも付いているとか。

 エアコンを作動させていると、絶えずラジエターファンが回るのでこの1速に勝手に落ちる不具合が起こりにくい…という書き込みも見ました。しかし高速道路走行中に1速に落ちるとは考えただけでもゾッーとしますが、どうやら特にセレナで多発しているようですが、日産はこれをサービスキャンペーンで済まそうとしているようです。




 何が問題なのか私は車の設計者ではないので正確には知る由もありませんが、ミニバンは車体も重いし、しかも多人数で乗るのでミッションに大変な荷重・負荷がかかっているのは想像に難くは無いですよね。それを4Lのフルードで受け持つのはちょっと無理があるかも…です。

 部品代をケチり過ぎているのか、はたまた耐久性のチェックを甘くして開発費を抑えているのか私には分からないけれど、人命がかかっている重要な部品の一つであるミッション機構、あまりにもケミカルに頼りすぎている現行湿式CVTのデリケートすぎる機構には、私も一抹の不安を覚えます。


 歴史ある旧来のATや、はたまた過去の遺物となりつつあるクラッチ式のほうが信頼性はずっと高そうですが、大柄な車体のミニバンに至るまでCVT一辺倒なのは、今のあまりにも過剰なまでの激しい燃費競争合戦にも原因の一旦がありそうです。
 
 ちなみに後発のダイハツの自社開発のCVTのフルード容量が、軽自動車なのになんと6L! も使っているというのも(エンジンオイルの約2倍もの容量)、なにやらこういう事情がありそうな感じですね。



   詳しくはこちら
http://www.kurumainfo.com/%e6%97%a5%e7%94%a3/%e3%82%bb%e3%83%ac%e3%83%8a%e3%81%aecvt%e3%81%ab%e6%95%85%e9%9a%9c%e6%b3%a8%e6%84%8f%e5%a0%b1%ef%bc%81%e7%8f%be%e5%9c%a8%e3%83%aa%e3%82%b3%e3%83%bc%e3%83%ab%e7%99%ba%e4%bb%a4%e4%b8%ad%ef%bc%81/#comments

http://navi.carsensorlab.net/kuchikomi/%E6%97%A5%E7%94%A3/%E3%82%BB%E3%83%AC%E3%83%8A/000002443/

プロフィール

「我がコンテ号、325327kmにて初めてCVTオイルパンを開封(写真)。

CVTは3~4万kmでのフルード交換ぐらいしかメンテはしてませんでしたが、左端の円形のマグネットにヘドロがこびりついている以外はきれいでした。

当然、新品のストレーナ・マグネット・ガスケットへと交換。」
何シテル?   10/26 21:55
カクシカおじさんです。 ニックネームの由来は、我が愛馬コンテカスタムRSの別称、ダイハツの『カクカクシカジカ』と現在の年齢がおじさんになっているところから...
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