
シボレー エル・カミーノはかつて米国で生産されたGMのピックアップトラックです。
私がこの車の存在を初めて知ったのは、映画「ボディガード」でケビン・コスナー扮する主人公が乗ってたのを観てからなのですが・・・
とにかく、この車は「格好いい」の一言に尽きます。
ピックアップトラックと聞くと、どうしても我々日本人は「ダットラ」「ハイラックスピック」といった「働く車」をイメージしてしまうのですが、そこはアメリカ。
そのスタイルは「トラック」というよりは、「クーペ」と表現して差し支えない程に垢ぬけたものです。

特に映画「ボディガード」でケビン・コスナーが乗る5代目後期型は、他のハリウッド映画でも度々登場します。
トラックなのに、冠婚葬祭に用いても決して失礼でない出で立ちは他のピックアップとは一線を画します。
元々角ばったデザインが好きな私は特にこの5代目にゾッコン(古っ)でして、いつかは乗りたいなぁなんて考えたもんです。
しかし排気量5.7L(3代目には7.4Lなんてのも有)な車で、乗車定員は2名という現代では有り得ないパッケージングが災いしたのでしょう。
1987年、5代目を最後にシボレーのラインナップから消滅しました。

嗚呼、スタイリッシュなピックアップはこの地球上から消滅してしまったのか?
否!
南半球のオーストラリアに、その末裔が存在していました。

ホールデン・UTE(ユート)
スタイリッシュ・・・と断言は出来ないですが、これまた無駄にV8の6Lモデルが存在するあたりはエル・カミーノ譲りです。
日本でも、輸入代行を行っている業者さんがあるそうです。
しかし、こんな車で本当に荷物を運ぶんでしょうか?
オマケ
実は日産も、「すたいりっしゅ」なピックを作ってました。

タイ日産製 ウイングロード・ピックアップ
サニー・トラックの末裔とも言われてますが、この中途半端感が堪りません。
これも現在は生産されていません。

そして現在残るサニトラの末裔は、南アフリカ日産で販売される「NP200」
その正体は、ルーマニアのダチア・ロガンピックアップがベース。
これも嫌いではないですが、スタイリッシュとは言い難い様な・・・
嗚呼、何が書きたいのか分からなくなってしまったorz
でも、個人的には日本でも売って欲しいですね。
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Posted at
2013/01/13 02:12:13