2010年06月08日
閣僚人事は決まったけれど・・・
政治混迷。
今回は愚痴が長いので政治経済に興味ない方はワープして下さい<(_ _)>。
政権交代したところで止血するどころか、よけい悪化が見られた今回の顛末。
マニフェストに振り回され、公約実行の財源確保に四苦八苦、もともと破産状態の日本国にそんな余裕なんて・・・・・。
税金の無駄を追求したり、高校の授業料の無償化というのは良策ではあるが、失策の多さとまとまりの無さに息切れの状態。昨年末期の自民党と代わり映えしないのは何故?
日本というのは輸出・輸入の両方に国の生活を依存するわけだから、もっと外交基盤をしっかりしないと経済はどんどん悪くなるんじゃないかな。
今回の基地問題にしても、政治的には難しい部分があるだろう。ミリタリーバランスの関係で在日米軍が必要という理由も明確になってはいないし、その費用についても全てが日本の負担になるというのもどうなのだろうか。
在日米軍が日本の予算で維持されはいても、自衛隊があるのだからわざわざ日本の盾にはなってくれないというのが本音だと思うし、外交安保上どうしても必要なものならキチンと名言すべきではないのだろうか。
票集めだけに公約として単に言ったのなら沖縄県民にとっては悔しいでしょう。
そんな曖昧な態度を続けた結果、アメリカのパートナーは日本から中国に代わりつつあるようだ。アメリカ国民の間にもアジアの平和維持という意識があっただけに、基地問題は国内、アメリカ共に大きくマイナスイメージになってしまった。
戦後の日本の復興で世界を圧巻する生産技術を身につけたように、技術協力と円借款の力で恐るべきスピードで日本を追い越そうとする中国。
最近のことなのだが、自動車の部品を作るのに中国だと恐ろしく安く早いのだとか。
スキャン技術というのだが、品質はともかくとしてエンジンをまるごとコピーして同じ部品を簡単に作ってしまうらしい。
アメリカのリビルト専門企業も、この中国の技術には戦々恐々としているとか。
時計から自動車までコピー商品を簡単に作れる技術が、これから先手痛いライバルになってくるのは確実なようだ。
安い中国人の人件費に期待して進出した日本企業や、日本企業の買収、リストラされた日本人技術者の雇用など、中国の頭脳の一部になっていたのは実は日本だったりするんだけど。
事業仕分けでも「世界で二番目はなぜダメ」と言ってましたが、技術業界の現状はそんな簡単なものではありません。
日本は技術開発、特許分野でも遅れているし、優秀な人材の海外流失も止まらない。
技術を切り売りしている国なのに・・・・・。
新しい内閣、期待したいものですが、そうじゃないといつまでも景気回復できないまま消費税UPに繋がっちゃいますからね。
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Posted at
2010/06/08 20:12:01
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