S-MXに微妙に似ているスタイル

仕事で付き合いのある納入業者氏が新型ライトエースに乗ってやって来た。
今まではサクシードだったのだがリース更新で新車になったのだとか。
で、マジマジと見てみると・・・

これってS-MXサイズじゃない!!。
全体の雰囲気や室内の空間など似ている感じ。
運転もしやすそうだしハイエースに比べれば見切りも良い。
こんなクルマもあったんだと聞いたら、2008年デビューなのだとか。

生産国を調べてみるとインドネシアだ。
だからあまり台数を見ないのかも知れない。
ビジネスカーというのもあるが。
スタイルをセミキャブに収めた理由は規制の厳しい衝突安全規制をクリアする為のようだ。
オプション品もあって、なかなかスタイリッシュにも出来そう。





が、ここまではイイなと思う部分。
実際に購入を考えるとマジに観察。

珍しくFR駆動なので空荷状態での安定性がどうか。
低床使用のビジネス車ということでサスの振動吸収が気になる。
ビジネスカーとはいえ室内の質感がチープだ。
※最近の海外生産車全般に言えるが。
エンジンが1.5L DOHC VVT-iで97PS/6000r.p.m、車重が1.24t。
これだと車重に対する馬力の低さでエンジン回転数が上がり燃費が悪化するはず。
実際に納入業者氏から聞いたのはリッター辺り9km前後。



2.0L DOHC PGM-F1で130PS/5,500r.p.m、車重1.36tのS-MXと比べたら動力性能は完全に負け、燃費は互角か多少劣ることに。

やはり似ているからと比較しても無理があるようだ。
最大の問題がベンチシートではないこと。
ベンチシートの便利さを知ると手放せませんから(汗)。
ただ、新型ライトエースはデザイン的には悪くないと思う。
キャンピングカーの改造ベースにするには良い素材かも知れません。