![マイホームを建ててみた [家の内外装] マイホームを建ててみた [家の内外装]](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/blog/000/034/025/189/34025189/p1m.jpg?ct=972cf6623dbd)
このところ仕事の進行が遅くて、なかなか書き込む時間がありません。
どうも来年から受注を含めて仕事が読めなくなりそうな気配なのです。
大手企業の工場は海外へ製造をシフトしていますが、中小零細企業にとっては海外生産とのコストの削り合戦ですからね。
もう、コストダウの限界に近づきつつあるのかも知れません。
そんなことは別にして、マイホームの続きです。
住宅ローンの融資が通ったことでハウスメーカーが動き出しましたた。
まずは設計の煮詰めで、家の仕様や材質、壁紙から玄関、トイレ、キッチンや床のフローリングに至るまでひとつひとつ決めないといけません。
大雑把にはイメージを伝えてはいても、ハウスメーカーに選んで貰えるわけではありません。
住宅ローンと設計が終わったことで
「ほっ」
としていたのだが、ここからはそんなものではありません。
最初の打ち合わせでは外壁のサイディング、室内の壁紙、フローリンク゜、屋根、浴室、トイレ、キッチン、雨トイにまで及びました。
雨トイの色なんてどうでも良いような気がしたのだが、外壁や屋根の色に合わせて決めないとチグハグになるらしい。
ふつう平均的な人でこれを決めるのに夫婦で8時間ぐらい要するのだとか。
一生に一度の夢の買い物だけに力の入れようも違うのだろう。
幸いに我が家は妻が全面的にお任せということで打ち合わせも私のみ。
嫁は単純に明るくてシンプルな家というのが唯一のリクエスト。
そんなわけで、外壁(サイディング)は明るい茶系(ウッドブラウン)のツートンでまとめ、内装の壁紙は白(やや黄色が少し淡く入った感じ)で全部統一。
屋根はメンテナンス性を重視してデザイン瓦、色はグリーン。
壁紙は全て白だが色は多少黄色に近い白。
洗面所とトイレのみ落ち着きのある柄の入った壁紙に決定。
洗面所は笹の葉の模様の薄い鶯色。
トイレは桜の花弁をあしらった薄い桜色に。
フローリングもメープルで比較的明るめのウッド調で全室そして廊下も統一。
玄関ドアは車椅子の移動を考え引き戸にしてブラウンで全体的に家のカラーを決めてみた。
最近は結構派手さや柄物を選ぶ傾向もあるそうだけど、長く住むことを考えるとやっぱりシンプルが一番だと思っている。
もちろん予算にも大変優しいのが良いかな。
浴室は最新の三枚開きで全開に出来るのをチョイス、設定はショールームのものをそのままで依頼。
ショールームの場合はメーカーが一番自信のあるプランを設置しているだろうから、それをそのままにするのが楽だと思っただけ。
浴槽の色から化粧板、床のタイルに至るまで組み合わせはもの凄い数になるだけに、印象の良かったショールームの組み合わせが一番納得できる。
しかし、浴槽を黒にしたのは失敗でした。
見た目は高級感ありますが水垢が半端なく目立ちます。
ここはクリームか白を選べば良かったと後悔することしかり。
トイレ本体は白が定番なんだけどここは意表をついて淡いピンクに。
壁紙とのマッチングもたぶん良い感じになるのかな。
キッチンは食器乾燥機を外したスタンダード(グレードが一番低いタイプ)に。
機能が多いもの特に食器洗浄機や乾燥機は故障したら修理が高額なのと、現在使っているものでも不自由がなかったから。
キッチンはあくまでも収納だけで良いという嫁の要望でもあります。
それでもキッチンは30万円超なのでホント高い買い物である。
それとオール電化なのでIHヒーターが入ることになっているのを確認。
ここまででざっと1時間半ぐらい。
ほぼすんなり決まったのは前々日に営業さんとショールームの下見とカタログである程度選んでおいたから。
担当営業さんから紙袋に両手一杯の見本カタログを借りていたので、それからある程度チョイスしていたのも幸いでした。
でも、理想の家を建てたいを思う夫婦にとっては、何十冊のカタログやショールームでの商品の選択(風呂だけで4社、2タイプぐらいずつあった)に苦労するのではないだろうか。
おまけに最近はTVでもデザインや個性重視のデザイン注文住宅を見る機会が多いだけに、そういう仕様にこだわってしまう人も多いのだとか。
価格、機能、そして飽きの来ない家はスタンダードが基本なのかも知れません。
こんな感じでさっさと決めてしまったら設計の人から、
設計:「本当によろしいでしょうか?もっとこんな柄とかこういう機器を入れたいとかありませんでしょうか?」
私:「いえ、これで問題なし。ノープロブレムです(笑)。」
設計:「こんなにあっさり決める人も珍しいですよ。」
と、言われてしまいました。
けれども
設計:「家は長く住むものですから、やはりシンプルで落ち着く場所が一番なんです。実はお選びになったデザインってものすごく地味ではありますが、家が明るくとても落ち着く感じに仕上がると思いますよ。」
こんな風に逆に関心されてしまったのです。
本当はオプションによる出費を抑えるのが本音なんだけど、今の社宅から比べればこの家のデザインもクオリティも凄く垢抜けた家になる。
そこに住まう家族の姿を想像すると、我が家はこのカラーで良いんだと感じただけなのです。
結果としては実際に出来上がった時に失敗かどうかは家族に聞いてみようと思っていました。
その答えは
可も無く不可も無く、身分相応
と、言う回答でした。
続く