
梅雨なのにいい天気。
久しぶりにバイク通勤再開です。
水曜日までは気持ちよく通勤楽しめそうです。
そんな晴れ晴れとした日が続く昨日、新しいパソコンを手に入れました。
ワークステーションのThinkpad W540。
市場にもなかなか出ないハイエンドノートパソコンです。
IBMの頃に松花堂弁当の弁当箱からデザインされたThinkpad。
ドイツの工業デザイナーであるリヒャルト・ザッパーの作品でThinkPadはラップトップの傑作と言われています。
Thinkpadはそもそもビジネスモデルとして、世界中のビジネスマン向けに製造販売されました。黒く四角で無骨なイメージは今も昔も変わりません。
ノートパソコンとしても息の長いモデルで、Lenovoに身売りされてからも不変のデザインでコアなマニアの多いパソコンです。
私が最初にThinkpadを購入したのは、235のチャンドラ2から。
そしてバタフライキーボードの701C、モバイル用の240Cと1990年頃から30年以上の付き合い。当時からThinkpadのキーボードを使うと二度と戻れないと言われたように、そのタッチを知ってしまうとダメですね。
最近は頭にアルファベットを付けていて
TシリーズはA4ハイパワーモバイルモデル
LシリーズはA4スタンダードモデル
WシリーズはA4ワークステーションモデル
XシリーズはB5モバイルモデル
と、なっています。
当時の価格だとT540Pで125,000円、L540が86,000円、W540が400,000円です。
ちなみにL540は内蔵グラフィックチップですが、T540PはGeForce GT 730M搭載、W540はQuadro K2100Mを搭載しています。
RAMの最大搭載量は16GBですがW540は32GBまで積めます。
W540は負荷の大きい作業が楽に出来る点が違い価格に現れています。
ちなみにL540は価格を抑えて購入したので解像度が1280×1024でしたが、W540はIPSパネルを採用し1920×1080と作業環境スペースが向上しています。
これでようやく普通レベルになります。
3Kモデルの2880×1620液晶もありますが、さすがに入手品には付いていませんでした。
キーボードはいわゆるアイソレーションタイプ。
もちろんキータッチは最高峰の感触。気持ちよくタイピング出来ます。
文字を打つことが楽しくなるキーボード。Thinkpadのキーボードを一度でも使ったら離れられなくなります。
Thinkpadにはタッチパッドがありますが、アキュポイント(赤いトラックポイント)が便利なので私はほとんど使いません。
キーボードから手を放さずに移動させることが可能なので重宝します。
L540では選択出来なかったキーボードライトも搭載済。
X230では便利だったので付いててラッキーです。
第6世代CPU搭載のThinkPad Yoga 260(Core i7-6500U)と比較しても5分間の動画のエンコード時間の比較ではW540の方が絶対的に速い結果に。
ThinkPad W540: 2分08秒
ThinkPad Yoga 260: 4分02秒
ベンチマークを測ってみると普段使いのL540は
仕事で使っているDELLのビジネスノートは
そしてジャンクのW540の結果がコレ
これがワークス―ションの実力なのでしょうね。
現在でもまともに使える実力を備えているから値段も高いということになります。
この値段の高さはパーツの価格にも左右していて、スタンダード機よりも高性能なパーツが奢られているようです。
トータルバランスの良さと安定性にも繋がり性能を押し上げてる気がします。
仕事で使っているDELL Vostro15と比べても一目瞭然。
第8世代CPUと比較的新しい機種(core i5-8265U )ですがスコアがこんなに差が出来ています。恐るべしW540。
ちなみに購入したジャンクのW540。
天板以外は新品そのもの。
物凄く丁寧に扱われたようですが、企業のリース品ではなく個人でパーツをチョイスしてBTOされた物みたいです。
オプション品はキーボードライトぐらいで、Webカメラ、指紋センサーは付いていません。
調べてみるとThinkPad W540 20BGA053JPなのでダウングレード仕様です。
CPUもCore i7 4710MQになっています。
それでも当時の価格は320,000以上。
買って良かったと感じたのは、搭載RAMが最大の32GBだったこと。
動画編集を中心にしたいので32GBは願ったり叶ったり。
それと比較的新しい256GBのSSDに交換済でした。
たぶんこのパーツだけで購入金額を上回ります。
中古価格だとどれぐらいするかと言えば8MBしかない状態でも結構な金額です。
だいたい50,000円以上しています。
ハードオフの店員さんがマニュアル通りの対応する人で良かった。
BIOS画面しか映らなければ一般の人は手を出すのをためらいますからね。
いゃあ儲けました。
これからもちろん魔改造して最終形態にするわけですが、実はW540を改造するサイトもYoutubeも実はありません。
CPUも交換しますが海外でT540Pを分解(壊す感じで)する動画を見つけました。
L540みたいに裏蓋を外して交換とはいかず、ほぼ全バラにしないとCPUにアクセスできないみたいです。手持ちのcore i7-4910に交換すれば最終モデルのW541最強仕様になります。
そのためには一度カバー、フレームから部品を全て取り外す必要があるかと。
分解掃除も兼ねて週末にやってみようかな。
天板の疵と塗装剥がれも修復します。
無理難題が多いほど楽しいですからね(笑)。
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Posted at
2023/06/19 21:32:46