
PCX160の性能が旧型より劣るという巷の話題。
EURO5対策で旧型からリッター辺り5km以上も燃費が悪化しているとか。
加速性能、最高速度も車体重量の増加、タイヤが太くなり足回りも重量増加して悪化している様子。
エンジンも排ガス対策で落ちた性能を向上するのに、4バルブ化してたのも燃費に影響したのでしょう。
環境規制対策で失ったパワーを取り戻すため高回転型に変えたことも低下の原因の一つです。ショートストローク化によって、最大出力で1,500rpm、最大トルクで1,000rpmほど高くなりました。
ロングストロークになるほど燃費と低速トルクが良くなるけど馬力が低くなる。
ショートストロークになるほど燃費も低速トルクも悪くなるけど馬力が高くなる。
これは基本中の基本なので、従来のロングストークのPCXで稼げた燃費を稼ぐよりも、パフォーマンス維持するために、ショートストロークにせざる得なかったということ。
これにより3代目で8リットルに拡大したタンク容量も、3型KF30でモデル最強の燃費に達したのが逆戻りの結果に。
排気量もKF12、KF18の152ccからKF30で149ccにダウンしたものの、KF47では156ccまで上げなければ旧来の性能を維持することが出来なかったわけです。
ここからPCX乗りでは3型最強説が言われているようです。
そんなところから、より装備の充実化が図られたとも言われたようです。
1リッターあたりの実燃費は
KF12・・・・・46km(タンク5.9リットル)
KF18・・・・・47km(タンク8.0リットル)
KF30・・・・・51km(タンク8.0リットル)
KF47・・・・・36km(タンク8.0リットル)
航続距離
KF12・・・・・271.4km
KF18・・・・・376.0km
KF30・・・・・408.0km
KF47・・・・・288.0km
燃費と航続距離はこんな感じになります。
乗り方にもよるでしょうが、2バルブのespエンジンの初代とそれほど航続距離が変わらないのがわかります。
KF30が未だに人気なのも理解できます。
カブのエンジンを水冷化したようなロングストロークのエンジンですから、初代も燃費はそんなに悪くないし、アイドリングストップを使えばまだ伸びます。
バッテリー上がりの問題がなければ50km近く狙えるのですが。
以前KF18とKF30には乗ったことがありますがエンジンの振動はKF12が一番静かでした。
乗り心地は似たり寄ったり。
今後排気ガス規制がEURO6とかに上がると、PCX125は消えてPCXは170とかになるかも知れませんね。そうなると低燃費からどんどん遠のいてしまう気がしてなりません。
やっぱりPCXは旧型でいいのかも知れないなぁ。
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Posted at
2023/06/27 21:09:46