年末に買ったミニパソコン。
これが驚くほど性能が良くて関心しています。
まぁ、私の持っているパソコンの中では最新だし、2017年にThinkpad L540を買ってから7年も経過してますからね。
正直ここまで違うと何をするにも楽です。
特に画像編集と動画に関しては雲泥の差。
30分掛かっていた作業が15分で終われば時間に余裕も生まれ、詰め込まずにやりたいことが出来るのが一番うれしいかな。
それとモニターがデカイのも便利。
15インチのノートだと表示サイズが1,920×1,080でしたが、23インチの3,840×2,160まで拡張出来ます。
作業スペースも文字の大きさも、やっぱり便利です。
デスクトップ型は性能は抜群だし拡張性もありますが、設置スペースの問題とファンの音(騒音)が気になるので敬遠したのですが、これなら全く問題ありません。
ただ、一つ気になるとすれば、この小さな箱に詰め込んだ機器の冷却。
ファンもありますが放熱がしっかり出来ないと、熱による不具合の発生が頻発し結局破損することになるという懸念。
こればかりは使ってみて様子を見るしかありません。
ミニパソコンについては、まだジャンルとして確立した期間が少なく長期モニタによるデータが少ないのが現状です。
よって手を出すのに躊躇している人は
①排熱が大型のデスクトップに比べ苦手で長期使用で壊れやすい
②ライセンスなどに不安がある
③グラフィックボードを搭載できないものが多くグラフィック性能が劣る
④大半が中華メーカーのものなので、サポートや品質に不安がある
という懸念があります。
①の排熱については私も同感で、最後まで買うのに悩みました。
実際に届いてもこんな小さな箱にギッシリ詰め込んで大丈夫かと思ったくらいです。
ただ、動作は問題なくAPU温度も上がっても80℃前後なので、高負荷を掛けなければ大丈夫な気もします。
最悪はBIOS設定をいじらずに、Windowsの設定の省電力設定から詳細設定で、最大のプロセッサの状態を100%から99%に下げてると、動作周波数の上限が1.7Ghzまで落ちて低発熱の省エネ動作になります。
動画編集時のエンコード等の長時間負荷をかける場合に、省電力設定に変更すればAPUの保護回路が働かなくても使えると思います。
②のWindows11のライセンスですが、そのまま使うなら動くし問題ないでしょう。
但し、何が起きても再インストールで問題が発生します。
ボリュームライセンスを、再インストールでリテールライセンスするYouTube動画もありますが、購入時期やメーカーによって様々に変化するので100%確実とは思えません。
ここは安心を買うために正規なライセンスを入手して再インストールすることをお勧めします。
Windows10があればWindows11へアップグレード出来るので、私はこちらでライセンスを入手しました。
③グラフィックボードの搭載など、こんな小さな箱に期待してはいけません。
私は最初すらAMDのRyzen7で納得して購入しています。
AMDのAPUはintelに比べ少しですが内蔵グラフィックの利点があります。
もちろん最新のCPUに比べれば性能は劣りますが、コスパを考えれば満足できる性能だと感じます。価格を考えたら妥協だし、単体グラボを欲しいならミニパソは諦めるべきでしょう。
ちなみにGeForce RTX 3070搭載カードを積んだZBOX E MAGNUS EN374070Cというミニパソがありますが価格は261,800円。
サイズは通常のミニパソの2倍ほど大きくなります。
④中華製というのは価格を考えたら選択の余地なしです。
覚悟を決めて買うしかありません。
昔ほど売りっぱなしの状態ではないようですが、返品、交換、修理には相当時間が掛かるようです。
確かに不安はありますが、今の国産自動車の不具合やリコールを考えたら、それほど気にしなくてもいいのかなと。基本パーツを集めて側を造って組み立てるだけですからね。
ある意味で自作PCが組み立てられて売られていると思うと納得できます。
DOS/V機と呼ばれた自作パソコンブームに比べれば、苦労もトラブルも半端なかったですから。
※そういえば息の長かったDOS/Vマガジンがついに休刊したそうです。
その頃に比べればノークレームに等しいので私はミニパソコンはアリかと思っています。また半年使ってみて思ったことがあれば書き込みます。
そういえば昔から小さいガジェットが好きだった。
特に世界最小サイズのWindowsのLibrettoはハマりましたね。
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Posted at
2024/01/11 21:38:48