
一昨日の日曜日、天気が荒れる予報でしたが、久しぶりに東京へ出かけました。
どこへ出かけたのかというと、関東の三大厄除大師で有名な西新井大師です。
西新井店はパワースポットでも有名で、立派な山門を通ると圧倒的な存在感を放つ「大本堂」が迎えてくれます。
西新井大師の成り立ちは、平安時代、ここの土地はは不作と疫病で多くの人々が苦しんでいたとのこと。そこへ、十一面観音のお告げを聞いたお大師さまがやって来ました。
疫病で苦しむ多くの人を見た弘法大師さまは、人々を助けるため、十一面観音像と自身の像を彫り、二十一日間の祈願を行いました。
すると、不思議なことに枯れていた井戸から湧き水が溢れ出し、人々の疫病を癒していきました。
その井戸は、加持水の井戸と呼ばれ、現在もひっそりと境内に存在しています。
西新井大師は正式名「五智山遍照院總持寺」という真言宗豊山派の寺院です。
真言宗を開宗した弘法大師は、歴史上「空海」として教科書にのっていたあの方です。
そんな西新井大師に行く予定だったのは一年前。
神田明神や湯島天神には行くことがあったものの、ちょっとノビノビになってしまいました(汗)。
西新井大師には都心では珍しい二両編成の電車が走っています。
都内にある営業路線では京成電鉄の金町線、西武鉄道の豊島線と並ぶ数少ない単線です。それと、西新井大師への参拝輸送目的として、その路線距離は僅か1km。
おまけに全線に踏切が一つも存在していません。
昭和風のカラーリングが映える8000系が単線によく似合います。
それと、こんな立派な駅舎ですが改札もない無人駅というのもスゴイ。
周辺も昭和チックで、浅草のように外国人で溢れ返ることもなく、のんびりと境内を散策することができます。
午前中の少し早い時間に訪れたので、食事はできませんでしたが、看板に「かどや」とある昭和そのものの食堂が気になりました。
団子屋、人形焼、阪饅頭の店もあり、ちょっとした休憩にはいいですね。
だるまの店の前にガチャガチャがありました。
気になってやってみましたが、金色のだるまはゲットできませんでした(笑)。
こういうの、ついついやってしまいます
気になったのは「塩地蔵」。
雪のように塩を盛られたお地蔵さまですが、江戸時代からイボ取りに霊験ありと伝えられています。塩をいただき、その功徳があるときには、倍の塩を供えるそうです。
肩や腰などにも御利益があるとされ、体の悪い部分と同じ個所を塩でなでる人も多いとか。
ちなみに四国八十八箇所を模して1995年開創された札所巡り、新四国四箇領八十八箇所霊場第1番札所が西新井大師で、ここ数年は四国に出かけているので、妙なつながりも感じてしまいます。
参拝と鉄分補給を終えて久しぶりの東京。
東京といえばやっぱり秋葉原です。
息子と別れて、私はジャンクパソコン巡りをしましたが、あまり良いのが無くて残念。
質もそうですが量も以前より減っていますね。
ランチは行きたいところがあったのですが、エレベーターが無くて残念。
他を探しいるとインバウンド観光の外国人が列を作っていて、結局いつもの牛タン屋で厚切り牛タン定食を食べました。
牛タン定食も600円値上げしていて、驚くほど物価が上がっています。
でも美味しいもの食べたいですからね(笑)。
さて、気になる天気でしたが降られることはありませんでした。
午前中はむしろ晴天で汗をかくぐらいの天気。
午後は雲行きが怪しかったものの、降り出した頃はすでに帰りの電車の中。
やっぱり大師さまのご利益だったのでしょうね。
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Posted at
2024/06/04 07:23:17