
SONYのコンパクトミラーレスカメラ、NEXマニアのこまんぴゅーです。
NEXシリーズで最高に使い易いNEX-6を手に入れて、ますますNEXの虜になっています。
10年前のデジカメなんて・・・と、思うかも知れませんが、写真を撮る行為に関しては今のカメラと見た目は変わりません。
もちろん画像を拡大したり大きなサイズの用紙に印刷をすれば、その差は一目瞭然なのでしょうが、個人で楽しむうえでは全く関係のないことです。
ちなみにデジカメの最高峰はフルサイズ機ですが、2017年に発売されたちょっとだけ古いD850とα7R IIIと、最近のZ7II、M11、α7R Vなど、新しいカメラがDxOMarkのスコアでほぼ同じスコアだそうです。ダイナミックレンジやノイズなどで判断した場合、新型カメラが旧型機を大きく上回ることはほとんどないのだとか。
確かに10~15年前は、センサーは世代ごとに高感度性能やダイナミックレンジを顕著に改善されていました。センサー技術の向上は、少なくともスチルの画質に関しては近年鈍化していて、代わりに読み出し速度や、動画性能、描写性能が上がっているようです。
つまり2017年頃のデジカメ以降は、画像の性能評価は見た限りではわからない程度ということになります。
なら、NEXなんかよりも同じSONYのα6000を使う方が良いはず・・・。
SONYのミラーレス機ではα6000は秀作です。
実は開発者もNEXでいろいろやった集大成がα6000で、αブランド一本化によりNEXのネームはあっさりと消えました。
でも機能故のコンパクトさがなくなっていること、それと大事なことは、高性能なカメラを使うからと言って、最高の写真を生み出すとは限らないことです。
このカメラを使いって撮りたいという思いが、素敵な世界観を描写してくれます。
それはきっとスマホでも変わらないし、高画質、高性能のカメラだけが生み出すものではありません。
各世代に生まれたカメラはそれぞれの魅力を持っています。
チェキや写ルンです、トイカメラのようにシャッターを押すだけのカメラが、未だに人気があるのも高性能だけに捉われない、気軽に撮る楽しみがあるからです。
2010年にNEX-5が発売されて、こんな面白いカメラが出たことに感動し、銀座のSONYビルに行ってその日に購入。
それから、最終型の2013年にNEX-5Tに買い替えて11年。
いつも傍にNEXがありました。14年の間にレンズやアクセサリーもほぼ揃え、私にとってはどんな場面でもNEXが一番使い勝手の良いカメラです。
動画撮影においても重宝していて、固定広角のみのGoProでは撮れない動画撮影は、NEXで撮影します。
レンズ交換のできるNEXを使っていて、レンズ交換の手間の面倒と、壊れた時の抑えとしてNEX-6を中古で入手しました。
おかげでNEX-5Tは単焦点レンズ、NEX-6は18~200mmのズームレンズを装着されてます。
どちらも付けっ放しですが、カメラを持ち替えるだけなので撮影がとても楽です。
気分によってどちらを使うかというのもできます。
デジカメになって、カメラは常に高画質、高性能を追いかけ続けています。
でも、いくら高機能になっても撮ると言う基本は昔と変わりません。
ボディ、レンズ、そして絞り、シャッタースピード、オート、ISO、ホワイトバランス・・・やっていることは昔と変わりません。
自分が求める写真を撮ることは、古いカメラでも可能です。
ボケを撮りたければF値の小さなレンズを手に入れれば良いだけ。
企業は新しい機種を造り売らなければ成長は見込めませんから、一つの機種がスポットを浴びるのは僅かな時間なのかも知れません。
でも手に入れたら、壊れるまではずっと使えます。
相性の合うカメラを見つけて、新型に目もくれず楽しむのも私はアリかと。
ちなみに、ここまで来たらNEXの親玉NEX-7もいつかは手に入れたいとか野望もちょっとだけありますよ(爆)。
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Posted at
2024/06/26 05:13:06