
コーヒーは甘い派か苦い派か・・・。
飲み始めたのはバイクに乗り始めた16歳ぐらい。
バイクで出かけた先で、当時はタバコを吸い、缶コーヒーを飲むのが流行っていたんだと記憶している。
なんとなくカッコ良かったし、コーヒーと言えば喫茶店。
でも、貧乏学生ではそうそう入れるわけでもなく、缶コーヒーを飲むだけでも満足でした。飲むだけで大人の気分に浸れたのかな。
よく飲んでいたのはUCCのミルクコーヒー。
ご当地のマックスコーヒーが、まだメジャーじゃない頃は甘口のコーヒーはUCCでした。
で、たまにはポッカの顔のアレだったかな。
どこにでも自販機がある時代じゃなかったから、自販機が設置されている場所がたまり場でした。
若い頃は甘い派だった私は、今はブラックの苦い派です。
変化したのは10年ぐらい前の、体重が驚異の90kgを越えたからです。
毎日最低2本の缶コーヒーかペットボトルを飲んでいたので、年々健康診断の結果が悪くなっていることもあり、気休めで飲み始めたら改めてコーヒーそのものの美味さに気がついたわけです。
完全にブラックなので糖質は完全にゼロ。
それ以来は、嫁に淹れてもらう珈琲もブラックに。
※家では嫁が挽いた豆をドリップで淹れてくれるので、あえて珈琲としました。
実は、結婚当初の半年だけ嫁は喫茶店でバイトしました。
その恩恵で珈琲の淹れ方を覚えて、休日や休みの前には珈琲を淹れて、ゆっくりと過ごす時間があります。
もちろんバイトをしている時に、店に行って珈琲とナポリタンを注文して、嫁がバイトが終わるのを待っている日も時々ありました。
その頃は、ミルクに砂糖がたっぷりのカフェオレや、生クリーム入りのウィンナー珈琲を頼むのが定番。
目の前でドリップ(ネルドリップだったとか)している姿を見つつ、差し出される珈琲を待つ時間がとても好きでした。
店内に香る珈琲の香りに、携帯電話もない時代なので雑誌や文庫小説を広げ、ゆっくりとした時間を過ごすのは喫茶店の醍醐味です。
長居ができるような喫茶店は、時代と共に多くは消えていきましたが、そういう雰囲気が平成世代は新鮮ということで、純喫茶巡りが静かなブームなのだとか。
そういえば携帯電話のない時代の待ち合わせも、行きつけの喫茶店でした。
顔なじみになると、言づけもしてくれたのと、喫茶店に電話して呼び出して貰えることで連絡ができたからです。
相手に待ちぼうけをさせない細やかな知恵。
今ではスマホのアプリで簡単に相手とやり取りできるけど、会える楽しみや会いたい衝動は昔の方が強かった気もします。
今は珈琲と言えばきっとスタバと言うのでしょうが、昭和の喫茶店を見つけて入ってみたいと思う今日この頃です。
ブログ一覧 |
日記 | 日記
Posted at
2025/05/12 22:28:40