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こまんぴゅーのブログ一覧

2023年07月19日 イイね!

PCXの進化?

PCXの進化?今日は少し気温が下がっているのでPCXで通勤。
やっぱり夏場のバイク通勤は気持よい。

バイクのフレームは走行性能の要として非常に重要です。
フレームは大まかに強度、剛性、コストに分けられます。
エンジンパワーに対してフレームが折れない強度、そして曲がらないための剛性、そして車両価格に反映させるのがコスト。
例えばPCXに良いフレームだからと60諭吉で販売しても売れません。

なんでこんなこと言うのかといえば、新型と旧型のフレーム構造の違い。



新型のPCXは3型と同じダブルクレドール。
平面的な自転車用フレームにエンジンを搭載していた初期のバイクから、エンジン出力増大に合わせて立体的になったフレームがダブルクレードルフレームです。
大きく高出力なエンジンを囲むようにパイプを配置し、平面フレームとは比較にならないほどの剛性を得る事に成功した傑作です。
しかし、3型に比べ少しすっきりした感じです。



鉄パイプを曲げてエンジンを囲む形となり、囲む部分をゆりかご(cradle)に見立て、そのループが左右に2つあるのでダブルクレードルと呼ばれています。
かつてはシングルクレードルフレームもありました。

エンジンも補強として考えたバックボーンフレームが登場すると、特別剛性や強度の高いものではなくなりました。軽量化と高剛性の両立されたフレームです。
エンジンを補強として考えなければカブやモンキーも含まれます、有名なのはKawaskiのGPZ900R Ninjaです。

ダブルクレドールは現在でも必要十分な性能が出せるのも事実で、ダブルクレードルフレームを採用する新型車は今でも多数あります。
例を上げるとネイキッドタイプはほぼこのダブルクレードルフレームです。



一方で従来までのPCXに使われていたのが、ダブルクレードルの背骨部分をなくしたのがアンダーボーンフレーム。フレームの下側しかないのでアンダーボーンと言うわけ。

上側が何も無いので、ほとんどのスクーターで採用されています。
東南アジア圏ではスクーター以外のオートバイでも広くアンダーボーンが採用されています。
当然、剛性においてはダブルクレードルに劣ります。
背骨部分がないので高剛性は求められません。
軽量でスペースを有効利用するスクーターには有利なフレームです。

PCXが進化したのは良いことです。
3型はそう感じていました。
でも新型のPCX160の方向性としてはそれが正しかったのか。
実はデビュー当時のPCXは安いけれど高級感もあり、乗り心地も今までのスクーターと比べれば別次元の衝撃を与えました。
そんなPCXの良さは低コスト、乗り心地、燃費、所有欲で一気にベストセラーバイクとなります。



実は150ccクラスで人気なのはマジェスティS。
スタイルもそうですが価格が安いことが人気のようです。
マイナーチェンジしたPCX160とは4諭吉も安いですからね。



表を見ての通りで代替わりすることに価格は上昇し重量も僅かですが増加しています。



もちろん円安もあって価格の上昇分もあるでしょうが、すでにPCXは高価格帯へ移ってしまった感は否めません。
※ライバルのN-MAX155も価格はPCX160と同じですけれど。

ダブルクレドールのデメリットとして、アンダーボーンに比べると重量が増えます。
排ガス規制対応のエンジンにおいては痛いところ。
それと剛性が高くなることで乗り心地が大きく変わってしまいます。
よりバイクに近い走りになったのは、乗っていて感じますが私のPCXの緩さというかフワフワとした乗り心地が変わったのは残念かと。

ギャップに関しては初代から乗り心地の悪さがありますがそれは反って悪くなったこと。新型はリアタイヤを支える部分のパイプが従来の2本からU字型の1本に。
更にタイヤが小径化したことでリアの付き上げは激しくなっています。
エンジンも4バルブにしたことで煩くなり、静かだったエンジンの恩恵もなくなったとか。
確かに速度はしっかり出るんだけど、中低速からのトルクがイマイチ感じない気もしました。回転数を上げて走るエンジンなのでそう感じるのかも。
こういう差が進化なのでしょうが、3型の中古車が売れているのも進化したPCXよりもアンダーボーンで完成したPCXを求めている人も実は多いのかも知れません。

何事も初代こそ一番イメージが濃いし、原型でもあるので良さも悪さもあります。
レンタバイクでちょっと乗り比べただけですが、古くてもやっぱり自分のが一番楽しいししっくりきますね。



疑問に思うのはフレーム、エンジン、TRC、ABS、リアディスク化、キーレス、LEDなどコストアップが大きいのに、どこでコストダウンしているのか。
それを考えると不思議ですね。

まぁPCXは日本のユーザーなんて関係ないグローバルモデル。
燃費がどうの価格がどうのではなく世界中で売れれば良いだけ。
それだけにガラリと変わってもおかしくはないというわけです。
ちょっと独り言をいいたかったので(汗)。
Posted at 2023/07/19 21:33:32 | コメント(3) | トラックバック(0) | オートバイ | 日記
2023年07月09日 イイね!

PCXのLEDが切れました

PCXのLEDが切れました今日も暑くてムシムシして、おまけに小雨が降ったりやんだり・・・。
バイクで走ろうにもこれじゃあいつ降られるかわかりません。

そういうことでPCXの不具合を解消します。
私のPCX150は初期型のKF12です。
こいつの利点はライト2灯であること。
つまり片側が切れても、もう一つが点灯しています。
だから切れたことも実は気がつきませんでした。

前車に映るライトが片方なのを見て不良に気がつきました。
夜間乗っていてもそれぐらい気がつかないものでした。
逆に言えば2灯であっても光量は変わらないのかも。
それはリフレクターによるものとLED化している恩恵です。
LEDは6個付いているものの、実は光量が強くてもリフレクターで照らす範囲は限られ、広がるわけではないということ。
だから片側のLEDの光量を上手く反射していたわけです。



LEDは4年前に取り付けました。
今でも入手可能で当時より価格が1,400円も下がっていました。



見たところ、冷却ファンが錆びているので、フェンダーからの雨水が入り故障してダメになったようです。
片側は大丈夫でした。



交換はワンタッチでインバーターをメーター関係のコードに固定したら完了。
無事に点灯して一件落着。
LEDにしたら消費電力が下がると言いますが、電動ファンの分があるのでLEDライトに関しては実際は変わらない気がします。

ついでに机を片付けて拡張モニターの設定をしました。



半日パソコンを使っても冷却効果は抜群です。



熱暴走に悩まされることはなさそうです。

最近目が悪くなってきて、乱視と老眼が進んだ気がします。
そこで自家栽培のブルーベリーを収穫。
毎日これぐらいの量が採れます。



ブルーベリーは栽培も楽で放っておいても育つので楽でいいですよ。
甘酸っぱくてとっても美味しいです(^_^)。
Posted at 2023/07/09 13:20:56 | コメント(3) | トラックバック(0) | オートバイ | 日記
2023年06月27日 イイね!

PCX150とPCX160

PCX150とPCX160PCX160の性能が旧型より劣るという巷の話題。

EURO5対策で旧型からリッター辺り5km以上も燃費が悪化しているとか。
加速性能、最高速度も車体重量の増加、タイヤが太くなり足回りも重量増加して悪化している様子。
エンジンも排ガス対策で落ちた性能を向上するのに、4バルブ化してたのも燃費に影響したのでしょう。
環境規制対策で失ったパワーを取り戻すため高回転型に変えたことも低下の原因の一つです。ショートストローク化によって、最大出力で1,500rpm、最大トルクで1,000rpmほど高くなりました。
ロングストロークになるほど燃費と低速トルクが良くなるけど馬力が低くなる。
ショートストロークになるほど燃費も低速トルクも悪くなるけど馬力が高くなる。
これは基本中の基本なので、従来のロングストークのPCXで稼げた燃費を稼ぐよりも、パフォーマンス維持するために、ショートストロークにせざる得なかったということ。



これにより3代目で8リットルに拡大したタンク容量も、3型KF30でモデル最強の燃費に達したのが逆戻りの結果に。
排気量もKF12、KF18の152ccからKF30で149ccにダウンしたものの、KF47では156ccまで上げなければ旧来の性能を維持することが出来なかったわけです。
ここからPCX乗りでは3型最強説が言われているようです。
そんなところから、より装備の充実化が図られたとも言われたようです。

1リッターあたりの実燃費は

KF12・・・・・46km(タンク5.9リットル)
KF18・・・・・47km(タンク8.0リットル)
KF30・・・・・51km(タンク8.0リットル)
KF47・・・・・36km(タンク8.0リットル)

航続距離
KF12・・・・・271.4km
KF18・・・・・376.0km
KF30・・・・・408.0km
KF47・・・・・288.0km

燃費と航続距離はこんな感じになります。
乗り方にもよるでしょうが、2バルブのespエンジンの初代とそれほど航続距離が変わらないのがわかります。
KF30が未だに人気なのも理解できます。

カブのエンジンを水冷化したようなロングストロークのエンジンですから、初代も燃費はそんなに悪くないし、アイドリングストップを使えばまだ伸びます。
バッテリー上がりの問題がなければ50km近く狙えるのですが。



以前KF18とKF30には乗ったことがありますがエンジンの振動はKF12が一番静かでした。
乗り心地は似たり寄ったり。

今後排気ガス規制がEURO6とかに上がると、PCX125は消えてPCXは170とかになるかも知れませんね。そうなると低燃費からどんどん遠のいてしまう気がしてなりません。

やっぱりPCXは旧型でいいのかも知れないなぁ。
Posted at 2023/06/27 21:09:46 | コメント(2) | トラックバック(0) | オートバイ | 趣味
2023年06月17日 イイね!

朝からコメダ珈琲でモーニングオフ(笑)

朝からコメダ珈琲でモーニングオフ(笑)梅雨の合間の夏模様の快晴。
気温も上昇して夏気分全開です。

今日は朝からcanonさんとコメダ珈琲でモーニングオフ会でした。
実は初コメダ珈琲でどんなものがあるか興味津々です。

新婚当時は嫁とファミレスや喫茶店でモーニング食べたけど、仕事の待ち合わせ以外であまり使わない喫茶店。
朝から並んでまで来るなんて想像外でした。



実は私が知っているコメダ珈琲はcanonさんの近所の店。
当然そっちと思い込んで待っていたんだけど全く来る気配がない。
10分待って「みんカラ」を確認してみたら・・・全然違う場所にあるらしいことが判明。
慌てて向かって20分遅刻で無事に到着しました。
待たせてゴメンって感じですが、こんな場所にあるのは知りませんでした。
たまーに回転寿司食べに来るのに記憶にないとはトホホです。

とりあえず噂のモーニング食べて



canonさんおススメのスイーツ食べたら、あっと言う間に2時間過ぎてました。
そういう時間がホントとても楽しく感じます。
バイク乗りってなんか変な部分似てるって。



いろんな話題で盛り上がるから時間がホント足りません。
tamaさんの新しいバイクも拝みたいし、そのうちまた会えることを期待ししつ休日の午後を過ごします。

ちなみに実家に寄って帰宅途中に、ウインドシールドの部品が吹っ飛びました。



片側ですがブラブラの状態です。



実はこのパーツよく取れるんですね。
買い直したのもこのパーツが取れたからですが、交換してそんなに日が経っていないのに外れるとは・・・。

金型使いまわしているからキッチリ合わなくなっているのかも知れません。
今度ネジ止め剤を塗布しておきます。

とりあえず壊れたパーツをまだ捨ててなかったので外して装着しました。
いつもならすぐに捨てるのですが、今回は捨てるのが面倒で放置していたのがラッキーでした。





しかし、やっぱり安い中華製はそういうところが致し方ないのかな。
国内販売品の半額以下ですからね。

通勤ヨレヨレのPCXに比べればcanonさんのCBはピカピカです。



こういう見ていて美しいバイクって私は転倒して疵だらけにするからダメでしょうね。バイクは足と思っているので、今までの愛車もそうでしたから(笑)。
乗ってナンボの人なのでPCXで十分です(爆)。
Posted at 2023/06/17 15:17:24 | コメント(3) | トラックバック(0) | オートバイ | 趣味
2023年06月01日 イイね!

PCXというスクーター

PCXというスクーターYouTubeを観ていてガチバイク乗りがPCXのインプレをするのが結構あります。
どれもスクーターだからと、乗る前はあれこれ言っているんだけど、乗っているうちにこれは全く欠点がない街乗り最強で締めています。
あれだけ売れ続けるPCXなので、なぜなのか気になるのでしょう。

答えは「落」の一言。

乗りやすく、曲がりやすく、止まりやすい。
二輪の扱いやすさの基本が最高だから。
燃費そのものよりもコントローラーブルなのだ。
免許取り立ての初心者でも、あまり恐怖感なく走れます。

ただ、正直思うのは最初に「落」から入ると、それからのステップアップに苦労する気もするわけです。
どうあがいてもMT車の面倒さ、操り難さ(ある意味個性的)な部分はPCXの誰でも扱える部分とは真逆だから。
PCXが物足りないと感じて乗り換えるのはアリです。
でも、別のバイクが乗りやすいかと言えば乗り難いバイクの方が多いはず。

私はかなりのバイクを乗り継いで、終末的に

「もう楽な方でいいや」

と、選びましたが若いうちにバイクを楽しみたいのならPCXは絶対に勧めません。
PCXはスクーターなのですから、同じ二輪ではあってもMT車の楽しさとは全くの別物です。
バイクの免許がATだったら絶対に勧めますけれどね。

駐輪場でPCX125やADV160が増えているのを見て、ついつい感じてしまいました。

最近、通勤仲間のPCX160の同輩が見られなくなったので、退職したのかバイクを降りたのか気になります。結局あの穴は塞がないまま3月まで乗り続けてました。
そのうちどこかですれ違がったら声を掛けてみましょう。
Posted at 2023/06/01 23:40:31 | コメント(3) | トラックバック(0) | オートバイ | 趣味

プロフィール

「長野で昼呑み」
何シテル?   09/01 13:17
中年オヤジのポンコツ自動車生活。好きなクルマに乗るがモットー。気軽に「あしあと」残してください<(_ _)>。
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