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ハウスメーカーとの本契約が終わり凄い量の書類を頂いた。
契約そのものは確認事項なのだけど、土地契約の内容、建築についての内容を含め3時間ぐらい掛かったと思う。
全ての内容を確認したら全部の書類に捺印。
これで契約が完了になる。
書類は
・土地売買に関する書類。
・住宅建築に関する書類。
・土地にまつわる制限の書類。
・工事関係の書類。
・設計関係の書類。
・資金に関する書類。
・工事計画に関する書類・・・などなど。
分厚いファイル二冊ぐらいになるだろうか。
重要書類なので保管もちょっと気を遣うことになりそう。
この書類の中に資金計画書があり、住宅ローンを申請するのに必要な書類となる。
JAの担当営業には7月30日に本契約の連絡をしていたので、月が変わる8月3日に地元の支店にて申し込みを行うことになった。
用意したのは土地の売買契約書、工事計画書、家の図面、土地の登記書と図面、資金計画書、そして先日振り込んだ契約金130万円の振り込みの控え。
更に過去2年分の源泉徴収書と印鑑証明2通、住民票2通、実印、所得証明書1通。
住宅ローンについてはJAの営業さんには詳しく伺っていたので、今回は支店長を含めて実際の申し込みの手続きの流れ、そして金利についての説明などが中心となった。
資金計画書については細かく見ていたようで、特に全体の金額に掛かる自己資金の比率、建物と土地の評価額についてバランスがなされているかがポイントのようだ。
例えば買う土地の価格が坪単価10万円なのに15万円だったり、建物が図面から判断するよるより遙かに高価だったりするのはやはりチェックされるようだ。
土地にも建物にも住宅ローンが完済するまでは担保として抵当権が付けられるだけに、その辺は近年の不況からしっかりチェックされるのかも知れない。
我が家の場合には、その辺についてはほぼ問題なしだった。
工事計画と資金計画がほぼ合っているということですんなりパス。
ただ、土地が区画整理組合が所有する保留地ということで、完全に土地の登記ができないという問題がある。
つまり市街化調整区域である為に、保留地担保設定というちょっと手続きがややこしいものになるらしい。
正式には区画整理組合とハウスメーカーに担保の証明をして貰い、整理組合が解散して登記できるようになったら、もう一度正式に担保設定をするのだとか。
土地であって土地でないのが保留地らしいが、素人にはさっぱりわからないもの。
ただ、家は建つしローンも借りられるのだから、キチンとした手続きさえすれば問題ないのだろう。
これについては、購入後に区画整理組合が解散になり保留地から正式な土地へ移行。
その登記変更に追加料金が発生して20万円ほど現金が必要になりました。
※土地や家にはいつ現金が必要になるかわからなので、自己資金のうち一定額は現金を持ち合わせる必要があります。
手続きや諸費用も考えて総額2,240万円とした資金計画書。
自己資金は最終的に親からの援助も含み550万円。内容は自己資金450万円、両親からの100万円となる。
従って住宅ローンで借用する金額は1,620万円。
当時45歳、最長30年まで可能であるが25年としても70歳まで支払うことになる。
当然退職金で残りを支払うことになるだろうが、その時に果たして退職金制度が機能しているか不安もあるのだが25年、均等払いとして月額6万9千円程度での契約を申請。
年利は約3.0%で10年間固定。元々JAの組合出資していたのと、学校関係の引き落としがJAだったこともあり安い金利を優遇して貰えた。
一般でも公共料金の引き落としや給与振り込みを借りる金融期間にしておけば、優遇して住宅ローンを組むに優遇されるようです。
元々JAは農業や林業産業に対する非営利団体なので、住宅ローン枠も金額が少なく前回の低金利のローンも7月には完売していたので、結構住宅ローンにおいては穴場的存在だと思う。
また、銀行系の事務的な態度と違って、なんか田舎の役場で麦茶をすすりながら身の上話で笑いつつ契約するなんて、ゆる過ぎる環境にホント1,700万円近く借りる算段をしているんだろうかと疑問に思うほど。
でも、ギスギスしてローン地獄を宣告されるよりも、こういうのんびりとした雰囲気の中で話をする方が気持ち的にはやっぱり良いよな。
書類全てに目を通して問題ないことを支店長から告げられると、全ての書類をコピーして審査に回されることを告げられる。
この時点で申告書に現在所有のクレジットカードのコピー(私所有のものだけ)を両面とられ利用履歴もわかる範囲で書き込んだ。
カードはETCとネット決済程度しか利用していない。
住宅ローンの契約説明には約2時間半ほど掛かった。
ハウスメーカーと同じで契約条項を一字一句読んで説明される。
と、言っても大半は支払いが遅れると金利特約がなくなることや、競売に掛けられ家を押さえられることなど、なるべくキチンと支払って下さい的な項目だった。
そうそうローン契約書の裏書きの束があると思うと納得できるだろう。
今後はJAの融資審査で一次審査に入り、一次に通れば信用保証協会に提出して二次審査に入る。
住宅ローンは高額ということで以前に比べて審査が厳しくなっていることを告げられる。
年収が規定に達していても勤続年数、会社の資本金や安定度、また自己資金の比率など多項目でしっかり分析されるので結構厳しいということを言われる。
その代わり一次審査に通れば二次に落ちることは少ないですから、この条件と金額でしたらほぼ問題ないということで気持ち的には「ほっ」とした。
ただ、実際には二次審査の結果までは内心ドキドキだったのは事実。
今回、特にローンの申し込みで注意したのはネットで銀行員さんが書き込んでいた印象を良くする審査の通し方を使わせて頂いた。
・乗っていくクルマは娘の軽自動車。
収入、貯金がある程度あり、軽自動車に乗っている人は無駄遣いが少なく、経済観念がしっかりしていると洞察されるらしい。
・身なりは印象良く
ノーネクタイではあるがスーツで行った。確かに住宅ローンもビジネスのひとつと考えれば当たり前かも。
・書類などはキチンと分類してすぐ取り出せるようにしておく。
今回家を建てるのに集めた資料、書類は専用の鞄を用意。
フアイルも書類も項目で分類してファイルを渡して必要なものを相手から取り出して貰うようにした。
こういうキチンと出来た人は珍しいと大変関心され好印象だった。
このようなことだけでも印象として貸すか貸さないかに影響することもあるので、自分が逆の立場だったらと考え行動すると良い結果が得られるかも知れません。
ま、気休めかも知れませんが。
一次審査の結果は提出から10日後。
これって大学の共通一次試験のようなものかも知れないと思いつつ、とにかく待つしかない自分がそこに・・・・・。
続く