
今回の乗り鉄の旅は、前回出かけた信州の長野。
リベンジの理由は、しなの鉄道の全線制覇です。
計画では「ことでん」の志度線での全線制覇する予定でしたが、予定していた懐具合が昨今の経済危機で減らされてしまったので予定変更にしました。
しなの鉄道の乗り鉄区間は軽井沢から篠ノ井までですが、今回はJR路線も含めると長野まで。その先の妙高高原まで行けるのですが、そちらは「北しなの線」になります。
今回は日帰りなので長野で美味しいモノを食べて午後には帰りの電車に乗ります。
とにかく長野での滞在時間を作るため、朝早い電車に乗って鬼門である東京駅をスムーズに抜けたい。それで利用したのは新幹線。
起点の軽井沢までは、一気に新幹線で時間短縮です。
軽井沢と言えば思い出の地ではあるけれど、今回は目的が違うから素通りです。
軽井沢駅からしなの鉄道に乗車。
しなの鉄道には「快速軽井沢リゾート」があり、今回はそれを撮影も兼ねて乗れればと思っていました。
旧115形が現役で走るしなの鉄道です。
その旧国鉄車両に交じって新型の車両が走っており、今回はそちらにも乗ってみます。
軽井沢駅で切符を聞くと、あっさり指定席を買うことが出来て拍子抜け。
時間もあるので構内を散策。
かつて碓井峠を引っ張った機関車が保存されています。
しなの鉄道のグッツがあって、息子が買おうとしたのですが発車時間が近づき、店員さんが
「長野駅にもありますよ」
と、言ったのでそちらで購入することに。
しかし、後々にこれが今回の話の鍵になります。
快速だけに長野駅までは10時42分に着きます。早速、しなの鉄道グッツを買いに駅の券売所へ。
しかし、
「長野では売っていませんよ。」
ということで、どうも軽井沢へ行くか諦めるかの二択。
とりあえず腹ごしらえして考えることに。
信州と言えば名物は馬刺し。
馬刺しを食べられそうな駅前の食堂を散策して「明治亭」に決定。
息子が注文したのはその名も馬刺し丼。
ボリュームもそうですが、実際に甘くて絶品だったそうです。
ついでに鹿肉のカツも注文。
こちらはやはりジビエという感じで、猪の脂がなくなった感じ。
あっさりというか、いつも食べる肉とは少し違いますね。
私は名物のソースカツ丼とザル。
やはり店で一押しのモノを食べて見たいのと、信州と言えば蕎麦ですからね。
どちらも美味しいのですが、カツ丼はボリュームがスゴイ。
このソース、甘みとコクが凄くてとても美味いのでお土産に購入しました。
鉄道に乗って旅をするわけですから、多少の贅沢は許し財布の紐も緩めちゃいます。
ここでしか食べられないものですから、交通費分はペイしないといけません。
美味しい食事の後は、今回懐かしい電車を撮影します。
長野電鉄を走っているかつて千葉の成田を走っていた初代NEXです。
息子はこれを撮影したかったらしく、長野電鉄は今回は外せないんだと。
ここでもいろいろ買っちゃいました。
どこの地方鉄道、ローカル線も経営はとても大変なようです。
さて、軽井沢へ戻るもしなの鉄道に乗るにしても帰りの切符を買わないといけません。
みどりの窓口に並ぶも・・・大混雑。
このままでは予定コースは無理なので、新幹線で軽井沢に向かいます。
この選択がヨカッタのか、本来見たかった「ろくもん」に出会うことに。
これもいずれ乗ってみたい車両です。
115系もやって来て、旧国鉄電車に大満足。
そして、グッツを買うのに店に入ると・・・なんと115系の廃車された車両の部品が置いてあります。
電車祭などで売られてる部品がなぜ?
聞いてみると115系の廃車から外されたものだと確認でき、息子が即決で買うと言い出す。たぶん聞いた金額だと激安だし、どの車両から外したかも身元がわかるので、絶対に持って帰ると鼻息荒い。
でも、これ重量がたぶん5kg以上はある代物。
店員さんも持って帰られるのですか?と驚きの様子。
幸いにも今日に限って登山用のリュックを背負って来ている。
そんなわけで駅員さんに心配されつつもリュックに収納。
今回最大のお土産になりました。
一日すっかり電車に揺られ、陸上自衛隊装備のような重さを担いで帰宅。
風呂に浸かり久しぶりに爆睡してものの、起きれば全身筋肉痛。
でも息が一緒に出かけてくれるので楽しい旅でした。
今日はのんびり疲れを癒すことにします(笑)。
Posted at 2022/10/16 09:00:54 | |
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