
昨年入手したSONY α NEX-5。
気がついたら後継機種がどんどん出ていて、ついにNEX-7まで登場予定。
ただ、タイの洪水で生産が停止しているので発売は未定になったとか。
ミラーレス一眼の普及は一眼レフをしのぐ勢いだったものの、ここへ来て各社出そろうと性能、機能の追加、追加、追加・・・なのである。
ほんの少し某自動車会社で開発に携わったけど、そこでは一番最初に生産したものがコンセプトに合っていて、マイナーチェンジするたびに
「なんだかなぁ・・・」
と、言うクルマになると呟いてました。
生産が落ちると、過剰装備やオプション、外装を加えていくのでそう言っていたみたいですけど、カメラもまさにそんな感じですね。
※但し、近年は開発期間の短縮で生産開始から1年以降にならないと、理想的な熟成をしないとも言われてます。
確かに高くても良い品質のものを、長く使い続けられる環境ではなくなっていますからなんとも言えませんが。まして電子デバイスの進化はまだ続いています。
で、私のNEX-5なんですが未だに不満もないし使うには楽しいカメラです。
時々オプションも増やしていますが、基本はダブルレンズキットのもので十分。
他社レンズを使う楽しみはNEXのオリジナルの部分とは別と考えますが、こちらもハマっていますね。
手元に残っているFDレンズ群は全部使えるわけですから。
もちろん専用設計のEマウントレンズも増やしてます。
すでにオプションだけでも本体価格を上回ってしまいました(笑)。
NEX-5が登場した時はレンズのアンバランスさに拒否っていたんですが、実際に店頭で触れてみると考えが変わったんですね。
これは勢いのあるSONYの製品(昔のCyberShot VやRに通じるものです)と電気が走り購入。DSC-V1を買ったときの気軽に撮る楽しさがありますね。
新型後継機種NEX-5Nも触ったのですが、やっぱり初代の方が良いですね。
機能よりもスタイル、ガジェトとしてのデザインのインパクトは上です。
NEXを市場に出すのに試行錯誤を繰り返しているわけですから、やはり初代の作りやデザインは素晴らしくないわけはありません。
DSC-V1の時も性能強化しデザインを一変させたDSC-V3を出したものの、不人気のまま消えてしまったように思います。
NEX-7がなんだかDSC-V3とだぶってしまうわけですが、兄弟機種を増やし選択支を増やすよりも、機種を絞って息の長いモデルを出して貰いたいと思うのですが。
そうしないと、ミラーレスも一過性のブームで終わってしまいそうです。
Posted at 2011/10/21 20:43:50 | |
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