
昨日、関尻のメンバーで話をしていた時、
「ベロアの内装に憧れる」
と、クルマの内装を熱く語るCanonさんの言葉に、私もtamaさんも反応。
当時、バブル前後期のクルマの内装、特に高級車(ハイソカーとも呼ばれた)の内装は、確かにスナックのふかふかなソファーの様な色使いのベロアが多かった。
記憶にあるのは「いつかはクラウン」のCMで大ヒットした7代目の120系クラウンじゃないかと。
豪華過ぎる内装に多くのオヤジ達が憧れたクラウン。
銀座のクラブのような派手で高級感ある内装と、白いスタイリッシュなボディ。そして当時最新の技術が惜しげもなく詰め込まれたクルマ。
そして、クラウンは憧れるけれどてが届かない庶民にと、登場した6代目マークⅡ、更に主力は輸出だけど、室内の広さと高級感を兼ね備えた控えめな人向け3代目カムリ。
このクルマ達を中心に、各メーカーがしのぎを削りベロア内装のクルマが一世風靡した時代がありました。
カムリはちょっと高級にしたカムリプロミネントもありましたね。
私は430のグロリアがまさにベロアでした。
触り心地がとても良くて、娘がリアシートでよく寝ていたのを覚えています。
ブルーバードはたぶんファブリックだった気がするなぁ。
当時、友人のマークⅡは赤いベロアの内装に、ファンシーなシャンデリアが乗っていてビックリしたことがあります。たぶんデコトラ用品だったのでしょうが、まんま走るスナックでしたね。
さて、そんなベロアの内装に憧れるCanonさんにとっておきのクルマがあります。
2010年11月に発売された、日産キューブの「パーティーレッドセレクション」です。日産もパーティなんてネーミング付けるのですから、判ってらっしゃいます(爆)。
その広報紹介文を
今回発売する特別仕様車「15X / 15X FOURパーティーレッドセレクション」は、「15X」、「15X FOUR」をベースとし、明るいフェザーグレーの内装に、パーティーのような非日常的な気分をイメージした特別設定の華やかな深紅のシートを組み合わせたプレミアム感のあるインテリアとした。深紅のシートクロス地は、上級グレードにオプション設定されている手触りの良いスエード調クロス地(クラッシュベロア)を採用し、プレミアム感を演出している。
さらに、左右どちらの手でも引きやすい形状で女性のお客さまから好評を得ているメッキインナードアハンドルや、本革巻3本スポークステアリング、インテリジェントキー、プッシュエンジンスターター、エンジンイモビライザー等、人気の高い装備を標準設定とし、キューブの魅力をさらに高めながら大変お求めやすい価格とした。
だそうです。
今、手に入る比較的新しいクルマとしては、まさにピッタリではないでしょうか。
どうでしょう。
Posted at 2022/12/05 22:09:06 | |
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