
今日は電熱グローブの体感差を味わうのに、ヒーターを入れずに使ってみました。
やっぱり5分も走ると指先が冷えてきて電熱の有難さがわかります。
冬場は一度使うと止めれません。
さてさて、今日は最近ジワジワ来ているアンダーボーンフレームのバイクの話。
私のPCXは実はアンダーボーンです。
確か3代目からはダブルクレドールになりましたね。
いわゆるスクーター系のフレームがアンダーボーンです。
かつてはバイクの中心は欧州、それから日本と移り、今ではアジア地域が熱いようです。アジアで売られているバイクが日本でも人気となるケースもあります。
レースも盛んに行われ、その熱さは1980年代の日本を彷彿させます。
そんなアジアンバイクですが、時にして珍妙だけど面白いモノがあります。
その名は「Winner-X150」
一見スクーターかと思いますが、実は6速MTのれっきとしたスポーツ車です。
エンジンは、DOHC単気筒水冷4ストローク。これはCBR150Rと同じ(16.2ps)を搭載。
そして驚くべきは122kgの軽量でスリムな車体。
つまり車体の軽さとPOWERのあるエンジンに6速MTですから、かなり軽快な走りを楽しめるはずです。
最近のバイク同様に装備は充実。前後ABSディスクブレーキ、フルLCDメーター、USB電源、スマートキーを装備。
軽くて軽快で高速も乗れる150ccのスクーターはそこそこ人気があるものの、スポーツ性においてMTで無いという欠点もあります。
私のPCX150も限界速度ぱ115kmで、追い越し加速の不満を考えると、その弱点を補うWinner-X150は軽二輪最強なのかも知れません。
Winner-Xの凄さはそれだけでなく、エンジンを車体中央に配置してスーパーカブのような楽なポジションが出来ること。前後17インチホイールを履くことで、抜群の安定性が得られるメリットもあります。
おまけに燃費はリッター60kmと言うことなし。
史上最強の通勤バイクになりうる可能性を秘めています。
実はアジアではこの様なバイクが人気で、アジアンカブとして進化してきた歴史があります。アンダーボーンスポーツとも呼ばれ、実は各社から似たようなバイクが登場しています。元祖はスーパーカブですが現地で独自の進化を遂げたわけです。
ホンダ スープラ150GTR
ホンダRS150R
ホンダ winner-X
ヤマハ Y15ZR
ヤマハ MX KING150
そんなアンダーボーンスポーツだけど最大の弱点がデザインの好み。
やはり性能だけではバイクは愛せないということ。
アジアン系のデコマスクに関しては好き嫌いが激しいですからね。
またシート位置が高めで、シートも薄く細いために長時間は辛い。
それと、カブが祖先だけに燃料タンクが4.5リッター程度と少ないこと。
燃費が良くても航続距離は初期型のPCXと同程度です。
また、荷物を積めないというデメリットもあります。
前面カウルと化したボディに荷掛けフックが取り付ける場所がありません。
現地で人気のベトナムキャリアを取り寄せる必要があります。
それとETC車載機の取付場所が無くて選定に困るとか、やはりメンテナンスに関してある程度は自分で出来ないと、やってくれるところが少ないようです。
これは逆輸入車の定番ですが、国内販売では無いだけに部品の供給も含めて、自力で開拓しなければなりません。
昔に比べてインターネットもあるので、忍耐と努力があれば維持可能でしょう。
興味はあってもイージーでメンテも安心なPCX150からは乗り換えませんけどね(笑)。
正直スペックは期待通りではありますが、国内でブームになるかはあなた次第です(爆)
Posted at 2023/01/11 22:23:51 | |
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