
4年目でも飽きないフリードを書きましたが、フリードに興味ある方も多いようなので少し書いてみようと思います。
2008年に「チョウドイイ」で登場したホンダのフリード。
販売から大人気で、現在でもホンダの主力車種の一つになっています。
何か受けたのかといえば、ミニバンより小さいけれど、似たような使い方が出来ること。それと、どんどん豪華装備を与え300万に迫るミニバンに比べ、安い価格だったこともあって、多くの人の選択支に入ったのでしょう。
同じ頃、スズキのソリオも小さなパッケージで売れますが、居住性と積載性でセダンやミニバンのユーザーからフリードに鞍替えした人も多かったとか。
また、このクラスでは、ライバルはトヨタのシエンタしかいなかったのも幸いでした。
そんな人気のフリードでも6人、7人乗りではなく、不人気だった5人乗りのFLEXにしたのは、荷室の広さ確保したいのと、普段4人以上乗ることがないから不要でした。
畳んでおいても使わなければそのスペースも無駄になります。
フリードスパイクも5人乗りでモビリティとしては、趣味性に特化していましたが、リア端の窓を埋めたのが気に入らなくて、最初から選択肢に入っていません。
FLEXのグレードは4タイプ
①ベースグレードのフレックス
②フレックス・ジャストセレクション
③フレックス・エアロ
④フレックス・iエアロ
ベースグレードのフレックスは価格が安いだけに装備が貧弱。
ジャストセレクションが売れ筋になったようですが、左リアが自動になり、リアのスライドドア両方にイージークローザーが付きます。オートエアコンにアンテナ、シートが変更になり、通常で満足できる装備が付きます。
フレックスエアロにはジャストパッケージの設定がなく、標準の状態でジャストパッケージを上回る装備が用意されます。
エアロパーツが標準で、ディスチャージヘッドライトやセキュリティパッケージ、ステアリングのテレスコピック機能などの装備が追加されます。
ジャストセレクションに対して20万円ほど高い価格となり定価は当時198万5千円でした。うちのフリードはこのフレックス・エアロになります。
今の価格で買えるのは、トヨタのアクアB(ベーシックモデル)がかろうじて買える金額ですね。それとシエンタのベーシックモデルXが199万でなんとか。
但し、どちらも内装、装備は貧弱で不満が残ります。
そしてフレックスiエアロが最上級グレード。
フレックスエアロに比べ約30万円高い価格設定ですが、安全装備として前席サイドエアバッグシステム(助手席乗員姿勢検知機能付)とサイドカーテンエアバッグシステムとVSAが標準で装備されます。
更にパワースライドドア(リヤ右側)やスマートキーも併せて約240万という価格。
現在のフリードは安全性能機能が向上しているので、この当時の価格と比較すればそれほど高くはないのかも知れません。
現在の自動車の価格上昇は円安、人件費の高騰、原材料費の高騰、輸送費の上昇、半導体価格の上昇、それに安全機能が加味されるので、高いのは当たり前なのです。
食料品の価格上昇と同じなんですね。
そんな新車から中古車にシフトして、中古車の市場価格も上昇しました。
製造から10年経過したクルマ、10万kmを越えたクルマは、程度の良いクルマがホントに安く買えたものでした。
日本中探せばあるのかも知れませんが、そう簡単にはもう探せなくなっています。
偶然に手に入ったフリードですが、ホンダに乗り慣れていたせいか、癖もなくすぐに乗り慣れました。
特にエンジンが良くて、L15Aの1.5リットルエンジンはi-VTECを搭載。
重い車体を感じさせない走りをします。
ハンドリングも素直で癖ががなく、あまり飛ばしたくない雰囲気も好きです。
もちろんアクセルを踏めば、追い越し加速も良いので、長距離もあまり疲れません。
疲れないのは前席のシートが良いのもあります。
逆にリアのベンチシートはイマイチ座り心地が悪いかも。
室内空間や荷室の利便性はイチオシですが、過去所有した同型のクルマと比べると、やはりS-MXがいかに室内空間が大きかったのかわかります。
乗り心地は別にして、あの空間を味わうと同じフリードですらイマイチに感じますからね。N-BOXにN-VANがあるように、フリードも空間に特化したモデルが出てくれるとうれしいですけれどね。
B20エンジンのパワフルさ、小回りの利く取り回しの良さ、S-MXはフリードにも劣らぬ良いクルマでしたね。
Posted at 2024/06/25 07:16:40 | |
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