
昨夜は数年ぶりに職場の仲間との飲み会。
これから先のビジョンが全く無い会社の未来を酒の肴に、ついつい飲み過ぎてしまいました。
酒も弱くなったのに、ついつい飲み過ぎてしまい昼過ぎまでバタンキュー。
二日酔いもようやく収まり、おかげで今日の休みは終わっちゃいます(泣)。
昭和のクルマが人気のようです。
かつては大衆車だったクルマ達も、いつの間にか名車の堂殿へ仲間入り。
すでに国産高級車並みの価格越えのクルマもチラホラ。
かつて人気がなかったクルマですら、500諭吉越えなのですから。
そんなクルマに乗っていたのに、当時はそんな価値観もなくて、もっと良いクルマ、かっこいいクルマ、装備の良いクルマに憧れました。
そんな中で一番安く手に入れたクルマがコレです。
過去記事に書いているのですが、もう少し掘り押してみました。
マツダのサバンナGT。なんと言ってもロータリーエンジン搭載した快速車です。
885kgの軽い車体に125馬力の12Aロータリーエンジンです。
とにかく加速が凄く、直線なら1987年当時のクルマにも引けを取りませんでした。
サバンナが有名になったのは、あの日産GT-Rの50連勝を食い止め100勝したこと。
でも、雑誌でしか知ることもなく、当時はハイソカーブームが牽引するラグジュアリーカーが人気でした。
流麗なカリーナEDや日産プレセア、マツダからはペルソナ、三菱からはエメロードなどが登場した頃です。
そんな時代にサバンナGTのロータリーは、屑鉄のような値段で手に入りました。
どこでと言えば私が大好きな解体屋です。
そもそも解体屋に入り浸るようになったのは、バイクの部品を剥ぎ取りによく出かけて
いたのですが、バイクがあるならクルマもパーツ取り出来るのではと思ったのが最初。
最初は当時はまだ高かったアルミホイールやカーステを買ってました。
型は古くても発売当時は高級だったカーステが数千円で買えたのですから。
そのうちに潰される程度の良いクルマも買うように。
ちなみ私ののサバンナGTは、車検が半年でなんと3諭吉でした。
当時、ロータリーは燃費がアメ車並みに悪いというのが一般常識。
それと10年超えると廃車というのが当時は当たり前だったから、クルマとしての価値よりも金属、パーツの価値でしかなかったわけです。
デジタルメーターが少しずつ普及していた80年代において、T型ダッシュボードのスパルタンなメーター類は古臭いイメージが強かった気がします。
加速はイイんだけど、正直曲がるのは苦手。
当時のクルマ全般に言えたのですが、北米輸出されるクルマの多くが、ロングドライブ向けに味付けされるので、直進安定性の方が良かったのでしょうね。
サバンナの多くはRX3の名前で輸出されていたわけですから。
ちなみに私はガソリンと灯油を混合させてガス代を押さえていました。
ロータリーの凄いところはそれでも走るということ。
軽油を入れるというのも聞きましたね。
短い期間だけ乗るから出来たことですが、今となっては
「とんでもないことしてたな」
と、思うこと然り。
でも、それが1980年という時代でした。
Posted at 2023/02/25 16:18:21 | |
トラックバック(0) |
クルマ | クルマ