
朝晩の通勤が気持ちのよい季節になりました。
朝6時30分に自宅を出ますが、さすがに冬用のジャケットを着ないと冷えます。
電熱グローブはまだ必要ありませんが、12月に入る頃には使っているかも知れません。
寒くなればなるほどバイクに乗りたくなるのは昔から。
夏の暑い日よりも寒い日に走ることが多くなります。
もう少し冷えたら九十九谷の雲海もキレイに見られるから楽しみです。
バイクの価格が中古も新車も高くなっています。
高くなっているのはバイクの生産のメインが海外にあるからです。
私のPCX150は10年前に販売されていたモデル。
定価329,700円です。
これが当時の為替レートで計算すると、1ドル100円なので約3,297ドルになります。
海外現地仕様とは価格が違いますが、単純に数字に置き換えただけです。
これを現在の為替レートで計算すると、1ドル148円なので487,956円になります。
単純に158,256円も値上がりするというのが為替マジック。
実際にはここまで上げられないので、コストダウンや輸送費、経費を押さえて販売していると思います。
現在販売されているPCX160は、412,500円ですから結構頑張っていますね。
もちろんすぐに価格転嫁されるわけでもないので、円安が続けば上がっていくことになります。
実際に輸出で設けた利益を国内に還元しているとはいえ、それが出来るのはトヨタとスズキの二社でしかないのです。
国内仕様販売されている284万円(税込み)のクルマは、実はインフレが加速する欧州市場で同等仕様のものを買おうとすると消費税率を日本に合わせて計算しても400万円近くにも跳ね上がります。
このクラスはVWゴルフや、プジョー308にしても、その価格でも特別高い車種ではなく、むしろ価格競争力があるグレードに属します。
欧州向け自動車はは欧州で現地生産しているので為替変動の直接的な影響は小さいけれど、問題は日本でクルマを生産するケース。円安下では日本で安い値段で販売するより海外に輸出したほうが円換算の海外売上高が増えて利益を押し上げるわけです。
この円安が定着、あるいはさらに進行するようなになれば、儲けの少ない日本市場ではサービス価格でクルマを売り続けるという動機も失われてしまいます。
食パンや小麦粉のように日本メーカーはこぞって国内販売価格を大幅に上げてくることになる可能性は高くなるのです。
クルマの販売現場においてはフルローンに比べて、支払額を低く抑えられる残価設定ローンが一般的になっていますが、クルマの価格がもっと上がればリースやサブスクリプションでしかクルマに乗れない人の割合が増えるかも知れません。
よってバイクもしかりです。
明日から新潟に出張です。
「何シテル?」
で近況報告のみになります。
決して、体調不良で寝込んだわけてはありませんので。
それでは寺泊の美味しい海鮮でも食べて来ます(笑)。
Posted at 2023/10/26 21:19:31 | |
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