
コンデジが静かなブームですが、私の愛機はNEXシリーズのNEX-5とNEX-6。
コンデジは気軽に持ちあるけて便利ですが、ミラーレスの魅力はレンズ交換できること。
NEX-5を買ってから、ずっと欲しかったのが35mm F1.4単焦点レンズ。
万能で表現力豊かな一本で、スナップからポートレート、風景まで幅広く対応でき、特にボケ味と描写力に優れていますレンズ。
スナップや日常の記録に最適、広すぎず狭すぎず、構図の自由度が高いのです。
F1.4は暗所でもシャッタースピードを稼げ、ノイズを抑えた撮影が可能。
夜景や室内撮影にも強い。
被写体を際立たせる柔らかい背景ボケが得られ、ポートレートや物撮りに最適。
開放からシャープで色収差も少なく、周辺まで高画質を維持。
そしてコンパクトな設計なので取り付けても重量が増えない。
ただ、ネックが高性能なF1.4モデルは10万円以上が一般的。
正直手を出せないのが現実です。
それとSONY NEXシリーズはAPS-Cサイズのセンサーを搭載しており、焦点距離の換算係数は約1.5倍。つまり、35mmレンズ×1.5倍=約52.5mm相当になり、標準レンズとして使用することができます。
スナップ撮影、料理の撮影は背景を柔らかくぼかして主役を引き立てるし、ポートレートだとやや引き気味の構図で背景も活かせられます。
そんな35mm F1.4レンズで安いものでも、SIGMA 35mm F1.4 DG DN(Eマウント)で98,000円程度。中古でも78,000円前後で手が出ません。
SONY純正レンズにおいて見てみると希望の物があっても手が出ません。
デジタル一眼カメラα[Eマウント]用レンズ
FE 35mm F1.4 GM(フルサイズ)
SEL35F14GM
希望小売価格237,600円(税込)
これは全く手が出ません。
買ったところでおちおち怖くて使えない気もします。
そうなるとこのレンズですがやっぱりそれなりに高い。
デジタル一眼カメラα[Eマウント]用レンズ
E 35mm F1.8 OSS(APS-C)
SEL35F18
希望小売価格73,700円(税込)
おまけにF値が1.8とイマイチ。
これは手持ちのレンズですが、F値がF3.5でカチッとしっかり写り過ぎるので、ちょっと昭和的レンズのゆるさ(甘さ)が欲しいのです。
デジタル一眼カメラα[Eマウント]用レンズ
E 30mm F3.5 Macro(APS-C)
SEL30M35
希望小売価格40,700円(税込)
そんな時に出会ったのが中華レンズのPergear 35mm F1.4です。
低価格ながら個性的な描写が楽しめるマニュアルフォーカスレンズというレビューで、何も考えずに購入。価格も当時6,800円という破格なものでした。
※現在は円安や材料高騰で16,000前後です
レンズ本体は金属製鏡胴で質感がかなり高いです。
コンパクトながらしっかりした造りでクラシカルな外観も魅力。
開放F1.4の明るさは暗所に強くレトロ風のボケを作ります。
ただし、安いだけあって周辺減光やフレアやゴーストが出やすいのが難点。
付属のフードを使えば、逆にそれを味にすれば悪くはない気もします。
レンズはあくまでもマニュアルだけ。
その点NEXはマニュアルレンズ設定があるので、カメラとの相性は全然問題ありません。
開放F1.4はかなり甘く柔らかめになるので実用域はF2.8~です。
全体的にソフトな感じになるので、昭和的なイメージで撮るには良いレンズだなって思います。
中華レンズにはTTArtisanも35mm F1.4がありますが、こちらは少し高めで31,500円ぐらいするようです。こちらも以前より倍近く値上っています。TTArtisan描写と質感のバランス型で絞ればしっかり解像し、ボケも自然なようです。
このレンズは廉価だけどお気に入りの1本なので、NEX-5専用レンズで付けたままにしています。
お金をかけずに廉価にレンズで楽しむ趣味も楽しいものです。
最後にピントが甘くても、心は揺れる。Pergearで撮る「ゆる写」の旅路(爆)。
Posted at 2025/11/25 21:57:01 | |
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