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U-TAN(う~たん)のブログ一覧

2020年10月21日 イイね!

ホンシメジ&クリタケ

高山の稜線も白くなり、一気に初冬の雰囲気となった。

あっと言う間に舞茸シーズンが過ぎてしまった。
しかし、キノコゾーンの森の木々達はまだまだ緑が濃く夏の名残が強く
残っているように思える。
時期的には、クリタケの発生が本格化し楽しみなホンシメジも顔を出す頃。

いつもの熊さんの森へ山神様とお出掛け。

森の入り口のアカマツ林。
ちゃーんと出ていてくれたが、この木に出るのは初めて。
シロが広がっているのだろうか?
だったら嬉しいのだが、昨年出た別の木には兆し無し・・・ウーン?


愛嬌のあるでっぷり下太りスタイル・・・間違いなくホンシメジ!


そぉーっと優しくね♪シロを傷めないように。


その他、フキサクラシメジ?


ミネシメジと雑キノコも賑やかになってきた。


ヌメリイグチは、美味しそうなんだけどなぁ・・最近毒性ありとされて
しまった、残念。


そして本日のもう一人の主役クリタケ!!
なんて愛らしい、もうこのまま食べてしまいたい・・・生では当たるけど(-_-;)


苔むした緑の幹に栗坊主・・・なーんて微笑ましい眺めだろう。


ランチは、クリタケ&ベーコンウズラ入り金ちゃん!!


やっぱり寒くなったらこれが一番。


食後は少し日向ぼっこと昼寝を楽しみたいが、辺りの地面には栗のイガが
一杯だ。


クリタケは、鹿の好物。
半分以上は彼らに食べられてしまうが、食べ残しが育っていたので頂き~♪。


クリタケに侵されて倒れた根からの最後の発生か?


陽が傾いた、あまり長居をすると熊さんの食事時間になる。
今日も楽しい一日だった、さあさあもう帰ろう。






Posted at 2020/10/22 17:39:42 | コメント(6) | トラックバック(0) | 日記
2020年10月15日 イイね!

渓の森

毎年、秋にニ三度は行く渓の奥の森。
今年は、タイミングが悪く一度も行かずに舞茸シーズンが終わろうとしている。
腐り舞茸でも良いので、とにかく森の様子を見ておきたい。

朝、6時半行動開始。
ダム湖を見下ろしながら急登に喘ぐ。
今日は、少し遠いので山神様はお留守番。


太い水楢の幹に小さなクリタケが、愛らしい。


登ること標高差500m、巨大な水楢が林立する森に着いた。


1本ずつ右に左に丁寧に見て回る。
尾根を北面にはずれた斜面でついに発見、4株も出ている♪
しかし、喜び勇んで近づくと既に虫の餌。
10日遅いな・・・ま、適期に来なかったんだから仕方ない。


その後は、まったく見つからない。
最後のポイント1700m付近で、珍しいことに小さな舞茸とクリタケが一緒に
顔を出していた。


これから上は、水楢はないが一旦あの山頂まで登り、


山頂から左手に伸びる尾根を下り、もう一つの水楢の森へ行く。


山頂への登り、おや!こんなところにクチベニタケ。
球形の頭部の頂きにある赤橙色の胞子撒布孔が、口紅を塗っている唇のように
見える事が名前の由来だ。


山頂から帰り道の尾根を見下ろす、渓まで標高差約1000mの下り。
山神様に腐り舞茸の写真をメールすると「まだあるかも!もっと頑張れ!」と
ご命令が来た。


当然、登山道など無い。
尾根筋にからむ鹿道を適当に拾っていく。


ヌメリスギタケも虫の住処だった。


尾根の傾斜が緩むと、そこは再び水楢の森。


おぇ~!
熊も溜め糞をするんだろうか?新しいのから古いのまで・・・・(-_-;)


この森は、意外にも今年もドングリが豊作だった。
熊の食べ殻が、沢山散乱していた。


お!ナラタケ。でも、ちょっと古い。


食欲旺盛なナラタケは、このサイズの水楢でもあっと言う間に食べ尽くす。


渓が近づいた、見覚えのある放置された熊檻。
やれやれ、これで無事にお家に帰れそう。


渓沿いに大昔の釣り師の道跡を辿る。
30年くらい前までは良く通った道だが、いまは殆ど使われていない様子で
随所で崩壊しており危険極まりない。
河原を歩いた方が良かった・・・反省。


傾斜の緩いところで河原に下り、一安心。


去年は無かった大崩壊。
長雨の影響か?


砂地で見つけた足跡・・・誰のかな?タヌキ?


色づき始めた木々を愛でつつ、冷たい流れをジャブジャブ。


午後4時、もう少しで渓からの脱出地点。
渓から上がれば林道を小一時間歩くだけ、なんとか明るい内に帰れそう。
振り返ると稜線だけが西日に輝いていた。
また、来年までサヨナラだ。











Posted at 2020/10/16 23:09:10 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日記
2020年10月12日 イイね!

台風後に

台風後、山神様と今シーズン三度目の奥山へ。

舞茸は、前回「山ノ神様」に差し上げた株が腐っていただけ・・・
他には、影も形も無し


その代わり、台風で落ちた柴栗が一杯!!
熊が、器用に皮を剥いて食べている。
僕らも、栗拾いに変更だ。


十年程前に倒れた水楢の太い株、中は洞になっている。


獣臭いので、覗いてみると真新しい100%栗ウンチ。
綺麗でまるで栗きんとんみたいだ。
でも、ここがねぐらに違いない。
やっぱり、怖いな。


帰り道、「山ノ神様」に栗拾いの御礼を申し上げる。
でも、「舞茸も一株くらい欲しかったわ」と心のなかでつぶやいたらしい。


熊のご飯をあまり沢山掠めてはいけないので、ご飯を一回炊く分だけ。
でも、なかなかの数だ。さぁ、皮を剥かなきゃ(-_-;)


剥くこと5時間・・・155個。
肩が凝った。


そして、翌日の夕餉。
やっと出来た!!舞茸入り柴栗おこわ♪
この一膳の為にどれだけの労力が・・・なんて考えない。
昔の人は、こうやって美味しいものを口にいれていたんだから。


美味しい秋の夜は、静かに更ける。

Posted at 2020/10/14 12:58:42 | コメント(4) | トラックバック(0) | 日記
2020年10月07日 イイね!

台風前に

山から戻った翌朝、テントや寝袋を干したりして片付けをしていたら山神様が
空を見上げてポツリと言った。
「台風の後じゃ遅いかもネ」

ウン!?・・・・あれ?キノコのことか?・・・。

山神様が続けてポツリと言った。
「あなた、独りで山に行っちゃてたし・・・」

僕も、ポツリと答えた。
「ごめんよ、本当は台風前に行くべきだったネ」

・・・で、2時間後の11時半、僕らは熊さんの森に向かって登っていた。
そして、暗くなる空と競争するように二手に分かれて舞茸探し。

やがて、山神様から招集の合図が聞こえた。
急ぎ、駆けつけると「あったよ~♪」


収穫適期ギリギリだ、間に合ってよかった。


まずまずのサイズだね、来た甲斐があった。


その30分後、雨がミズナラの葉を打つ音が聞こえ始めた。
急いで山を下りて車に乗り込んでしばし、本格的に降り出した。

僅か3時間の舞茸採り。

山神様曰く
「やっぱり、台風の後じゃ遅かったわネ?」

僕は小声で答えた。
「あっ、はい。あなた様の仰せの通りで・・・」





Posted at 2020/10/09 19:01:21 | コメント(5) | トラックバック(0) | 日記
2020年10月06日 イイね!

「秋の徘徊「南アルプスの真珠」・・・その2



夜半、目覚めるとテントの外が妙に明るい。
外に出ると月明りが凄い。
池の水面はもちろん、周囲の木立の中までよく見えるほどだ。
青みを帯びたモノクロ写真を見るような情景は、否応なく亡き親友を思い起こ
させ、再び思い出に浸った。

06:00 テントを撤収。
思いの外、暖かな穏やかな朝。
もう一度、この光景の写真に写せない印象を心に刻み込んで出発。


昨日辿ってきた昔の踏み跡らしきトレースを追うが、すぐに判然としなく
なる。


岩場の基部を横切っていくのは鹿道か・・・?
経験と山勘に従って踏み跡を拾っていく。


苔の水場で生まれ立ての源流水を1L汲む。
これが帰途、奈良田までの行動用だ。


稜線まで登り返し、辿ってきた池ノ沢を見下ろす。
谷間の陰に消えた池の一夜は、夢幻であったかのように思える。
大井川東俣を隔てた対岸には、塩見岳3047mが姿を現した。


稜線沿いに北側を振り返れば、広河内岳の右に農鳥岳3026m。


そして行く先を眺めれば、白河内岳へ続く嫋やかな尾根にこれから踏んでいく
1本のトレースが伸びている。


今日も風は強めだが、昨日のような猛烈なものではない。
文字通り、稜線漫歩を楽しむ。


完熟コケモモを少々頂戴。


09:30 白河内岳2813m着。
このだだっ広い山頂にも長いこと憧れていた。
地形図で想像していた以上に広く平坦な地形は、視界が効かない時には
非常に危険な場所になると言われていることが納得できた。


北東方向には、雲海に浮かぶ鳳凰三山と遠く八ヶ岳。


稜線伝いの北方向には、広河内岳越しに農鳥岳、その左に平らな岩稜の
西農鳥岳3051m。
農鳥岳の右肩には、鋭く天を刺す北岳3193m。


真西、大井川の向こうに巨大な塩見岳。


南西には、塩見岳手前から派生する尾根上の蝙蝠岳、その背後に荒川岳。


南には、この旅の最後のピークとなる笹山(別名:黒河内岳)。
雲海に浮かぶのは、この白根南稜を辿った先にある笊ガ岳方面の山並み。


360度の白河内岳山頂展望を満喫して、笹山北峰へ向かう。


緑、紅、黄緑・・・花の季節が終わっても山は艶やかだ。


この付近は、標高が2600m以上もあるのに樹林限界以下の様相だ。
這松は背丈が伸び、この区間の藪漕ぎはルートの核心部だと言われていたが
切り開きの手が入っておりあっけなく通過。


振り返ると白河内岳が、あっと言う間に遠ざかった。


目指す笹山北峰までは、一投足。


シラビソの樹林の急登を上がれば


最後の展望台、笹山北峰2733m。
ここは、4年前に山神様と一緒に来ている懐かしい場所だ。


北方稜線には、早川側からガスが湧き上がってきた。
すっきりとした天気もそろそろ終わりか?


下山ポイントとなる笹山南峰は、すぐそこ。


11:10 山頂は背丈の高い這松に囲まれ、最後の眺望は北側のみ。
ここから奈良田まで約1900mの下降だ。


4年前にテントを張った2256mの平坦地。
懐かしいので、ここでランチ。


温泉の営業時間に間に合うよう、最後の標高差1500mは少し走って予定より
1時間早く奈良田ダムに下山。
結局、2日間誰一人出会うことはなかった。


ダム湖を吊り橋で渡れば


14:50 待たせたな、ただいま!


ザックをおろすと大急ぎで奈良田温泉女帝の湯に向かう。
と・・・3時終了なのは食堂で、立ち寄り湯は6時までokだった。
最後に急いで走らなくたってよかったのに・・・くたびれもうけ。


静寂の「南アルプスの真珠」は、期待以上で体力的にも特に問題なく楽しめた。
ぬるーい、女帝の湯に長々と入ってすっきりとした気分で帰宅した。

親友との思い出に浸りながらの山旅、少しは彼への供養になっただろうか・・・。


























Posted at 2020/10/09 01:12:04 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日記

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何シテル?   05/14 23:14
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