![福山自動車時計博物館探訪記 福山自動車時計博物館探訪記](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/blog/000/024/462/470/24462470/p1m.jpg?ct=fe0a5e5ffa13)
阪神淡路大震災のあった1995年(平成7年)1月17日を少し遡る
1月14日、日本でも珍しい“乗って、見て、触れて、写真も撮れる、体験博物館”である
福山自動車時計博物館へ行った時の写真が、物置を整理していたら出て来たので
スキャンで取り込み、アップしてみようと思います。
この博物館が開館したのが、私が訪問した日より6年早い1989年(平成元年)。
地元の企業経営者で、自動車愛好家でもある能宗孝(のうそう たかし 1943年-)らにより
1989年に開館、財団法人「能宗文化財団」によって運営されている。だそうです。
(Wikipediaより抜粋)
私が訪問した頃は、まだ黎明期に近い状況でしたので
博物館というよりもむしろ、個人蒐集の個展のような状態でした。
その日は平日で、私の他に1組かそこらしか観客はおりませんでしたので
館長さん(能宗さんだったのかも知れません)がほぼ付きっきりで説明して下さいました。
無論、写真撮影や運転席その他へ乗り込む事
そしてボンネットやトランク等も開け放題の自由度の非常に高い博物館でありましたので
夢中で乗りまくって、シャッターを切りまくっておりました。
思えば、もう少し冷静にメモなど取りながら撮影しておくべきだったと反省です。
(後で写真を編集する際、車の名称等が分からなくなってしまいました)
では、早速戦利品の写真を基に、ご紹介していきましょう(*´∀`)ゞ
私の至上目的でもあった、マツダのR360クーペです。
![](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/userstorage/000/001/191/837/d77a6fa02c.jpg)
細かい内容は、過去にアップした日記をご参照下さい。
続いて、ご当地マツダのキャロルです。
![](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/userstorage/000/001/191/839/61cdb1dfe7.jpg)
前出のR360クーペより、ほんの数年後に発売されただけなのに
驚くほど質感や居住性、そして広さが進歩している事に驚かされました。
車内がメッチャ広いんです!
お次はホンダT360トラックです。
![](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/userstorage/000/001/191/862/b0175358f0.jpg)
別名、“スポーツトラック”の愛称で知られる、スパルタンなものです。
本来、S360というスポーツカーを開発・販売する予定があったらしいですが
その企画がボツになり、せっかく開発したエンジンの嫁ぎ先を思案するうちに
この軽トラに載せよう!って事になったという逸話があります。
当時の性能で360ccでありながら30馬力をひねり出す高回転型エンジンは
他社の追随を許さないほど強烈なものだったそうです。
(1970年代には40馬力に迫るほどの仕様のものも登場していたそうです!)
お次は軽三輪の登場です。
![](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/userstorage/000/001/191/885/c4e6851577.jpg)
左の黄色いのが三菱のペットレオというもので、左は名称を失念しました…恐らくマツダのものかと。
(どなたかご存じの方、教えて下さい)
※後で調べたところ、右のものは後期のダイハツミゼットのようです。
軽三輪といえば、この車を忘れてはいけませんね。
![](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/userstorage/000/001/191/904/0f41f11f33.jpg)
言わずと知れた、初代ダイハツミゼット号です。
私もこの車を直接見るまで知らなかった事なのですが
当時の軽三輪や三輪トラックは、バーハンドルや跨って乗るバイクスタイルのものが
割と当たり前だったようです。新鮮ですね(´∀`人)
この博物館には他にも、自動車関連のグッズや
博物館の名称の通り、アンティークな時計なども展示されてました。
![](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/userstorage/000/001/191/912/cc49f6762d.jpg)
マニア垂涎の逸品の数々。これは欲しい!
(時計も写したのですが、ピンボケまみれでしたので割愛します)
館内に収まりきらない車たちは、建物の外に展示されています。
![](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/userstorage/000/001/191/923/80e1aba677.jpg)
ダットサン1号車やその他、往年の名車の数々が所狭しと並べられ
マニアならずとも視線は釘付けになる事間違いなしの圧巻です。
それ以外にも、まだ復元の済んでいない車たちは
博物館に隣接する空き地に、ご覧のように野積みされてたりもしました。
(現在はどのようになってるか知りません)
他にもいっぱい撮影したのですが、これ以上長くなると読みづらいかと思いますので
またの機会にでもアップしようかと思います(期日未定)。
昭和40年代から車に興味を持って以来、もうかれこれ40年以上になりますが
未だに往年の名車を見ると、子供の頃に帰ったようにはしゃぐ自分がいます。
日本の自動車開発・製造技術は日進月歩で進化し続けておりますが
時には過去を振り返り、未来への夢がいっぱい詰まったこれらの名車たちを
子供のような純粋かつ穢れ無きマナコで見るのも、新鮮であります(´∀`人)