1G締めの効果！！！

アライメント調整したついでに、前々から気になっていた1G締めを行いました。



アームをジャッキアップ状態(＝アーム類等可動部に荷重がかかっていない＝0G状態)でボルトを本締めすると、ジャッキダウンしてアームに車重がかかり(＝1G状態)、可動部のゴムブッシュがねじれてしまいます。
走行中のサスペンションは、荷重移動や路面の凹凸によって上下するわけですが、静止状態ですでにねじれた状態のゴムブッシュが、さらにねじられることになります。
1G状態で本締め(1G締め)すると、静止状態でゴムブッシュはねじれていませんから、サスの上下がスムーズになるという理屈です。



理屈ではそうなんでしょうが、体感としてどのくらい効果があるのかは半信半疑だったんですが、実際にやってみて、ちょいと街乗りしてみた感想は・・・

うそでしょ？

なんかすごい乗り心地よくなってる！
歩道の乗り入れで縁石を踏んでも突き上げが少なく、細かい凹凸にもサスがしなやかに追従してよく動いてる！

こんなにも変わるものなのか？

隣の嫁さんも「なんか乗り心地良くなったけど、今日は何をいじったの？」って言うくらいですから、私のプラシーボでは無いようです。
ドヤ顔で「ブッシュがねじれてるのをなんたらかんたら・・・」と説明しても理解してくれなかったのは言うまでもありませんが^^;;

ノーマル足での効果は実感出来るかわかりませんが、車高を落としているクルマであれば相当ブッシュにストレスがかかっていると思われますので、1G締めをやってみることをオススメします。スイスポはボルト4本だけですので楽勝ですし。(整備手帳もよろしければご覧ください)