500人分ほど足りないそうです

あるお昼休みのこと。
職場に移動採血車が来ました。

案内板を「８月までは、献血できないんだよな･･･」と
思いながら、携帯電話のカメラで撮ろうとしたところ、
面識のない女性（恐らく秘書室の人、世間的には
かなりの美人だと思われます）に話しかけられました。

女性「献血するんですか？」
自分「いえ、自分は５月に400cc献血したので、
　　　あと１ヶ月間はできないんですよ。」
　　　（撮影をジャマされて、僅かにイラッとしている。）

女性「400ccも血を取ったら、倒れたりそうで怖くありません？」
自分「少し血圧下がるけど、倒れる事は滅多にないですよ。」
　　　※　ごく稀に、採決中に気分が悪くなる人は、確かにいます。　
　　　　自分は最初の採血の晩は、腹が減るわ眠いわでしたけどｗ

女性「私、献血した事が無いのでちょっと不安なんですよ。」
自分「最初に問診表書いて（今はタッチパネルです）、次に血圧を測って、血液検査して、
　　　危ないとお医者さんが判断したら中止になりますから、そんなに心配は要らないと
　　　思いますよ。」　（この時点で、赤十字の回し者状態。広義では確かに「社員」ですが。）

女性「健康診断みたいですね～。」
自分「健康状態まではいかないけれど、自宅に血液検査の結果が郵送されますよ。」
　　　（血液センターに行ったら粗品が豪華なんだけど、この近くには無いのがなぁ～。）

女性「そういえば、何型なんですか？」
自分「AB型ですよ。」　（ここだけ意味不明。ポンベイ・ブラッドって言えば良かったか？）


結局、その女性が献血に行ったのかどうかは知りませんが、身分証を外していた
自分のことを「赤十字の職員」だと勘違いしていたのかもしれません。

何てことの無い話ですが、単純に赤十字の宣伝を書くより面白そうなので、
一部フィクションを交えて再構成してみました（血液不足なのは、本当ですよ。）