春っぽくなってきた能取岬

この時期の定期コース、
網走湖～能取岬～濤沸湖と
ドライブして海ワシ探しをしていると、
能取岬沖に漁船を多数見ました。
（恐らく、ホッケ漁か、ズワイガニ漁。）
所々に流氷が漂っているものの、
漁船の航行に支障ない程度まで
航路が確保できるようになったんでしょう。

網走地方気象台が、海明け（全氷量が５割以下になり、かつ沿岸水路ができて
船舶の航行が可能になった最初の日）を３月７日と発表したばかりですが、
名実ともに「海明け」ですね（でも当面の間、夜の航行は危なそうです。）

灯台周辺には、フクジュソウの花が咲いていました。

市街地で咲くのは、雪の積み上がっている庭が多いため、もう少し後になりそうです。
因みに、網走市の桜の開花予定日は５月１１日です。

で、美岬から沖の流氷を撮っていて気が付いたんですが、
幻氷（上位蜃気楼で、水平線外の流氷が見える現象）らしいのが見えました。

下位蜃気楼（逃げ水のように、地平線の物の下側に虚像が写る現象）と違って、
水平線の向う側にある氷とか、土地の引き伸ばされた虚像が見えています。

これが真夏の夕方に起こったら、「四角い夕日」が見られる…らしいです。

冬は幾度となく視界を確保してくれた「防雪柵」も、畳まれ始めました。
（写真のものは、吹き払い式と呼ばれるタイプです。）

地吹雪の日には、これが有るのと無いのじゃえらい違いなんですが、
南国の人にはまったくピンと来ないネタかもしれません。

基礎を深さ１ｍ程のコンクリートで固めてあるんですが、
去年の暴風雪ではその基礎ごとなぎ倒された区間もあったようです。
そんな強風相手でも、鉄板が外れないのは地味に凄いかも？