
久しぶりにパソコンを開けました。
今回の作業は3点。
1.メモリーを512MB×4から
1GB×4に変更。
2.DVDドライブの交換。
3.SSD用マウントの接続。
主な目的はWindows8導入の準備です。
予算削減のため、メモリ増設とSSD化で
XPのサポート終了に対応する事にしました。
SSDと”8”のOS(DSP版)のセットも欲しかったんですが、
目当てのSSDは入荷前でした。なお、”7”より”8”の方が「軽い」ようです。
最新の”8.1”はまだまだ不具合が多いようなので、当面見送ります。
メモリーの増設は、今後パソコン用メモリーがかなり値上がりすると聞き、
ボーナス商戦前に最低量を確保しておきたかったためです。
パソコン屋さんに、ちょうどI・O DATA製メモリーの中古がありまして、
ノーブランド・バルク品に比べると高価でしたが、信頼を買うつもりで購入。

メモリーの相性でブルースクリーンが多発することも多いので、
なるべく近所のお店で買うようにしています。
BIOS上では4GBを認識しています。
(マザーボードの仕様では、16GBまで積めることになっています。)

しかし、WIndows XPのシステム・プロパティでは3.5GBしか認識しません。

年明けには64bit OSをインストールして、4GBフルに認識させたいものですが、
対応していないソフトも多いから、環境の再構築が大変なんだよなー。
DVDドライブは、今まで使っていたドライブが寿命なのか?
DVD-Videoの再生ができなくなったので、新品との交換です。
リテール品(箱入り)が2,000円を切っていたのには驚きました。
その代わりブルーレイ非対応ですが、その点は割り切っています。

SSD用マウントは、次の起動ドライブをSSDにするためです。
で、タイトルのネタ。
先日(といっても数ヶ月前のこと)、夜中にオークションを見回していたら、
Windows7 Home(64bit)のOSが、かなり安く出品されていました。
あんまり安いんで、直感的に「怪しい」と思ったら、「OEM版」の表示有り。
OEM・・・どんな制限だったかなー?と、寝ぼけながら「でも、こういう
あからさまに怪しげなモノって、何故か時々買いたくなるんだよなー。
昔の雑誌の片隅に載っていた通販みたいで」と、購入ボタンをポチッと。
アホです。
一週間後、届いたブツをロクに確認もせず「受取確認」の手続き完了。
アホ過ぎます。
更に一週間後、「そういや、このDVD-ROMってインストーラー動くの?」と
ケースから出してみたら、普通のDVD-Rにインクジェットプリンターで
印刷した怪し過ぎるブツでした。ヒュー♪(ちょっとは、もしかして?
プロダクトキー付きリテール品かも?、と期待した自分が愚かでした。)

一応、プロダクトキーは付いていましたが、MS製OSでOEM版というのは、
「元々一緒に売っていたパソコン以外にはインストール禁止。
それ以外のパソコンにインストールするとライセンス違反。」ですから、
インストーラーの起動だけ確認して、とっととパソコンから取り出しました。
認証できないだけでなく、最悪スパイウェアが仕込まれている危険性も
ありますから、もうコースターとしか利用価値のない円盤です。
何か、昔の通販で「これは見るからにダメっぽい(汗)」と、思いつつ
ダメ元で買ったら、やっぱりダメダメだった時と同じ気分で、
逆に笑ってしまいました(出品者はとうの昔に逃げた様子です。)

現在もオークションでは、似た手口で「Windowsのプロダクトキーのみ」と
いうのが多数出品されており、入札数もそれなりにあるようです。
(ただし、出品者が別IDを使ってサクラをやっている可能性も高いです。)
DVDメディア無しでプロダクトキーのみというのも、殆どの場合
「売買はグレーゾーンだが、インストールした時点でライセンス違反になる」
と考えておいた方がいいです。
ここをいつも見に来る人は、例え寝ぼけていてもこんなしょーもない詐欺には
引っかからないだろう・・・とは思うんですが、よく知らないで買ってしまう人が
増えないよう(そして気付かないままライセンス違反をやらかさないよう)、
ここに「悪い見本」を載せておきます。: