かなり久々の投稿になります。
数名の方にはお話しましたが、家庭のことでしばらくお休みしていました。
完全復活するって訳でもなくて、基本的には相変わらず大人しくしていますが、ブログ書ける時やコメント入れられる時にはみんともさんのところを覗いてみようと思います。
BESV PSA2がやってきて約1ヶ月が経過して、500kmほど乗ったのでレビューなど。
当初はアシストない某メーカーのミニベロにほぼ決まりかけていたのだけど、そのモデルは既に売り切れていて今年生産するかどうかもわからないという話もあって、「それならやっぱりe-bikeかな」と色々なモデルを調べている中で、フルサイズのモデルはペダルバイクのZERO SLがあるから除外、折り畳みは車に積めるのことがかなりのメリットだけど、HARRY QUINNに乗っていたので今回は別のジャンルにしたかったからこれも除外。
価格や性能で悩んで「さてな?」と思っていたら、以前にBESV PSA1に少し乗ってそのアシスト力にめちゃくちゃ感激していたことを思い出しました。
しかも、購入するタイミングで新モデルPSA2が発表されていて、いつもお世話になってるお店が代理店している。
ということで、近所に行く時も気軽に乗れて、そこそこの距離も走れるであろうこのモデルになりました。
バイクの出自は以前に書いたブログで紹介した通りで、台湾のBenQグループの子会社であるDarfon Electronicsのe-bikeブランド。
普通に大手企業で、アフターサービスも購入した店舗を通じてしっかりサポートしてくれるという万全の体制。
一度サポートにもメールしましたが、2時間くらいで返信がありました。
質問にもしっかり返答して頂き、安心して乗れると確信。
ネットで、「海外メーカーだからサポート微妙なので国産メーカーの方が良いよ」というような意見もありますが、恐らく乗ったことあっても、購入したことない人の憶測レビューでしょう。
33GT-Rに乗っていた時に、湾岸の黒木隆之じゃないけど、ワケ知り顔に「デカい、重い」と言われたことを思い出す(笑)
バイク本体は、フルサスである上に自分はサドルをBROOKSにしたので、かなり快適な乗り心地。純正のエルゴンタイプのグリップも長時間乗っていても疲れない形状です。
フロントサスは油圧式で、高価な物ではないけど段差の乗り越えや未舗装路でしっかり仕事してくれてるのが分かるし、リアは短めのエアサスですが、フロントと同じように、ハードテイルのバイクと比べると突き上げが明らかに少ないし、ストロークセンサー見ると動いているのでそれなりに役に立っているはず。
ただ、体重考えてサスポンプで多めに空気を入れているので、標準より硬めになっています。
ブレーキはプロテックとかいう謎の中華製機械式ディスクですが、必要にして十分な制動力あります。
400kmくらい走ったところで、ワイヤーのテンションとブレーキパッドのあたりを調整してもらいました。
フレームはPSA1と全く同じ未来的なデザインなのは良いのですが、e-bikeとしてはそんなに重くないと言われても19.6kgのヘビーウエイトで、距離を走る時には工具やボトル積むので軽く20kgは超えてしまいます。
このあたりは上位モデルのPS1のように軽量なカーボンフレームが羨ましい。
確か2kgくらい軽いので、この差はかなり大きいです。
メーターはPSA1の頃はセンターにありましたが、PSA2では左側になっており、スマホホルダー(画像では右側にあるもの)やGarminのサイコンを取り付けることが出来ました。
また、フレームにドリンクホルダー取り付けられないので、ハンドルにはエースパックをドリンクホルダーとして取り付けてサーモスのボトルを入れていますが、特にハンドリングに影響は出ていません。
バッテリーメーターはPSA1の5段階?から10段階に増えたので残量がより把握しやすくなっています。
もっとも、スマホにインストールしている「BESV SmartPlus」で確認すると、正確な残量と走行可能距離(ただし、アシストモードや漕ぎ方によって刻々と変化します)分かるんですけどね。
動力性能については、4段階のモード切り替えと7段変速であらゆる道を走ることが可能。
自分は1番バッテリーの消費が少ない=アシスト力の低い「1」を基本に走行して、平地での巡航具合や勾配によってリアディレイラーでの変速を行い、それでもキツくなった時にモードを「S」(スマート)に切り替えています。(「2」と最大アシスト量の「3」は使っていません。)
アシスト部分をロードバイクでのフロントディレイラーにしている感じですかね。
そのうちリアはティアグラの10段に変更したいなぁ。
平地での速度は18km/hから21km/hくらいまでの速度で走るのがちょうど良くて、それ以上ではアシスト弱くなって、24km/hで完全にアシストカット。
それ以上は、ヘビー級の車重と抵抗ありまくりの安めの駆動パーツのハイブリッドのためちっとも面白くなくて、この自転車で負荷かけて追い込むくらいなら、ロードでもがいた方が良いです。
24km/hなんてロードでは余裕すぎる速度なので、それ以下の速度で走るので平地はめちゃくちゃ遅く感じます。
あくまで、ポタリング程度の速度でゆっくりとした速度域を楽しむバイクだと思っていないと、ロードやクロスに乗っている人からしたら本当にストレス溜まるレベル。
このバイクに平地での爽快感を求めてはいけません。
例外として、向かい風の中ではそのアシスト力のおかげで快適に走れます。
坂道ではe-bikeの本領発揮で10%を超える勾配も割と楽に登れますし、坂の途中でアシストモード切り替えると、負荷が軽くなり勾配はキツくなっているのに加速していくというなかなか珍しい体験をすることが可能。
先日、約30kmの距離を1時間30分かけて走行して、獲得標高536mという登り多めのコースを走った時も平均心拍127bpmで、最大心拍149bpmでした。
貧脚の自分がロードで同じコース走ると、心拍はもっと上がっていだはずなので、アシストがかなり効いていますね。
BESV PSA2に乗るようになってから、坂道を迂回するどころか、敢えて進んでみるというスタイルになってしまいました(笑)
それくらい勾配のある道では快適に乗れます。
先週知らない道を走ったのですが、サイコンで確認すると14%の勾配の坂もスマートモードで普通に登れましたよ。
このように、平地と坂道では全く違うキャラな訳ですが、今のところ下記の点を除いては満足しています。
その1
スマートモードとアシストに多少難あり
PSA2になってから、「AIが学習してライダーに合わせたアシストをする」という機能がウリらしいのですが、これは正直言ってほぼ分かりません。そもそも、全てのモードで学習するのか「S」モードだけなのか分からないので、これはサポートにメールで質問してみようと思います。
それと、坂道の途中や平地でいきなりエンブレかかったように重くなることあります。
強引に減速かけずに、ゆっくりと負荷かけて欲しい。
とにかく、制御のわざとらしい面がごく稀にですが、ちらっと顔を出すことがあります。
基本的に良く出来ているだけに、この点はプログラム側で改善可能であればして欲しいところかな。
その2
アプリが惜しい
基本的に走行したら車載のコンピュータに自動的にログを取るようになっていますが、何かの拍子で記録されなかったことが何度かあり、後から手動で追加できません。
BESV PSA2はオドメーターついてるのですが、このためにアプリの走行距離とオドメーターが不一致になります。
ライドの時にはGarminのサイコンを併用しておりログは残っているので、アプリのアップデートで対応して欲しいです。
また、前述した学習機能が手動でオンにしないと始まらないのも不便。
他の人が乗った時にそのクセを学習しないようにするための措置らしいのですが、そんなこと試乗車でもない限りあまりないので、走り出したら自動でオンになるような選択が出来るように欲しいところ。そして、オンになったことがアプリを開かなくてもスマホ上に通知されれば言うことなし。
あと、ごくたまにだけど、コントローラーの電源が勝手に落ちるのもどうにかして欲しいです。
坂道で切れたら地獄でしかないです。
その3
バッテリー容量が少ない
これが1番の解決して欲しい点になります。
バッテリーが完全に無くなるまで乗ったことはまだありませんが、自分の漕ぎ方だとモード1にして平地オンリーで10kmちょっとでバッテリーが1目盛り無くなるので、単純計算で100kmくらいでバッテリーなくなるし、さらに坂道あると、その長さと勾配によって航続距離にかなりの差が出てきてしまい、ロングしている最中は不安になります。
休憩挟みながらゆっくりと時間かけて走る分にはいいのでしょうが、自分みたいに乗ることが主目的だと、バッテリー1パックで1日遊ぶのはほぼ不可能。
ライド中の風向きや坂道があった場合を考えると、70km以上のライドの場合は素直にロードバイクで走った方が精神的には余裕があります。
今よりバッテリーの幅を左右に2センチくらい広げて、1.5〜2倍くらいの容量のものを開発してくれたらある程度解決すると思ってます。
もしくは、フレームに引っ掛けるような形でマウントするバッテリーラックを開発してくれたら、予備バッテリー持って出ることが可能になるんだけどなぁ。
現状でもキャリア取り付けてにパニアや大きめのバッグを装着することで対応可能なのでしょうが、せっかくのバイクデザインなのに、見た目がかなり悪くなるのでこの選択はありません。
現時点で自分のBESV PSA2の満足度は点数をつければ90 点。
上に書いた点は改善して欲しいところではありますが、走るフィールドの選択肢が増えたことや、車やバイクに乗る頻度減ってガソリン代節約になるのは喜ばしいことです。
平地での巡航への不満はあるにしても、それでも乗っていて楽しいですからね。
シティコミューターとしても70km未満のミドルレンジを走るツアラーとしても頼もしい相棒になってくれることでしょう。
定価268,000円は原付買えちゃうので決して安くはないけど、購入して良かったと思えるバイクです。
もし、これから購入を考えていらっしゃる方は、是非とも試乗してからにしてください。
あくまでe-bikeであって、違法紛いのフルアシストバイクではないので、自分の体力と相談したり生活環境での使い勝手を検証するためにも、出来れば平地や坂道含めた道で20kmくらいは乗ってからの方が良いかと思います。
(と言いつつ、田舎住まいの自分はそういう環境がなくて少しだけPSA1に乗って購入しましたが・・・)
ただ、ZERO SLの出番が減るのは申し訳なく感じている(こっちの方が遥かに高いのに、ローラー台に固定されています)ので、秋のサイクルシーズンには久々にZERO SLに乗ってやろうと画策中。