もうそういうことはいいのですよ

何のことはないマスコミです。
硫化水素での自殺が増えている件で動画をｕｐしている人に直撃取材を行ってましたが、その編集の仕方があまりにもずさん。
リポーターが「不特定多数が見ている世界でこんな動画ｕｐしていいのか？」とか「これによって１人の命は救えるかも知れないが１００人が命を落とすかもしれない（本人は一度自殺未遂したと報じていたので）」みたいなことを言ってましたが、「そりゃおまえらも一緒だろっ！」って感じです。
本人は「それを見てするしないは本人の判断に委ねる」とか「言われるまで危険という認識はなかった」みたいな事言ってますが、本人はそう思っているのだからｕｐした訳でそれをネタとして扱うこと自体、正直僕には理解できません。
しかも削除を要望したみたいです。
そんなことを報道に対して第三者が言った時には「言論の自由」とか言うのに何故？
ちなみに自殺について僕は否定派です。
世の中には生を望んでいてもそれが叶わない人もいる訳だし・・・
これもまた人によって肯定も否定もあるので「こうじゃないといけない」と強制することは出来ないはず。
「人はそれぞれ」なんですよ。
それを番組のＤだかＰだか知らないけどその方針で、いきなりの取材で言いたい放題。
放送してた時間以上に取材時間はあったはずなのに、断片的な情報を流して視聴者を「この人はいけない人だ」と誘導しているとしか思えません。
少なくとも公平ではないと思いますし、アンフェアなやり方です、
この件に限らず、企業や個人の不祥事や犯罪行為については倒産とか本人が社会的に抹殺されるまで徹底的に追及することもあるくせに、スポンサーになっている企業や自局の不祥事は結局うやむやにして逃げてしまうという風潮を感じています。
「マスコミは正義でｗｅｂはダメ」みたいなのはちょっと納得いきません。
確かにまだまだ発展途上で、課題も多いのでしょうが、スポンサーがいるために「おべんちゃら」使って報道したり書いたりする訳でもなくユーザーの生の声(良いものは良い、ダメなものはダメと言える）が見えるｗｅｂは貴重な情報収集資源です。
もっとも、そう感じる感じないも「人はそれぞれ」ですけどね（笑）
しかも結構なテレビっ子（もはやオヤジですが）だったりします（ばく）