
Ryzen 1800XのCPUクーラーにCryorig H5 Universalを使用していますが、最近になってCPUクーラーの空冷ファンから「ヴォンヴォン」という不快なうなり音が鳴るようになりました。空冷ファンの回転数が上ったときに、中心軸がブレてうなり音が発生しているのでしょう。
Cryorig H5 Universalの空冷ファンはCryorig XT140で、大きさは14cm角で13mm厚。はじめは、冷却性能の高い25mm厚の空冷ファンCryorig XT140に交換することを考えていましたが、どうせなら他社製も含めて静音で冷却性能の高い空冷ファンにすることを思いつきました。
他社製なら12cm角の空冷ファンが取り付けられますので、ちょっとお値段は張りますがNoctua NF-A12x25 PWMを購入しました。約3800円でした。選定基準は発光する必要はなく、風量があって静音なこと、PWMであることです。GentleTyphoonがあれば選択していましたけどね。

▲Noctua NF-A12x25 PWM(左)とCryorig H5 Universal(右)
Cryorig H5 UniversalからXF140を取り外して、NF-A12x25 PWMを取り付けます。Cryorig H5 Universalには25mm厚の空冷ファンを取り付ける金属フックが付属しています。

▲Cryorig H5 Universal付属の金属フックでNoctua A12x25 PWMを取り付け
長年使い続けているP182とマザーボードに取り付けて作業完了です。CryorigのCPUクーラーは付け外ししやすく、マザーボードをケースから取り出さずに交換できます。

▲Cryorig H5 Universal+Noctua A12x25 PWMをマザーボードに取り付け
Noctua A12x25 PWMはRyzen 1800Xのアイドル時は1300~1400rpmで回転しており、CPU温度は30~32度(Tdie)を表示しています。そして音はほとんど聞こえません。XF140よりも回転数は高いのに、はるかに静かです。
Cinebenchを連続で動かしてCPUに負荷をかけると、2000rpm近くまで回転数が上昇します。「フォー」と聞こえる感じに音が大きくなりますが、不快なうなり音ではありません。結果的にはいい買い物となりました。
欠点らしい欠点は、Noctuaの製品は取扱店の数が少ないこと、販売価格が他社よりも高めなことです。そのぶん価格に見合った性能かな?
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Posted at
2019/04/28 16:16:00