いつものように洗車してから家に帰って、無線LANの更新を検討しました。
きっかけは、NECの無線LANルーターであるAtermシリーズにセキュリティーホールが見つかった
ニュースリリースが報道されたことです。有線LAN、無線LAN、あるいはスマートフォンも含めて、通信と名の付くものはたいてい暗号化通信しています。その暗号化には想定されていないセキュリティーホールがあり、それらが見つかるたびに悪用されないようメーカーや通信規格団体は防御策として機能を修正したりバージョンアップを続けています。
ウチでは2011年に発売されたAterm WR9500Nという無線LANルーターを無線LANのアクセスポイントとして使い続けています。WR9500Nは802.11a(Wi-Fi 4)で最高速(理論値)は867Mbpsですが、実際には400Mbpsぐらいです。WR9500Nはめちゃめちゃ安定していて、通信が切れることもないし、勝手に再起動することもないし、通信機器を見失うとか、熱暴走することもありません。
今後のことを考えて通信環境を高速化&更新しようかなと考え、いろいろと調べまくりました。
まず無線LANの子機となるThinkPad X220(Windows 7)ですが、内蔵無線LANカードを新しく取り替えるとしても802.11ac(Wi-Fi 5)が限界となります。802.11ax(Wi-Fi 6E)の6GHzはWindows 11以降にしか対応していませんし、802.11ax(Wi-Fi 6)はWindows 7のドライバーがありません。
次に新しくする無線LANのアクセスポイントですが、スマートフォンの802.11ac(Wi-Fi 5)の機器までしかないので、AtermならWG2600HP4(Wi-Fi 5)かな~って感じです。
これより高速なAtermを買っても意味がないし、クッソ安いTP-Linkは中国製だから問題以前だし、無線LANアクセスポイント専用機は業務用途でお値段が高すぎるので買えません。
以上の結論として…。
・無線LANを802.11ac(Wi-Fi 5)に更新すると、現状の802.11n(Wi-Fi 4)から通信速度が倍ぐらいになる。
・無線LANを802.11ax(Wi-Fi 6)にしても、ウチには対応機器がないので意味がない。
・現状の802.11a(Wi-Fi 4)で、遅くて困っていることはない。
そういうわけで、WR9500Nはまだまだ使い続けることになりそうです。
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Posted at
2024/04/13 23:12:15