2017年01月10日
北米仕様のWRX STIのマイナーチェンジですが…。
・フロントブレーキキャリパーを6ポッドに変更
・ホイールを19インチ化
・フロントの意匠をやや変更
・センターデフをフル電磁式に変更
・DCCDの制御を変更
VABも3年経ったのでテコ入れって感じですけど、変更点にちょっと驚きました。
フロントブレーキキャリパーはSTIの6ポッドキャリパーが標準装備です。車両価格が上がるしホイールを選ぶので、日本ではS207などの限定車のみ標準装備でした。北米ではふつーのWRX STIに標準装備するって、よっぽどWRX STIが売れてないのでプレミアムカーの位置づけにするってことなのでしょうか?
センターデフがいちばんの驚きです。GC8時代のセンターデフは電磁式、つまり電磁石の力のみで結合していました。エンジン出力の増大に伴って電磁石ではセンターデフの結合が滑るようになり、GDBではセンターデフを機械式に変更して電磁石で切り離す方式に変わりました。
これを再び電磁式に戻すってことは、機械式で結合して電磁石で切り離す方式よりも、より細かくセンターデフの結合力を制御できるってわけです。かなり大きな変更ですね。
日本仕様のVAB D型にも、このセンターデフ変更は取り入れられるのかしら?
Posted at 2017/01/10 22:34:06 | |
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