
USB3.0カードリーダー、SKY-TFe30をヨトバシカメラで購入し直しました。さっそく取り付けてパソコンの電源を入れてみたところ、SKY-TFe30の電源が入りません。何度やってもだめで、念のために手持ちのSKY-TFe30に付け替えてみるとしっかり電源が入ります。見事に初期不良にヒットして脱力感を味わう羽目になりました。このぐらいの確率で宝くじにも当選してほしいぐらいですよ…。
気を取り直してヨドバシカメラで事情を話して新品と交換してもらったところ、見事に動作しました! というわけで、USB3.0メモリのGreenHouse PicoDrive F3(32GB)を接続。これもうまく認識されます。やっと想定通りの使い勝手が実現しました! いやー、たかがカードリーダーというだけで、こんなに時間がかかるとは思いませんでしたよ本当に!
PicoDrive F3(32GB)をベンチマークソフトのCrystalDiskMarkで計測した結果がこれです(画像)。たしかに読み込みと書き込みともに高速で、USB3.0の速度が出ています。ふつうのUSB3.0メモリはこんなスピードは出ませんし、今後も出ることはまれでしょう。
一応説明しておくと、USB3.0メモリのほとんどがUSB2.0メモリと速度差がありません。接続自体はUSB3.0規格になっていますが、メモリの読み書き速度がUSB3.0の転送速度に追いついていないのです。高速なメモリの読み書きを実現するためには、複数のメモリに対して並列アクセスという技術を使用します。メインメモリのデュアルチャネル、トリプルチャネルがいい例ですね。このPicoDrive F3では4チャンネルアクセスをしているので、高速な読み書きが実現しているわけです。
しかし、半導体集積度はどんどん上がってUSBメモリの容器に収められるメモリチップの数が減り、さらに価格競争も加わって複数チャネルによるメモリアクセスは行われなくなっています。
速度を追求してハードディスクからSSDに切り替わっていくのと同様な価値観がUSBメモリに起こるかといえば、起こらなかった…ゆえに、USB2.0と速度的に大差ないUSB3.0メモリしか製造されていないわけです。
そういう意味で、高速な読み書きを実現したUSB3.0メモリは希少ですよ!
ちなみに。
このPicoDrive F3より高速なUSB3.0メモリも存在しますが、なんとSSD内蔵です!
Posted at 2012/10/02 22:26:37 | |
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