2016年11月08日
映画館じゃなくて、録画しておいた「オデッセイ」を観ましたよ。
わたしの中で、「宇宙映画」ってジャンルがあるんですよ。「インターステラー」とか、「ゼロ・グラビティ」とか。「アポロ13」と「オネアミスの翼」もそうですね。まあ、単に宇宙が舞台になっている映画のことなんですけど。
宇宙映画っていうのは、すんごく物語がパターン化してるんですよ。だって、物語のゴールが「生還」って決まってますから。予想もしないトラブルを、理屈立てた現実的な方法で解決して地球に帰るぜヒャッホーってのが大まかな流れです。
あとは、予想もしないトラブルがどんだけ観客の予想を超えるか。解決方法がどんだけ「なーるほど」と感心するかの程度ぐらいです。「ゼロ・グラビティ」は、3D上映の大迫力で観客の度肝を抜きましたけど、「オデッセイ」はそういう新機軸がないのであんまり期待していませんでした。
火星という、やや人類到達の現実味のある惑星が舞台で。置いてきぼりになった主人公がいろんなトラブルに巻き込まれますが、最後はやっぱり助かるわけです。ホントーに予想通りの流れでした。「心に残る映画ですか?」と尋ねられたら、「残らないなぁ!」と即答できます。
ただ、見所もあるんですよ。単調になりがちな各シーンにジョークやギャグが散りばめられているんで、そういうシーンは大爆笑できます。DVDや録画なら巻き戻してまた何回も爆笑できるので、ご家庭で爆笑しながら観覧するならホントーにオススメの映画だと思いますよ。まったく物語の内容が後に尾を引かないので!
わたしの点数的には70点ぐらい(爆笑分が50点ぐらい)です。
Posted at 2016/11/08 23:54:48 | |
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