
整備手帳は写真貼り付け前提なので凄く見づらい!
ってことで今後はROMチューンネタもブログからアップすることにします。
M54エンジンを搭載する初期モデル(2000~2001年?)は
スピードリミッターが206km/hに設定されています。
本国仕様は250kmリミッターで、
2002年以降?は日本仕様も250kmです。
富士SWのようなサーキットでは206kmリミッターでは厳しいので変更しました。
用意するもの
・GallettoやKWP2000+のようなフラッシュ読み書きツール
・バイナリエディタ
・チェックサムコレクター
まずはノーマルデータをOBD2ポートから吸い出します。
OBD2ポートから吸い出せる領域は64kBだけですが、
リミッターはこの領域にあるので問題ありません。
次にバイナリエディタでデータを編集します。
このデータは330i DMEが5wk90007、ソフトVerが430037のものです。
リミッターは黄枠の206がそれです。
二つとも任意の値に書き換えてください。
8bitですので255以上の値は入りません。
256km以上にしたい人は0か255を入力すればカット出来そうな気がしますが、未確認です。
人柱募集(^^;
DMEやソフトVerが変わるとアドレスは若干変化しますが、
データの羅列は殆ど一緒なので規則性から推測してください。
10進数で206をサーチして該当しそうな2箇所を変更すればOKです。
書き換えた後はチェックサムの修正をします。
MS43用のチェックサムコレクターはフリーソフトであったのですが、
見つからなくなってしまいました。
有料ソフトではWinOLSがあります。
このソフトはバイナリエディタですが、チェックサムも修正してくれるので優れものです。
最後に編集したデータを車両にアップロードして完了です。
書き換え中は水温計の針がレッドまで振れます。
書き換え完了したら、イグニッションOFF→ONとして
水温計の針がレッドまで振れて、すぐに青まで戻ればOKです。
レッドまで振れてしまったらチェックサムエラーです。
5wk90007(430037) 00CB9、00CC2
5wk90012(430056) 00D52、00D5B
Posted at 2010/03/28 23:27:47 | |
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