
車屋さんに試乗車があったので借りて乗ってみました。
デュアルジェットエンジンでエネチェージやエコクール搭載でJC08モードで26.4km/Lを達成した車です。
旧エンジン(21.0km/L)も何故か併売しています。
12万円アップはやっぱりキツイ?
減税額が違うので実際には12万より差額は少ないです。
で、結論から先に書きますけど
はっきり言って全然良くないです。
今回のマイチェンで軽量化してるのですが、弊害がモロに出てフロア剛性が結構落ちてます。
サスペンション剛性も当然ガタガタ。
足腰がしっかりしてた最近のスズキの片鱗も無い。
マイチェン前スイフトよりもワンランクは落ちますしスプラッシュなんて遥か彼方。
軽量化で燃費も期待したいんでしょうけど重量税を1000kg以下クラスにしたかったんでしょうか?
(デュアルジェット、エネチャージ搭載車は20kg重いので旧ボディのままだと重量税が1500kg以下クラスになってしまう)
ワゴンRやアルトエコもマイチェンで軽量化して悪くなったらしいですね。
デュアルジェットエンジンに関しては結構いいです。
数値的には旧型と変わりませんが圧倒的に速いです。
車体が軽い効果もありますが1.4~1.5L位の加速はします。
CVTも良くなったのかあるいはエンジンがいいのか交差点の立ち上がりでのモタツキも軽減されてマル。
発進時に急に出る癖があるのは非線形特性を強めたかも?
ただ、先のフロア剛性のせいで加速が良くなった分怖い感じがします。
フワフワしてて落ち着かないから正直あんまり飛ばしたくない。
もしかするとタイヤのエア圧が例によってパンパンでアルトエコみたいな設定という可能性も…
燃費は表示上で17~18km/Lでしたが燃費計誤差が減った気がします。
前回乗ったスイフトRSより表示が厳しい感じでした。
以前のスズキ車の燃費計は結構甘かったですから直したのでしょう。
それ以外も何かシックリきませんでした。(シートも変わった?)
ボディが変わっちゃうと全然違う車です。
ガッカリ過ぎて試乗もさっさと終わりにしたい気分でした。
今なら旧型の在庫もあるでしょうから多少燃費が落ちてもそちらをお勧めします。
値引きも大きいでしょうから燃料代差額分は回収できるでしょう。
ここ10年くらいスズキの車はホントに良くなっていてスプラッシュに乗ったときには
「VWが見えてきた!」とマジで思える完成度だっただけに残念過ぎます。
凄く心配なことがひとつあって、今回のマイチェンでスイスポも10kg軽くなってます。
標準車と同じホワイトボディだとすると…
【追記】
最近のスズキ車全般に言えることですが、どうも最初の数千kmはボディがビシッとしません。
ある程度距離を重ねるとしっとり感が出てよい塩梅になります。
フロア剛性が落ちたの間違いないですがこのクルマも距離乗るといい方向に印象が変わるかもしれません。
他社もそういう傾向あるみたいですが、最近のトレンド?
Posted at 2013/09/22 20:56:03 | |
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