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2025年06月25日 イイね!

エネオス唯一の化学合成油

エネオス唯一の化学合成油
エネオスの化学合成油がここからラインナップされるとは…











GXディーゼル 0W-30というDH-2F適合オイルです。
DH-2Fなので商用大型ディーゼル向けですね。

X-Primeも鉱物油ベースの高性能オイルですが、本当の意味での合成油は現在はこれだけがラインナップです。


植物由来のベースオイルってことで出光やコスモでも似たようなオイルの発表はありましたが、売ってないので宣材商品だと思ってました。
やってますアピールだけのやつね。

ところがこのGXディーゼルはちゃんと販売されてます。
20Lペールで47300円と超高いですが販売しているのは良いですね。


「100%植物由来ベースオイルを採用」と書いてあったので、どうせ100%植物由来ベースオイルを「配合」だと思っていたのですが、SDS見てビックリ。
ちゃんと植物油由来ベースオイルがメインでした。
何と鉱油が5-7%しかないとは!

植物油由来の合成油だとするとNoackも相当低い筈なのでディーゼル用オイルとしてはベストな気がします。
残念ながらNoack情報がありませんが5%未満なら完璧。


これまでのエネオスのDH-2ハイエンドオイルはDXディーゼルグランドでした。


DXディーゼルグランドかつてはW-BASEがベースオイルに使われていた隠れ高性能オイル。
(今はX-Prime同様W-BASEの表記が消えたのでYubaseなのかも?)
ただ、エネオスの常で何故か0W-30のワイドレンジなんですよね。
粘度指数が200以上ですからポリマー入りです。
普通に10W-30で低ポリマーの方が商用ディーゼルにはマッチしていると思うのですが…

DXと比べて粘度指数が高いのはベースオイルの差でしょうね。
植物油とて合成油ですから粘度指数はちゃんと高い。
ここのやつとか137もあります。
Noackが他の合成油より低いのでオイルが蒸発しにくい→煤が出にくい特徴があります。
鉱物油より不純物が少ないので燃えた場合の煤もより少ない。
→DPF再生間隔が伸びるということになりますね。


大型トラックではありませんが、乗用ディーゼルでもGr.III鉱物油(VHVI)から天然ガスベースのGTLにオイルを変えるとDPF再生間隔は倍以上に伸びます。
ボルボV60だと300km間隔だったものが600km以上になりました。
再生中は燃料噴くので燃費も悪化しますから合成油と鉱物油の差は相当あります。



合成油という意味ではGTLベースのシェルリムラR6の5W-30が同じDH-2Fで20Lで2万円以下なのでGXディーゼルのコスパは悪いですが、ひとまずエネオスがバイオシンセティックオイルをリリースしたことに拍手。

この調子でX-Primeシリーズにもバイオシンセ使用したオイルがラインナップされて欲しいですね!
Posted at 2025/06/25 09:34:32 | コメント(0) | トラックバック(0) | オイル | 日記

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