前回のブログの続きです。
シェルヒリックス HX5 Plus 0W-20
Amazonで11,992円でした。
メルカリだと11000円送料込みもありましたね。
Gr.III鉱物油(VHVI)でもペール缶の最安値が1万円前後なので純然たる化学合成油でこの価格は破格です。
化学合成油であるソースはSDSです。
通知対象物の鉱油の割合が30%しかありません。
残り70%は鉱物油以外の何か。
(4ストの場合、鉱油以外≒合成油ですが2ストはその限りでは無い)

この辺の細かいところは前回のブログをご覧ください。
表記が「部分合成油」の理由も書いています。
被検車はアルト(HA36S)です。
こちらは前油はスズキエクスターF 5W-30(シェル製)です。
同じGTLベースでしかも
部分合成油同士。
5W-30と0W-20なので粘度の違いの方が大きいかな?
交換した感想ですが、
まずはアイドリングが静か。
振動も少し減ってます。
前油も走行距離は2000km未満ですが、エクスターFは新油時から「なんか鉱物油っぽい」印象でした。
初期に振動がちょっとあって徐々に馴染む。
VHVIとか鉱物油特有の感じ。
エクスターFの5W-30はVHVIが半分くらいなのでそのせいか?
と思っていたら
Gr.II以下鉱物油が入ってましたの発表があってガッカリ。
そんな本物の部分合成油であるエクスターFとシェルHX5 Plusの比較ですが、粘度分の差を引いてもHX5 Plusの方が好印象です。
振動少なくてスムーズ。
ただし100km/hを超えるような領域はエクスターFの方がいいです。
これは0W-20と5W-30の差なのでオイル自体の差では無いです。
シビックハイブリッドも交換してみましたが印象は同じです。
どちらか選ぶならHX5 Plusですね。
そういやペンズオイルのハイマイレージよりも良い印象です。
車もオイル粘度も違うのでイコールコンディションでは無いですが、新油時にちょっとある微振動がHX5 Plusは無いです。
これがシェル表記の「鉱物油」と「部分合成油」の差か?w
とりあえずの結論ですが、
「安くて良い0W-20なんか無い?」
と言われたらHX5 Plusをおススメできます。
少なくとも梅クラスのエンジンオイルでは無いです。
梅ってどれだよって?
コレとか
コレとか。
コレと
コレもかな?
あとは経過観察ですね。
アルトもシビックハイブリッドも3000回転以上を殆ど使わないのでエンジンオイルにとってはラクなエンジンです。
小排気量で低回転NAエンジンですからね。
エブリイバンだと常用5000回転なのであちらの方がオイルには遥かに厳しい。
と言うことで、被検車にボルボも追加して入れてみようと思いますw
ボルボはオイル交換時期がまだなのでもう少々お待ちください。
【注意】
似たようなオイルでHX5 AJ-Eというのが4L缶でありますが、これとHX5 Plusの中身が同じかどうか不明です。
と言うのもHX3とHX7はベースオイルは鉱油です。
Plusの文字が無いとGTLじゃない可能性があります。
販路限定商品なのかHX5 AJ-EはSDSもPDSもありません。
違いが判る方いらっしゃいましたら是非コメントください。
Posted at 2025/08/09 10:26:07 | |
トラックバック(0) |
オイル | 日記