
よく聞かれることなのですが、
「結局どのオイルがいいの?」
まあ、そう言いたくなりますよね。
私がこれまでに書いたブログではこれは「やめとけ」は書いても、お勧めはあまり書いていません。
モービル1とシェルヒリックスウルトラは定期的にお勧めしているつもりですが、車好きの皆さんにはこの二つはありきたり過ぎてあまり刺さらないようです。
で、本題のお勧めのオイルですが、
「わからない」
です。
私は普通の人よりは色々なオイルを試していると思いますが、松の上から梅の下まで試した訳ではありません。
いつもお勧めしているモービル1やシェルヒリックスウルトラも松の下くらいだと思っています。
例えば、私がFORTECやSpeedHeartのオイルをお勧めしてもあなたが「良さそう」と思っていたオイルの候補に入っていなかったら結局購入しないでしょう?
ロイヤルパープルは?モティーズは?スノコは?って思いますよね?
ニューテックも入ってないじゃん?とかね。
なので結局最後は自分で選ぶしかありません。
ネットに書いてある情報を鵜呑みするとカモにされます。
ちゃんと自分で判断して購入してください。
その際にここで書いたブログが一助になればいいな、と思っています。
NGオイルを避ければ自ずと良いオイルにたどり着く筈です。
前にも書いたことがありますが、以下は最低限ノルマだと思います。
「良いオイルの選び方」です。
普通のオイルで良ければ以下は読まなくていいです。
・SDSが開示されているメーカーのオイルを選ぶ
・ベースオイルがVHVI+(Gr.III+)以上のものを選ぶ
・自動車メーカーのアプルーバルまたはACEA認証の取れているものを選ぶ
以前に書いた時はベースオイルはVHVI以上と書いたのですが、VHVIとVHVI+は思っている以上に差がある印象です。
分子構造がどこまで変わるのかまだ調査中ですが、体感上ではVHVI+は合成油と言って遜色ないレベルで、VHVIはただの鉱物油と言った感じです。
とは言え、VHVI+の記載があるメーカーは殆どありませんのでGTLかPAO以上を選ぶのが無難ですね。
Gr.III+の記載があってもイマイチなところもありましたし。
メーカーアプルーバルやACEA認証はやはり重要だと思っています。
国内のハイエンドオイルはレースでの実績とかアピールしますが、レースエンジンってOH前提です。
オイルの性能が良いか判らないです。
パワーは出てると思いますが。
メーカーアプルーバルかACEAなら複数メーカーのお墨付き。
ベンツの規格はアテにならないのでカウントしなくていいですw
購入後に良いオイルかどうかの判断は簡単です。
5000km変化の無いオイルは良いオイル。
色々試した結果、サーキット走行有りでも5000km持つオイルもあることが判ってきたので街乗りだけで5000km以下で変性するオイルは論外と言っていいでしょう。
次回オイル交換時に差が判らない=劣化していないオイル
です。
これもずっと言っていますが、交換時に「新油は良いなぁ」となったら前のオイルはダメオイルです。
ディーゼルも同様です。
5000km持たないようなオイルはダメ。
DPF再生間隔が伸びるオイルが必須。
この辺は
以前のブログでも書きました。
最後にもうひとつ。
「日本語がおかしいと思ったら買わない」
とにかく説明文や話している内容に違和感を感じたら買うのは止めましょう。
判りづらいカタカナ英語とかトラップですよ。
ハイドロクラッキングオイルとかただの水素化分解鉱物油です。
一般呼称ならVHVIないしGr.III鉱物油です。
合成油と言うところもあるし図々しく化学合成油と言うところもあります。
まあ、どれも一緒です。
最低ライン。下の上。
難しそうな言葉で煙に巻いています。騙されませんよう。
疑問があったら直ぐ確認。googleさんに聞きましょう。
では楽しいオイル選びを~
Posted at 2025/10/16 09:37:52 | |
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