
年末の持病のクルマ買い換えたい病により試乗に行ってきました。
タイミング良く直近で初代BMWミニのJCWとクーパーS、初代クロスオーバー(いずれも6MT)を試乗してからの現行型クラブマンの試乗です。
試乗したのはクラブマン クーパーSの8ATです。
まず、事前知識として現行型からクロスオーバー、クラブマン共にBMWベースとなりそれぞれX1、2シリーズ(FF)ベースになりメデタク?Cセグメントに昇格となりました。
よってサイズが非常にデカい。
クラブマンは全長4270mmm、全幅1800mmと幅だけ言ったらDセグメントにも負けてない。
そのお陰もあって室内は広いです。E46よりも余裕で広いですね。
でもトランクにゴルフバックは乗りません。幅1800mmもあるのに。
副作用で車重も重くて2LターボのFFのこのクルマでも1470kgもあります。
走る曲がる止まるは普通に問題ありません。
まあまあ曲がるし止まるし結構速いし。70点。
Cセグメントの2LのFFターボのワゴンという意味では特に過不足無し。
BMWミニの雰囲気はすっかり薄れて正にBMWのFFですね。
2シリーズじゃミニバンだし…BMWバッジは嫌味という方にはいいと思います。
でも見積額を出してもらってビックリ。
パッケージOPやら5年保証やら1回目車検代10万やらその他諸々付けた総額が何と540万超!
車両本体価格は404万円。
おまかせにしたって衝撃プライス。
500万越えの見積もりが出た時点で購入フラグはゼロ。(そもそも殆ど無いけど)
無印クーパー(1.5Lターボ)でも400万は超えるでしょうからそうなるとこちらの見る目も変わってきます。
元々BMWミニになってから高級Bセグメントの立ち位置でしたが、それでもゴーカートフィールやインテリアに代表されるような特異な雰囲気は持ってました。
が、現行クラブマンに関してはゴーカートフィールは皆無です。
毎度のことながら評論家の書いてる文章鵜呑みは危険。
「ゴーカートフィールは健在」なんて書いてる人の文章は金輪際読む価値無し。
これにゴーカートフィールが残ってると言うなら私の乗ってる318iはマリオカートですよ。
余程キュンキュン曲がります。R50やR53は一体何だったのかと…
もちろんそういう味付けのクルマは嫌だという方が居ることも理解してます。
実際私もR50系の極端なセッティングは好きでは無いですし。
だけど、それにしたってこのクルマが目指してるところが何処なのか…
ホントにBMM2シリーズツーリングなのかな?それなら500万も納得だし。
内装はもっと頑張らないと説得力無いですけどね。
まあ、でも現行クラブマン売れてるようですし戦略としては間違ってないんでしょうね。
クラブマンクーパーD(2Lディーゼル)が売れセン(売りたい)らしいですし。
きっと買う人も過去のイメージとは別で買ってるんでしょうから。
それならmini(3ドア)はもっと小さく作って欲しかった。差別化の意味も込めて。
このクルマはBMWグループとしての実験車なのかもしれませんね。
Cセグメントのまっとうなセダンorワゴンを出したいけどFFで出すにはまだ抵抗がある。(中国は別)
クラブマンで実績が出て「miniクラブマン」で走りのイメージを構築してから兄弟車として2シリーズツーリングを出すとかね。
FFだけどminiでも良かったから、なんてことも言えそうだし。
最悪このクラブマンが失敗しても派生車種だからどうにでも出来ますしね。
とりあえず現行型は無しになったので旧型クラブマン乗ってきます。
現実的なところだと旧型クラブマンとか新型スイスポとか現行320iとかですかね。
今のクルマにSR20載せて延命ってのも非常にアリです。
直線遅い以外に不満なところ無いですしねー。
Posted at 2017/11/19 22:37:03 | |
トラックバック(0) |
クルマ | 日記