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2023年09月25日 イイね!

ミッションオイルでパワーアップ?

GRカローラのシフトフィールは良いのですが、ちょっとゴリゴリした感じがあります。
これが3気筒の振動による影響なのかミッションオイルの影響なのか切り分けしたいです。

GRカローラの純正指定ミッションオイルは
マニュアルトランスミッションギヤオイルLV 75W(写真左)です。

VHVIベースのオイルです。お値段高くて3600円/Lくらい?
75Wのシングルグレードの表記通り柔らかいです。
通常のミッションオイルだと75W-90とかですが、100度動粘度が85とか90より柔らかいから表記出来ないということですね。

何かのパーツを付けてパワーチェックする検証動画とかありますが、パーツ取付前をBefore、取付後をAfterで測りますよね?
3馬力くらい上がってる場合多くないですか?
あれってミッションオイルとかデフオイルが暖まって攪拌抵抗が減ってパワーが上がってる場合があるそうです。
逆パターンで測っている動画見たことないと思う…

上の動画でも言われていますがミッションオイルは劣化しなければ柔らかい程良いそうな。
縦置きミッション用のオイルだとミッションだけなのでその通りだと思います。
縦置きミッションのオイルって全然劣化しませんし。
横置きミッションだとデフも加わるのでちょっと不安があります。
ギアが抜けやすいとかも無いのでしょうか?
保険の意味も込めてGL-4とかGL-5適合している柔らかいオイルがあったら入れてみたい。

柔らかいオイルの目星は付いていて、このオイルを入れてみたいんですよね。
ミニキャブバン純正(エブリイ5AGS用)の75Wシンセティックギアオイル

スズキはTMオイルもGTLベースなんです。しかも3960円/3Lと激安。
スイスポとかジムニーのMTも同じオイルのはず。
このオイルはエンジンオイル並みに柔らかいです。

このオイルがGL-4とかGL-5相当の性能が無いかスズキに確認したのですが、APIやSAEに適合するものでは無いそう。
「スズキ設計部の厳しいテストをクリアしたスズキ車の為の専用オイルです。」
こちらの使用用途を見透かされたような返答でしたw

完全に自己責任になってしまい、担保もありませんが入れてみようかと思います。
つづく
Posted at 2023/09/26 20:07:22 | コメント(5) | トラックバック(0) | オイル | 日記
2023年09月20日 イイね!

カストロールのオイル

カストロールのオイル個人的にカストロールのオイルは好きではありません。
合成油論争の仕掛け人でオイル業界の秩序を崩壊させた張本人ですし。










そんなカストロールも元々は良いオイルを提供するサプライヤーでした。
本国版カストロールRSとかブレーキフルードのSRFとか有名でしたよね。
富士興産時代のカストロールも割と良かったイメージ(RS)。
今も高性能なオイルがあるのか?調べてみました。

最初に言ってしまいますが、Edgeシリーズにせよマグナテックにせよ価格に見合ったオイルは殆ど無い印象です。
Edgeシリーズが現行のハイエンドだと思いますが、例えばMobil1シリーズと比較しても価格差は殆どなくてベースオイルがワンランク下という感じです。
Mobil1も一部VHVIを使用していてバッシングされてますが、Edgeシリーズは更に下という感じ。

例えば0W-20同士で比較するとこんな感じ
カストロールEdge 0W-20 SP \5,121(Amazon)


モービル1 0W-20 SP \5,254(Amazon)


価格差は100円くらいですが、EdgeがVHVIベースでMobil1がGTLベース。
例えばEdgeが3000円台なら検討の余地はありますけど、100円差だと…
添加剤が違うからベースオイルが貧弱でも問題ない!という話もありそうですが、それはこの後カストロール自ら否定してくれます。

カストロールのオイルで特徴的なのはVHVI(Gr.III)からGr.Iまで色々な鉱物油が混ざっていること。
SDSが詳しく書いてあるのでもしかしたら他社もこの位色々混じっている可能性もありますが、こんなに色々鉱物油混ぜたらそれは不純物にならないのか?心配になります。

後日記:海外生産になったMobilのSDSもカストロールと同じフォーマットになりました。
恐らく同じ外注先に作成委託しているようでSDS内の鉱物油の記載もカストロール同様細かく記載されるようになりました。
添加剤の溶剤として鉱油を使用しているので添加剤ごとにCAS No.が異なるのだと想像します。
それでもMobilの方が鉱油の種類は少ないですけど。


色々混ざってる代表格がこれ。
カストロールEdge 10W-60 SN \10,633(Amazon)

日本仕様だと BMW M-ModelsとVW 501 01/ 505 00認証になってます。

そのSDSがこれ

下2つ以外は全部鉱物油です。
もしかするとパッケージ添加剤では無くて単品添加剤を色々混ぜているのでしょうか?
一見フル鉱物油に見えますが、このオイルは鉱油の割合が20%しかありません。
ここに書かれていない化学合成油が80%も入ってます。
恐らくPAOベースだと思います。
何故かPAOの記載がありません。



そんなカストロールでもこれはいいんじゃない?というオイルがありました。

カストロールEdge 0W-40 \7,568(Amazon)


SDSはこれ
VHVIとPAOが半々です。
これならMobil1 0W-40に匹敵する性能もありそうですが、Mobil1 0W-40の方が安いです。
Mobil1はVHVIの添加はあるもののGTLとPAOがベースオイルですし。

中国向けのEdge 0W-40 SPはVHVIベースなのでカストロールは同じような名前でも仕向け地で色々変わるみたいですね。


国内のEdge 0W-40は2種類あって「Castrol EDGE 0W-40 RN 17 RSA」というルノー純正?と思われるオイルもありますね。
プラボトルなので所謂本国仕様。(日本法人のシールは貼ってある)
これは3000円/L以上するので超高級オイル。

Castrol EDGE 0W-40 RN 17 RSAのSDS

こちらはVHVIも入ってないようですね。PAOのみ。
鉱物油を合成油として売り始めたカストロールが未だに本物の100%化学合成油を作っているとは確信犯。
VHVIがPAO相当のパフォーマンスが無いことを自ら証明してます。

このルノー純正オイルは相当良さそうですね。
プジョーもそうでしたがルノーもオイルの規格厳しい?


カストロールはPAOベースのオイルのラインナップが実は結構ありますね。
この他にも0W-30 C3 Professionalもそうだったかな?(今は不明)

Mobil1よりPAOベースのオイルが多いのは皮肉ですね。
GTLが使えないからこういう展開するしか無いのでしょうが、PAOとVHVIを使い分けてるのでまだ健全かもしれません。
国内大手元売りは何でもかんでもVHVIで作りますし。


以上Edgeシリーズだけ見てもピンキリでした。
日本国内流通品(金属缶)はOEM品なのでそこも心配の要素。
またOEM先が変わるようですし。
委託生産のせいで中身の割に高くなっていると想像します。
あとはブランドイメージで買うだろうと高を括っているのか。


総括
Edgeシリーズ買うとすれば安いレンジなら3000円台で購入する。
旧来のカストロールらしさを求めるならSDS確認しつつPAOベース7000円以上のものを!

ハイエンドのEdgeシリーズですら要求仕様が厳しいオイルはちゃんと作って、それ以外は適当にって雰囲気を感じます。
マグナテック以下は推して知るべし。
カストロールの表記の合成油、部分合成油、鉱物油の中身はどれも似たような感じですが、安くなるにつれてGr.I、Gr.IIの比率が増えるようです。


SDSが詳しく書いてある、価格に比例して性状が良くなるので、ある意味判りやすいメーカーでもありますが、他社と比較すると値段の割に中身が微妙。買うならPAOベースの高いやつがいいと思います。

あまり良く書いてませんが、SDSが出てCAS#詳細書いてあるだけマシですからね。
私たちが良否を判断する基準はちゃんと提示してくれていますし。

以上、個人の感想文なので信用しないでください。
私に限らずオイル関連の情報は嘘ばかり。
お店のブログや動画も自分たちの都合(商売)に良いように書いてあります。
自分で調べて正しいオイル選びを!
Posted at 2023/09/20 19:28:32 | コメント(2) | トラックバック(0) | オイル | 日記
2023年09月01日 イイね!

Mobil1とACEA

Mobil1とACEA国内生産のMobil1でACEA適合品はESP 5W-30だけでしたが、いつのまにかACEA適合オイルが増えてました。
0W-20がACEA C5、5W-30がACEA C2適合してます!








C5-21は21年改訂版C5適合という意味


そして何故かMobil1 ESP 5W-30がホームページから消えました。
API SP適合されたものが海外では発売されていますが、やはりVHVIベースになってました。
通常の5W-30も0W-30もGTLベースなのに何故…
海外でも同じ反応ですね。

ACEA C2もC3も適合しているし各社アプルーバルも取れているだけに残念。


余談
11:00あたりでESPの新旧成分比較が載ってます。
SN品はCa系添加剤が多く、SP品はCa系添加剤が半減。
代わりにMg系添加剤を500ppm程度に増量。
Ca系を半減させてMg系添加剤を増量させるのはLSPI対策で定石ですが、Mo系添加剤が0ppmになってます。
国内のオイルメーカーはMo系については増やすとLSPIに効果あると言ってたので逆張りですね。
Mo系が0というのはシェル、カストロールの一部も同じでした。


話を戻して、
無印Mobil1 5W-30がC2適合になったのでC3にこだわらないなら無印5W-30の方がいいかもしれません。
C2なのでHTHS粘度が2.9以上なのでESPより柔らかいと思います。
ESP 5W-30はちょっと硬かったんです。
プジョー用にちょうど良さそうです。

GRカローラにはMobil1 0W-20を買います。
ACEA C5とAPI SP適合なら高負荷もLSPIも考慮されてて完璧。
ただ、これ買っちゃうと他のオイルの検証出来なくなりそうで…
シェルヒリックスもありますが、シェル製全体的に柔らかくてちょっと不安。
多少遠回りしてからMobil1にするか悩みます。
Posted at 2023/09/01 21:45:31 | コメント(3) | トラックバック(0) | オイル | 日記

プロフィール

「何故かコーヒーは高くない。これ2つで1400円。」
何シテル?   06/11 02:20
GRカローラでサーキットを走ってます。 オイルの検証も色々してます。 焙煎小屋を建ててコーヒー豆の焙煎もしてます。
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