[CBR250Four] ヘッドカバーのオイル滲み対策 (4)追加コーキング・車両復元・試運転OK
| 目的 |
修理・故障・メンテナンス |
| 作業 |
DIY |
| 難易度 |
 初級 |
| 作業時間 |
3時間以内 |
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オイル滲みが生じたカバーガスケットに対しては、局所的な滲み部位だけでなく、(今後の劣化も考慮して)カバー全周に 信越シリコーンKE45W でコーキングをしておきます。
車両後方と右側面は、すでに前日のうちにコーキング済みですので、この日は車両前方をメインにコーキングします。
作業スペースを確保するため、ラジエーターの固定ボルトを外して車両前方へと傾けます。
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車両前方のシリンダーヘッドカバーの様子。カムギヤトレーン(#3気筒と#4気筒の間の膨らみ部分)までは、前日の車両右側の作業の際に延長してコーキングしてありますので、本日はこのコーキングを#1気筒側(画像の右側)に延長する形で塗り伸ばします。
画像は、ヘッドカバーとシリンダーヘッドの境目(コーキング部位)を、やすり掛けにより汚れ落としをしているところです。
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洗浄後、ヘッドカバーガスケットに沿って(上側のヘッドカバーと下側のシリンダーヘッドの両方を覆うように 信越シリコーンでコーキングした様子です。
「熱源(エキマニ)近傍だが耐熱性は大丈夫なのか?」 という懸念に対しては、「KE45W の適用温度範囲は -40℃~+180℃(資料によっては-50℃~+200℃としているものもあり)であること」、「過去に#1気筒の直上にコーキング済みで、現在まで問題ないこと」 から、実害は生じないと考えています。
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ガスケットの経年劣化によるオイル滲みに対し、万全を期すため、今回はさらに車両左側(過去に最小限のコーキング済み)にも重ね塗りしました。再コーキングでシール性の強化を図りました。
# 画像のエクステンション(工具)は、
# ラジエーターを前方に追いやって
# 作業スペースを確保するための
# 「突っ張り棒」 の代わりです。
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ヘッドカバーガスケットの全周(前後左右の4方向すべて)にコーキングができたので、チョークワイヤーの取り付けと吸気系(エアクリーナー&ボックス)の復元作業に移ります。
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せっかくの機会ですので、チョークワイヤーの動きを より良くする(摺動抵抗を より低減する)ため、スリーブ内に CRC5-56 を吹き付けします。
ワイヤーを本格的にメンテするなら他のやり方があるのでしょうけど、今回はオイル滲み対応が主目的です。そのため、簡易的に手持ちの CRC5-56 で代用してしまいます(もともと動きが渋かったわけでもないので)。
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・左上:
ワイヤーとスリーブの間の隙間から CRC5-56 をスプレーして、そのまま上に持ち上げた状態をキープ(潤滑成分が重力で下がってスリーブ内に行き渡るように)。さらにチョークレバーを押し引きして、スリーブ内でワイヤーを摺動させました(なじむように)。
・右上:
その後、ワイヤー先端の玉(ころ)をキャブレター側に引っ掛けます。
・左下:
スリーブ先端のメタル部分を、キャブレター側のステーで(L字型のプラスドライバーを使って)固定します。固定するのですが、メタル直後の曲がりがキツイので、配策(引き回し)を改善したい。
・右下:
チョークワイヤーのスリーブを、固定点からそのまま車両左側へとストレートに伸ばしたあと、車体のアルミフレームに沿って引き回しすれば、ワイヤーの動きも軽くなることを確認。
画像は、その効果を見るため暫定的にマスキングテープで仮止めした状態ですが、恒久対策としてはタイラップ止め(結束バンド)を試す予定。
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チョークワイヤーをキャブレターに装填したあとは、引き続きエアクリボックスの復元に入ります。
エアクリボックス内部の清掃は直近で実施していますので、今回は筐体をそのまま装着します。
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エアクリボックス下部のニップル(2ヵ所)に、車体側のホースを再接続します。
その際、「車体側ホースを上に持ち上げてボックスに接続する」 よりも、「ボックスを下げた状態で、アルミフレームの下から手を入れてホースを接続する」 方が作業性が良いです。
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ボックス下部のニップルに車体側ホースを接続したら、次はブローバイホースの接続です。
画像に示す2本のホースを、エアクリボックス上側のニップルに接続します。その際、ばねクランプの位置と姿勢に注意します。
<クランプ装着時の注意点>
・ニップルのバルジ(円環状の膨らみ)を
乗り越えた位置(先端側)に装着する。
・斜めにならないよう、ホースに対して
垂直姿勢を保つようにする。
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エアクリボックスは、合計6本のボルト(頭部:8mmサイズ)でキャブレターに固定されます。
「この固定ボルトを先に締めたあとに、前述のブローバイホースをあとから接続」 しようとした場合、ホースの自由度が少ないので苦労します。
そのため、「先にブローバイホースをボックスに接続(∵ボックスを傾けできる)してから、固定ボルトを締める」 方が苦労しないと思います。
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エアクリボックスをキャブレターに固定したあとは、画像に示すメインハーネスを所定の位置に這わせます。
このハーネスについても、「エアクリボックスを固定する前に、先にハーネスを仕切りの内側に入れる」 ことがないよう、順番に注意します。
エアクリボックスの固定ボルトの2本は、ハーネスの直下に位置しているので、先にハーネスの引き回しを行うと、その陰に隠れてボルトを締め付けできなくなるためです。
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次は、取り外していた車両左側のエンジンハンガーの取り付けです。
すでに 「整備手帳・その(1)」 で述べましたが、エンジンハンガーの3本の内六角ボルトは、部位によって長さが異なります(すべてが共通のボルトではない、の意味)。そのため、もともと付いていた場所に締め直す、ということになります。
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ここまで作業が進めば、車完まであと少し。燃料タンクとカウル(外装部品)&シートを装着すれば、復元の完了となります。
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ゴム栓やキャップで塞いでいた燃料系(ホースや燃料コック)を、元の状態に戻します。くれぐれも燃料を漏らさないように注意します。
その後、左右のフロントフェアリング、左右のサイドカウル、シートを装着すれば復元の完了です。クランキング後にエンジンが無事に始動すること(だけ)を確認し、すぐに停止させます。
次の作業工程は、エンジンオイルの滲みが解消したことの確認になりますが、これは信越シリコーンがしっかりと硬化する翌日(24H以上経過)以降に持ち越しです。
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コーキングに伴う諸々の作業が完了した翌日。KE45W が硬化したと考えられるタイミングで、ガソリンスタンドでの給油を兼ねて、試運転してきました。
政府によるガソリン税の見直しが入ったため、ハイオクもレギュラーも値下がりしていました(スマホアプリ会員はレギュラー148円/L @東京都内)。140円台なら 「安くなったな」 と実感できますね。
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試運転では 市内を7kmほどの距離を走りました。暖機が完了し油水温も ほぼ安定した状態にて、シリンダーヘッドカバーからのエンジンオイル滲みの再発は無いことを確認できました。
<2025年12月09日 DIY修理完了時点>
・ODO=6万5552km
その後も、定期的に点検予定です。
これでまだまだ乗り続けられますね。今後は 「必要に迫られる修理メンテナンス」 ではなく、「(美観や使い勝手向上などの)カスタマイズ」 に時間を割けるようになってほしいものです。
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